「マツダ・ロードスター」の版間の差分

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キャリーバッグ → スーツケース
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[[1998年]]に初の[[モデルチェンジ (自動車)|モデルチェンジ]]が行われた。日本国内では初代の販売チャンネルである [[ユーノス店]]が廃止されたため、'''マツダ・ロードスター'''の名称での販売となった。
 
開発主査は先代途中より就任した[[貴島孝雄]]が引き続き担当。チーフデザイナーは林浩一。初代のアイデンティティの1つであった[[リトラクタブル・ヘッドライト|リトラクタブルライト]]は軽量化や[[ヨーイング|ヨー]][[慣性モーメント]]低減、対人衝突時に与えるダメージの低減などのため廃止され、全幅は5mm(諸元上5mm単位の記載になるので実際は3mm)拡大された。
 
性能面では[[サスペンション]]・ジオメトリーの見直しと補強の追加が施された。グラム単位でムダを省き、各部を徹底的に見直すこと(通称「グラム作戦」)により重量増を最小限に抑えた。初代ではビニールスクリーンだったリアウィンドウはガラス製へと変更された。オプション販売されている脱着式ハードトップは初代と設計を共通化することで、2代目にも装着可能になっている(デフォッガーハーネスの形状は違うので、NAからは変換が必要)。ルーフをシート後方にトランクとは独立して収納することにより、屋根の開閉の状態にかかわらず幌のモデルと同じトランク容量を確保している。
 
また、初代のマイナーチェンジ時に廃止された1,600ccエンジンを搭載するモデル('''NB6C型''')が復活し、可変吸気システムを搭載し改良された1,800ccエンジンを搭載するモデル('''NB8C型''')とともに販売された。NB6C型には5速MTが、NB8C型には6速MTがそれぞれ組み合わされた。
 
2000年にマイナーチェンジ(NB2型)が行われ、フロントマスクとテールランプを中心にエクステリアに手が加えられ、座席シートの軽量化とデザイン変更、メーターパネルのデザイン変更、インパネのデザインを一体感あるものにするなどの変更がなされた。ボディは、サイドシル内部の構造変更などにより、ボディ剛性が強化された。キーレスエントリーの採用や、センターコンソール周辺のデザインの見直しも行われた
このマイナーチェンジでは1,800ccのエンジンの可変吸気システムが廃され、その代わりにマツダの[[可変バルブ機構]]であるS-VT機構が搭載されたBP-VE型へ変更、馬力・トルクともに向上している。
 
その後、衝突安全性の向上、新騒音・[[自動車排出ガス規制|排ガス規制]]対応、自己診断装置(OBD)の国際基準対応、および燃費向上のため、NB3型、NB4型とマイナーな変更が施された<ref>[http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2000/200007/0718c.html オープンスポーツカー「ロードスター」をビッグチェンジ] - マツダ 2000年7月18日</ref>。
 
その後、[[2002年]][[7月9日]]<ref>[http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2002/200207/0709.html 「マツダロードスター」をよりスタイリッシュにリフレッシュ] - マツダ 2002年7月9日</ref>、[[2003年]][[9月18日]]<ref>[http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2003/200309/0918.html 「マツダロードスター」を一部商品改良] - マツダ 2003年9月18日</ref>に一部改良が行われた。