「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の版間の差分

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: 2014年の映画『[[獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ]]』には、桐生ダンテツもその名を知る伝説の戦士として登場する。本作品の最終回で天の世界に去った後の20年間の動向は語られておらず、疑問に思った演者の望月祏多が監督に尋ねたところ「諸国を漫遊していた」と言われたという<ref>『HYPER HOBBY』2014年2月号、徳間書店、p.18</ref>。
:; アームド・ティラノ{{R|gahou128|30大150}}
:: ティラノレンジャーがドラゴンレンジャーの装備であるドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、そして獣奏剣を装備した姿。龍撃剣と獣奏剣の二刀を駆使して戦う。通常の8倍の力を持つ
:: ドーラアンタイオス戦<ref group="ep" name="43話">第43話。</ref>とドーラユニコーン戦<ref group="ep" name="45話">第45話。</ref>で変身した。
:
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: バンダイデザイナーの[[野中剛]]は、前作『ジェットマン』のバードブラスターの売上が好調であったことから、同様に動物の顔がついたデザインにしたと述べている{{R|21stvol1334}}。
:; レンジャーガン{{R|gahou126|30大149}}
:: レンジャースティックを変形させたエネルギーガン{{Sfn|パーフェクト超百科|2011|p=52}}。発射されるプラズマ状エネルギーは1メートル四方の鋼鉄を溶かす威力がある。
:; レンジャーソード{{R|gahou126|30大149}}
:: レンジャースティックを変形させた剣。刀身に送ったエネルギーを超振動エネルギーに変換して分厚い鉄板を切り裂く程の切れ味を発揮すると同時に、先端から電撃を放つことも可能。
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; サーベルダガー{{R|gahou128|30大150}}
: ボーイの個人武器である二本一組の'''ダガー'''がタイガーレンジャーの力で変化した短剣。虎の牙を模していて、刃の両側には可動式の爪が付いており、これで敵の武器を受け止めて防御に使うこともできる。投げて使用することも多い。
: サーベルダガを用いた技はタイガー分身の術との組み合わせで敵を翻弄しながら、サーベルダガを投げつける'''タイガーバイト'''。ドーラニンジャ戦で使用。
: ハウリングキャノンの左右砲門の外側を形成。
; プテラアロー{{R|gahou128|30大150}}
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: ハウリングキャノンの前上部を形成。
; ハウリングキャノン{{R|gahou126}}{{Sfn|30大戦隊超全集|2007|pp=150-151|loc=「ジュウレンジャーの合体武器」}}
: 伝説の武器を合体させた必殺バズーカ砲。マンモスレンジャーが空中に放り投げたバズーカ形態のモスブレイカーを核に、プテラレンジャーが転送させたプテラアローが横向きに合体。そのプテラアローにトリケラレンジャーが転送させたトリケランスとタイガーレンジャーが転送させたサーベルダガーが合体し、龍撃剣を手にしたティラノレンジャーがジャンプして龍撃剣を直接上部に合体させて完成。完成したハウリングキャノンはティラノレンジャーが手にし、地上に着地後、ティラノレンジャーを中心にシューティングフォーメーションをとり、5人の生体エネルギーと武器のガイアトロンエネルギー{{Sfn|超戦力超百科|2013|p=38}}を一つにしたエネルギー光線を発射する。
:設定上、プテラアロー・トリケランス・龍撃剣を合体させた'''スーパーソードアロー'''とモスブレイカー・サーベルダガーを合体させた'''ツインホーンキャノン'''という形態にすることも可能である。
 
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=== 合体技 ===
; バベルアタック{{R|gahou126|30大149}}
: ティラノレンジャー、マンモスレンジャー、トリケラレンジャーを土台にタイガーレンジャー、プテラレンジャーが櫓を組んだ状態から5人のレンジャースティックを星型に合体させてエネルギーをスパークさせて放つ光線。
: ドーラナイト戦とドーラミラージュ戦で使用。ドーラナイト戦では初使用にもかかわらず、全く通用せずに跳ね返されてしまった。
: 『[[獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ|獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ]]』ではネオグリフォーザーに対して使用する。
; レンジャースリンガー・ファイナルショット{{R|gahou126|30大149}}
: レンジャースリンガーを5人同時に発射し、球体上のエネルギー弾とする必殺技。威力は通常の25倍{{R|30大149}}。初使用では巨大ドーラフランケにダメージを与え、等身大戦ではドーラレイガーを倒した。劇中での使用は、その2回のみ。
; コンビネーションクラッシュ{{Sfn|完全超百科|2006|p=51}}
: 伝説の武器で次々と攻撃を繰り出し、最後にティラノが止めを刺す。
 
