「アルファ粒子」の版間の差分

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アルファ粒子は[[不安定核]]の[[アルファ崩壊]]にともなって放出される。+2の[[電荷]]を帯びており、[[ローレンツ力]]によって[[電場]]や[[磁場]]で屈曲される。
 
α線の速さは核種によって違うが、おおむね {{Val|1.5|~|2.0|e=7|ul=m/s}}(秒速1万5000キロから2万キロ)程度である<ref>[[親切な物理]](下)P378</ref>。真空中における[[光速]] {{Cite book Val|author=渡辺久夫 2.99792458|yeare=2003 8|titleu=[http:m//www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=15303934s}} 親切と比較すると、α線の速さは光速の数%程度にも達するということに物理 (下)]る。
|page=378 |publisher=[[復刊ドットコム]] |isbn=978-4-83-544069-9 }}</ref>。真空中における[[光速]] {{Val|2.99792458|e=8|u=m/s}} と比較すると、α線の速さは光速の数%程度にも達するということになる。
 
[[電離]]作用が強いので透過力は小さく、紙や数[[センチメートル|cm]]の空気層で止められる。しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合の[[被曝|内部被曝]]には十分注意しなければならない。