「ノースチャイナ・デイリー・ニューズビル」の版間の差分

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==歴史==
このビルの建築は上海で英字紙を発行していた[[ノースチャイナ・デイリー・ニューズ]]が[[1921年]]に始めた。設計と建設は新聞社のオーナーであったヘンリー・E・モリスの弟であるゴードン・モリスが設立したレスター・ジョンソン&モリスが執り行った。このビルは[[1923年]]の[[6月]]に完成し、[[1924年]][[2月16日]]に引き渡された。また、このビルには新聞社のほか[[コーネリアス・バンダー・スター]]の設立した[[AIG]]の前身であるアメリカンアジアティックアンダーライツ(American Asiatic Underwriters AAU)が入していた。
 
[[第二次世界大戦]]期の[[日本]]の上海占領期には日本邦字紙である[[大陸新報]]社が入店使用していた。第二次世界大戦で日本が敗退し、[[国共内戦]]で[[中国共産党]]が勝利を収め、[[1949年]]に上海を占領すると、ノースチャイナ・デイリー・ニューズはその2年後の[[1951年]]に営業を停止し、ノースチャイナデイリーニュースビルは上海市によって差し押さえられた。
 
[[1998年]]、AAUの後に成立したAIGの支店であるアメリカ国際保険(American International Assurance AIA)がこのビルを買い戻し、現在も経営を行っている。
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==建築様式==
[[File:North China Daily News Building Shanghai Simon Fieldhouse.jpg|thumb|200px|left|ノースチャイナ・デイリー・ニューズビルの正面図]]
ノース・チャイナ・デイリーニューズビルは[[鉄筋コンクリート]]であり1階から2階は[[御影石]]で外壁を覆っている。また、[[新古典主義]]と[[ルネサンス]]的な要素を持ち合わせている。敷地面積は1043m<sup>2</sup>。
 
{{上海外灘の建築物}}