=== 個人技 ===
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: ドラゴンレンジャーの技。両手にエネルギーを集中させて放つエネルギー弾。現代に復活した直後のジュウレンジャー戦で使用。
 
=== メカニックザウラーマシーン ===
これら3台のマシンは、タンク部にあるエネルギー炉・'''ガイアトロンコンバーター'''で駆動する。これは超太古の技術で現代人類だけでなく古代人類にも原理は解明できないと言われている{{R|gahou131}}。また、3台ともメンバーの変身前でも常用された。必殺技は、3台で一斉にガイアトロン弾を発射するザウラーバスター{{Sfn|完全超百科|2006|p=52}}
; ロードザウラー1
: ティラノレンジャー専用の[[オートバイ|バイク]]。最高速度は時速320キロメートル{{R|超世紀182|gahou131|30大151}}。3連バルカン砲{{R|gahou131|30大151}}{{efn|書籍『超世紀全戦隊大全集』では、名称を'''ガイアトロン砲'''と記述している{{R|超世紀182}}。}}を装備。
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神の存在は守護する恐竜の存在と同調しており、地球から全ての恐竜が絶滅した場合、役目を終えた神はこの世からいなくなる。バンドーラによる恐竜絶滅によってほぼ全ての恐竜が息絶えたが、キングブラキオンの体内にて雄と雌一対の卵が安置されたために消滅が免れた。この卵がのちに戦いの鍵となる。
 
初期メンバーの守護獣はコクピットに乗り込んだジュウレンジャーが、コンソールを操作して、ジュウレンジャーが描かれている左側パネルと守護獣が描かれてる右側パネルを同調させ、恐竜が描かれている上部中央のパネルと繋げる'''合身'''を行うことで力を高める。
 
CG技術のない当時の撮影関係により、戦闘時に全ての守護獣が単体で活動することはない。そのため、体当たりなどの接近戦は着ぐるみの関係でティラノザウルスとドラゴンシーザーの役割である。また、作中で見られるメインの守護獣5体の行進は、背景をローラー回転させつつ遠方に着ぐるみのティラノザウルスの足踏み、他4体がカメラ至近距離に設置されたミニチュアを揺らすという、遠近法を活かした組み合わせで撮影された{{R|超世紀68|21stvol6}}。
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: [[ドラゴン]]の姿をした、ヤマト族のもう1体の守護獣。体色は黒と緑。召喚時は海中から出現する。初登場は第21話でドラゴンレンジャーが獣奏剣を入手したことで召喚が可能になった。
: 基本的には獣奏剣から発せられる音色からの指示を受けるが、ティラノザウルスたちと同型のコクピットも備えている<ref group="ep" name="42話">第42話「ブライ死す…」より。</ref>。
: 武器は指から放つ超高熱光弾'''ドラゴンハーレー'''{{R|超世紀182|gahou132|30大152}}と[[ドリル]]型尻尾の'''スピニングシーザー'''{{R|超世紀182|gahou132|30大152}}。防御面では胸部の'''ブレストラー'''にエネルギーを集中して'''ペンタゴンバリアー'''を発生させる。単体で巨大ドーラモンスターを倒したことはないが、初陣では巨大グリフォーザとラミイスコーピオンとの2対1をこなした。
: 暴れん坊だが、子供にかっこいいポーズを取ってとねだられたら照れたり、亡きブライを恋しがったりする一面も見せている。
: ドラゴンレンジャー亡き後は獣奏剣を受け継いだティラノレンジャーの手で召喚されるようになり、ゲキ同様にブライの死を乗り越えた。
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: 武器は上部に備えられた2門の'''獣戦車キャノン'''{{R|超世紀182|gahou132|30大154}}。5体の守護獣の目から放つビーム攻撃の'''獣戦車ストーム'''{{R|gahou132|30大154}}。大獣神から戻ったり、上半身だけを大獣神にすることも可能で、第6話ではこれを利用したトリッキーな戦いを見せた。
 
