削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
43行目:
街の横丁にたどりつきそのダンボール箱を開けると中には黒い[[サングラス]]がぎっしりとつまっていた。そのうちのひとつを手にとると残りはダンボール箱のままゴミ箱に捨てた。
 
何気なくそのサングラスをかけて街をブラブラと歩き始めた。すると街の景色が何やらいつもと違って見える。宣伝の平凡な写真の[[看板]]や[[カリブ海]]旅行の看板をメガネを通して見ると、「[[命令]]に従え」「[[結婚]]して、[[出産]]せよ」と書いてある。サングラスを通して見ると、[[雑誌]]にも[[新聞]]にも[[テレビ放送]]でも「[[消費]]しろ」「考えるな」「眠っていろ」「[[権力]]に従え」などの不気味な命令文に満ち満ちているのが見える。しかも街中の裕福そうな人々の大半は[[骸骨]]のような恐ろしい顔をした[[エイリアン]]だった。エイリアンが人間のふりに[[擬態]]をしていたのだ。このサングラスはエイリアンの本当の姿およびエイリアンらが作り出している[[洗脳]]信号を見抜くことができるサングラスだったのだ。
 
すると突然、[[警官]]がナダに襲いかかってきた。サングラスを通して見ると、その警官もエイリアンである。実は既に地球にはエイリアンが溢れており、[[政府]]の中枢も[[テレビ局]]にもエイリアンが人間に[[擬態]]をして入り込んでいて人間は彼らに[[支配]]されていたのだ。人間達はニセの現実の中に生かされていたのだ。
121行目:
</ref>
 
この作品では、邪悪な骸骨のようなエイリアン([[異星人]])が[[テレビ]]放送、[[マスメディア]]を用いて自分たちの姿を地球人であるかのようにいつわり、また[[洗脳]]手法、例えば[[サブリミナル効果]]の手法を用いて人々を支配している様子が衝撃的に描かれている。
 
劇中主演の[[ロディ・パイパー]]と[[キース・デヴィッド]]が約6分にわたって繰り広げる[[バックドロップ]]などの[[プロレス技]]を応酬する喧嘩シーンがある。また後半に劇中の登場人物が暴力的な映画を糾弾する内容のテレビ番組を見ているシーンがあり、その番組の中でコメンテーターが「カーペンター監督作品は特に酷い」と名指しで批判しているといったジョークを挿入している。