「當麻寺」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
最新情報に更新
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
17行目:
'''當麻寺'''(たいまでら、常用漢字体:'''当麻寺''')は、[[奈良県]][[葛城市]]にある7世紀創建の寺院。法号は「禅林寺」。山号は「二上山」<ref>古代の寺院には山号はなく、「二上山」は後から付けられた山号である。</ref>。創建時の[[本尊]]は[[弥勒仏]](金堂)であるが、現在信仰の中心となっているのは[[当麻曼荼羅]](本堂)である。宗派は[[高野山真言宗]]と[[浄土宗]]の並立となっている。開基(創立者)は[[聖徳太子]]の異母弟・麻呂古王とされるが、草創については不明な点が多い。
 
西方[[極楽浄土]]の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、[[曼荼羅]]にまつわる[[中将姫]]伝説で知られる古寺である。毎年54月14日(2019年より、2018年までら5月17日)に行われる[[聖衆来迎練供養会式|練供養会式]](ねりくようえしき)には多くの見物人が集まるが、この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものである。[[奈良時代]] - [[平安時代]]初期建立の2基の三重塔(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られる。
 
大和七福八宝めぐり([[三輪明神]]、[[長谷寺]]、信貴山[[朝護孫子寺]]、'''當麻寺'''中之坊、[[安倍文殊院]]、[[おふさ観音]]、[[談山神社]]、[[久米寺]])の一つに数えられる。