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彼らにはいくつかの掟がある(以下はあくまで原則であって、各シリーズによって細部が異なる場合や例外も多い)。
代表的なものとして、
* 依頼料(頼み料)は原則として全額先渡し<ref group="注">『仕掛人』のみ前金・後金の2回払い。</ref>で、依頼料はその内容に関わらず参加した人数で均等に分ける。依頼を受けるかは個々の自由であり断ることもできるが、金を受け取れば必ず依頼を遂行しなければならない。依頼料は数十両から数文など、シリーズや話によってかなり幅があるが、金額にかかわらず、仕事の際には金を受け取るのが原則である<ref group="注">『必殺仕事人III』第32話のように、突発的な理由で結果的にただ働きになってしまったこともある。</ref>
* 裏切りや裏稼業の掟に背くことは当然許されない。また、奉行所や敵に捕まったりした場合も原則として救出は無く、グループの危機を招いた場合は仲間内で粛清されることもある。ただ、実際には何らかの方法(江戸を出てほとぼりを冷ます、仲間の反対や掟を押し切った助けがくる、仲間が依頼通りに捕えた敵の仕置きに向かう、など)で切り抜けることが多い。
* 仲間(あるいは他の裏稼業者)以外に裏稼業を知られてはいけない。もし、知られた場合には相手が誰であろうと抹殺しなければならない。しばしばストーリーの鍵となる掟であるが、実際にこの掟によって目撃者が殺されることは非常に少ない。むしろ[[西順之助]]など、それをきっかけに仲間入りすることもある。