=== 巨大神 ===
; {{読み仮名|大獣神|だいじゅうじん}}
: 第6話から登場。ダイノタンカーが「'''発動・大獣神'''」を合図に変形した巨大{{Sfn|完全超百科|2006|p=53}}{{Sfn|パーフェクト超百科|2011|p=54}}
: 武器・技は空から飛来する'''恐竜剣ゴッドホーン'''{{R|超世紀182|gahou132|30大154}}とジュウマンモスの顔部が変形した'''マンモスシールド'''{{R|gahou132|30大154}}を手持ち武器とし、頭部の角からの'''大獣神ビーム'''{{R|gahou132|30大154}}、目から放つ'''破壊光線'''と'''吸引ビーム'''{{R|gahou132}}、背中の2門砲身からの光線やマンモスシールドの両目部分から放つ光線も使用。
: 必殺技はゴッドホーンの刀身から雷光を発生させた状態でジュウレンジャーと大獣神が同じ掛け声で放つ'''{{読み仮名|超伝説・雷光斬り|ちょうでんせつ・らいこうぎり}}'''{{R|30大154}}。右手一本で高く掲げ斜めに切り下ろすのが基本パターンだが、右下から斜めに切り上げることもある。強化したドーラモンスターに通じなかったこともあり、復活した大サタンとの第1戦では投げつけた剣自体を消し飛ばされてしまった。
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: 合体シーンは、走行しながらの描写や合成によりミニチュアとスーツを切り替えるなど、革新的な要素が多く盛り込まれ、以降の作品でも踏襲している{{R|21stvol6}}。
; {{読み仮名|剛龍神|ごうりゅうじん}}
: 第22話から登場。ドラゴンシーザー、ジュウマンモス、トリケラトプス、サーベルタイガーが「'''合体・ドラゴンミッション'''」の合図で合体した巨大{{Sfn|完全超百科|2006|p=53}}{{Sfn|パーフェクト超百科|2011|p=54}}。機動力を活かしての戦闘を行う。ドラゴンレンジャーは搭乗せず、操縦は大獣神同様にティラノレンジャーたち初期メンバーだけで行う{{efn|基本的にメインシートにはティラノレンジャーが座るが、25話はマンモスレンジャーが座った。}}。
: 主な武器はドラゴンシーザーの尻尾と胸のペンタゴンが合体したドリルの槍の'''剛龍槍ドラゴンアントラー'''{{R|gahou132|30大154}}と命中した対象を溶かす角型ブーメランの'''ヒートホーン'''{{R|gahou132|30大154}}。ドラゴンアントラーを回転させることで'''アントラーバリヤー'''{{R|gahou132|30大154}}も発生させる。また、ヒートホーンはドーラフランケやドーラタロスには通じず、あっさり跳ね返されてしまったこともあった。
: 必殺技はドラゴンアントラーのドリルを高速回転・発光させ、ジュウレンジャーと剛龍神が同じ掛け声放ちながら敵を貫く'''{{読み仮名|超爆裂龍神突き|ちょうばくれつりゅうじんづき}}'''{{R|gahou132|30大154}}。
: 初登場時はブライとドラゴンシーザーがジュウレンジャーの一員になったことを祝しての合体であり、戦闘を行うことはなかった。
; {{読み仮名|獣帝大獣神|じゅうていだいじゅうじん}}
: 第31話から登場。大獣神とドラゴンシーザーが'''獣帝合体'''した巨大{{Sfn|完全超百科|2006|p=53}}{{Sfn|パーフェクト超百科|2011|p=54}}。ドラゴンシーザーが変形した鎧を大獣神が頭部・両肩・両腕に装備。大獣神や剛龍神とは逆に射撃戦を主体としている。
: 胸と肩から必殺光線'''カイザーバースト'''{{R|gahou132|30大154}}を放ち、肩からはミサイル'''ショルダーブラスト'''{{R|30大154}}も放つ(劇中未使用)。
: 必殺技は全エネルギーを胸に集めて放つ'''エンパイアアタック'''{{R|超世紀182|gahou132|30大154}}{{efn|当初{{いつ|date=2018年2月}}は「エンパイアタック」だった。}}。超伝説雷光斬りの2.5倍の破壊力を誇り{{R|30大154}}、サタンフランケとドーラシルキスを倒した。
: 単独で登場したのは僅かに3回のみで、究極大獣神になることなく勝利したのは第38話のドーラシルキス戦のみ。第48話では砂地獄に飲み込まれるキングブラキオンを助けようとするも、バンドーラの妨害により失敗。
: 玩具ではドリル部とブレストラーに分割したドラゴンアントラーを左右の肩に装着することもできるが、素の状態でもスーツが非常に重く、これ以上パーツを増やせなかったため劇中への登場は見送られた{{Sfn|アートコレクション 戦隊ロボ編|2002|p=94 }}。
