「哲也-雀聖と呼ばれた男」の版間の差分

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=== 魚津 ===
; 金剛上人(こんごうしょうにん)
: 魚津の郊外にある山寺の住職である僧侶。一見まともだが、実態はとんでもない破戒坊主。
: 玄人を見つけてはそれっぽい説教をし、寺に連れ込んで[[治外法権]]であることを利用し、高レートの麻雀を打つ。銀鬼・銅鬼と組み3対1で有り金を巻き上げ、金が無くなった玄人は寺でこき使っていた。敷地内にそれらしき墓があったり、「死ぬまでこき使ってやるわ」と言っていたりすることから、負けた玄人達の末路は悲惨なものである可能性が高い。
: 特別な技は使わないものの、坊主の修行を通して他人の「気配」を読むことに長ける。それを利用して通しを全く出さない連携プレイや同時リーチ等で哲也を翻弄した。リーチをかければかわせないためにテンパイした者に振り込んだり、ツモ和了で仲間の点棒を削ることもあるが、相手を必ず3位以下(誰かが4位になっても、清算する金銭の出所は同じのため)にすれば、坊主3人の勝利となるウマオカのルールを採用し、それにより無敗を誇っていた。しかし、気配を読み、房州の教えを思い出して「完全に」気配を消し去る事に成功した哲也に逆転負けを喫する。勝負後は精神不安定になり、哲也を「自分に仏罰を与えるために顕現した御仏だな」とエキサイトしてしまい、それまで自分が葬ってきた玄人達の霊に怯えるかのような事を喚きながら発狂。「わしが悪かった」と言いながら墓を掘り出し、玄人たちを供養すると言っていた。