「トリック (テレビドラマ)」の版間の差分

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== 概要 ==
自称天才マジシャン・'''山田奈緒子'''と、日本科学技術大学物理学教授・'''上田次郎'''のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していく[[ミステリー]]ドラマ。
自称天才マジシャン・'''山田奈緒子'''と、日本科学技術大学物理学教授・'''上田次郎'''のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していく[[ミステリー]]ドラマ。ミステリー(謎解き)が基本ではあるが、コメディ要素もふんだんにちりばめられているのが特徴。笑いを誘う人物設定(名前・見た目)、セリフ回し、出演者に関するネタ(本人ネタ・楽屋ネタ)や[[裏番組]]をもじった地名や小道具(張り紙・看板・習字等)、漫画作品のオマージュなどの小ネタが多く、独特の演出と雰囲気が話題となってヒットする。何かとコメディ要素が目立ちがちだが、真相は無情でやるせない結末(逮捕前に犯人が死亡するなど)により事件の幕は降りるのがパターンとなっており、脚本は[[横溝正史|横溝]]作品を踏襲した内容が多い。なお、何かとセリフ(特にネタ台詞)やオチには妙な効果音がつく。基本的には1エピソード2話構成である(例外的に第1シリーズの「母之泉」は3話、「千里眼の男」は1話、第2シリーズの「六つ墓村」及び「100%当たる占い師」は2.5話<第3話が2部構成>となっている)。
ミステリー(謎解き)が基本でアウトラインは[[横溝正史|横溝]]作品を踏襲した内容が多い。番組全体的にバラエティ番組の要素をドラマに取り入れたような構成になっており、ストーリーには関係のないギャグやパロディ的なおちゃらけを多用し、台詞、視覚的或いは音響効果で笑わす演出が多用されている。コメディ要素が目立ちがちだが、真相は無情でやるせない結末で逮捕前に犯人が死亡、事件が解決しても被害者の救済はされず、文字通り、救いのない物語が多い。
出演者には芸人、コメディアン、また過去に話題になったタレントらが多数起用されている。
基本的には1エピソード2話構成である(例外的に第1シリーズの「母之泉」は3話、「千里眼の男」は1話、第2シリーズの「六つ墓村」及び「100%当たる占い師」は2.5話<第3話が2部構成>となっている)。
 
「人間が引き起こす超常現象を解明していく」というスタンスだが、超能力を全否定していない話もある<ref>例を挙げると、「母之泉」の霧島澄子は教祖として行った様々な現象を奈緒子と上田によって科学的に解明されたものの、本人は本物の読心能力があると自負しており(本人曰く「教祖となって人を騙すようになったのは津村にそそのかされたため」)、死に際には奈緒子の幼少期の記憶を詳細に語っている。</ref>。