; {{読み仮名|究極大獣神|きゅうきょくだいじゅうじん}}
: 第31話から登場。獣帝大獣神とキングブラキオンが'''究極合体'''した最強巨大{{Sfn|完全超百科|2006|p=53}}{{Sfn|パーフェクト超百科|2011|p=54}}。獣帝大獣神がキングタンカーに騎乗し、余ったドラゴンアントラーのパーツがキングブラキオンと合体することで完成する。大獣神本来の姿であり、大サタンに正面から立ち向かえる唯一の存在。かつての大サタンとの戦いで傷ついたことから、究極大獣神の姿を維持できなくなっていたが、ジュウレンジャー6人が碑文の石碑に各々の称号と共に守護獣メダルをはめ込み、それにより生じた力で究極大獣神への合体が可能になった。究極の名に恥じず、作中では無敗。
: キングブラキオンに乗った大獣神の上から変形したドラゴンシーザーが装着するという変則合体を行ったこともある。
: 必殺技は全身の火器を一斉発射する'''グランバニッシャー'''{{R|超世紀182|gahou132|30大154}}。ドーラ金角・ガンサク・アンタイオス・タロス(強化も含む)を倒した。大サタン相手に使用した際は、初降臨時は完全に倒すことはできなかったが、最終決戦では強化ドーラタロスと共に完全に倒した。最初のドーラタロス戦ではカイに洗脳された子供たちを救出するためにコクピットのある頭部以外の部分を攻撃して倒している。
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* {{Cite book |和書|year = 2002|title = 25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻|publisher = 勁文社|isbn = 4-7669-4108-X|ref = {{SfnRef|完全マテリアルブック 下巻|2002}}}}
* {{Cite book |和書|year = 2002|title = スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編|publisher = [[メディアワークス]]|isbn = 4-8402-2139-1|ref = {{SfnRef|アートコレクション 戦隊ロボ編|2002}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2006-04-25|title =決定版 全スーパー戦隊 完全超百科|publisher = 講談社|isbn = 4-06-304567-6|ref = {{SfnRef|完全超百科|2006}}}}
* {{Cite book|和書|year = 2006|title = スーパー戦隊画報|volume = 第2巻|publisher = [[竹書房]]|ISBN = 978-4812427583|ref = {{SfnRef|スーパー戦隊画報|2006}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2011-05-25|title =決定版 全スーパー戦隊 パーフェクト超百科|publisher = 講談社|isbn = 978-4-06-304815-5|ref = {{SfnRef|パーフェクト超百科|2011}}}}
* {{Cite book |和書 |date=2011-12-15 |title=東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱 [上之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1975-1995 |publisher=グライドメディア |isbn=978-4813021636 |ref={{SfnRef|百化繚乱 上之巻|2011}} }}
* {{Cite book|和書|date = 2013-06-21|title =決定版 全スーパー戦隊 超戦力超百科|publisher = 講談社|isbn = 978-4-06-304838-4|ref = {{SfnRef|超戦力超百科|2013}}}}
* {{Cite book|和書|date=2016-11-30|title=スーパー戦隊 TOY HISTORY 40 1975-2016|publisher=ホビージャパン|series=ホビージャパンMOOK|isbn=978-4-7986-1338-3|ref={{SfnRef|TH40|2016}}}}
*『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀』講談社〈講談社シリーズMOOK〉