「キャプテン・マーベル (映画)」の版間の差分

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| 製作 = [[ケヴィン・ファイギ]]
| 脚本 = {{仮リンク|メグ・レフォーヴ|en|Meg LeFauve}}<br />{{仮リンク|ニコール・パールマン|en|Nicole Perlman}}<br />{{仮リンク|ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット|en|Geneva Robertson-Dworet}}<br />リズ・フラハイヴ<br />カーリー・メンチ<br />アンナ・ボーデン<br />ライアン・フレック
| 原作 = {{仮リンク|ロイ・トーマス (漫画家)|en|Roy Thomas|label=ロイ・トーマス}}<br />{{仮リンク|ジーン・コラン|en|Gene Colan}}<br />『[[キャロル・ダンバース|キャロル・ダンヴァース]]』
| 出演者 = [[ブリー・ラーソン]]<br />[[サミュエル・L・ジャクソン]]<br />[[ベン・メンデルソーン]]<br />[[ジャイモン・フンスー]]<br />[[リー・ペイス]]<br />{{仮リンク|ラシャーナ・リンチ|en|Lashana Lynch}}<br />{{仮リンク|ジェンマ・チャン|en|Gemma Chan}}<br />[[アネット・ベニング]]<br />[[クラーク・グレッグ]]<br />[[ジュード・ロウ]]<!-- Order per start of filming press release: https://news.marvel.com/movies/86686/production-underway-marvel-studios-captain-marvel/ -->
| 音楽 = {{仮リンク|パイナー・トプラク|en|Pinar Toprak}}
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== 概要 ==
「[[マーベル・コミック]]」の[[アメリカン・コミック]]『[[キャロル・ダンバース|キャロル・ダンヴァース]]』([[キャプテン・マーベル (マーベル・コミック)|キャプテン・マーベル]])の実写映画化作品で、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を同一の世界観の[[クロスオーバー作品]]として扱う『[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]』シリーズとしては、第21作品目の映画となる。
 
監督と脚本は{{仮リンク|アンナ・ボーデン&ライアン・フレック|en|Anna Boden and Ryan Fleck|label=アンナ・ボーデンとライアン・フレック}}が務め、また{{仮リンク|メグ・レフォーヴ|en|Meg LeFauve}}、{{仮リンク|ニコール・パールマン|en|Nicole Perlman}}、{{仮リンク|ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット|en|Geneva Robertson-Dworet}}、リズ・フラハイヴ、カーリー・メンチらも脚本に参加している。[[ブリー・ラーソン]]がタイトルロールを演じ、ほかに[[サミュエル・L・ジャクソン]]、[[ベン・メンデルソーン]]、[[ジャイモン・フンスー]]、[[リー・ペイス]]、{{仮リンク|ラシャーナ・リンチ|en|Lashana Lynch}}、{{仮リンク|ジェンマ・チャン|en|Gemma Chan}}、{{仮リンク|アルゲニス・ペレス・ソト|en|Algenis Perez Soto}}、{{仮リンク|ルーン・タムティ|en|Rune Temte}}、[[マッケナ・グレイス]]、[[クラーク・グレッグ]]、[[ジュード・ロウ]]らが出演する。
 
本作は1995年を舞台に、[[1971年]]のコミック『{{仮リンク|クリー・スクラル・ウォー|en|Kree-Skrull War}}』のストーリーラインの要素を含みながら<ref name="Kree–Skrull War" />、ダンヴァースが[[キャプテン・マーベル (マーベル・コミック)|キャプテン・マーベル]]となる物語を描く。女性が単独主役のマーベルコミック原作映画は過去に『[[エレクトラ (2005年の映画)|エレクトラ]]』があるが、[[マーベル・スタジオ]]製作の単独映画や[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]の映画としては初となる<ref name="Seventeen" />。
 
== ストーリー ==
後天的にエイリアンのDNAを獲得し、超人的な特殊能力を持つに至った'''[[キャロル・ダンバース|キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル]]'''は、クリー人のエリート特殊部隊"スターフォース"に所属する地球人女性である<ref>{{cite web|url=https://ew.com/movies/2018/09/05/brie-larson-captain-marvel-interview/|title=Brie Larson talks suiting up as the 'flawed' but 'empowering' hero in Captain Marvel|last=Coggan|first=Devan|work=[[Entertainment Weekly]]|date=September 5, 2018|accessdate=December 15, 2018|archiveurl=https://www.webcitation.org/72Dm6AFWN?url=https://ew.com/movies/2018/09/05/brie-larson-captain-marvel-interview/|archivedate=December 15, 2018|deadurl=no|df=}}</ref>。そして[[1995年]]、彼女は故郷・[[地球]]の[[ロサンゼルス]]にあるレンタルビデオショップ[[ブロックバスター (企業)|ブロックバスター]]に墜落する<ref name="JPNmarvel">{{cite web|url=https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/news/20181101_01.html|title=『キャプテン・マーベル』日本版予告解禁!! 記憶を失ったミステリアスな女性ヒーロー<キャプテン・マーベル>登場!! "アベンジャーズ"誕生の鍵を握るヒーローの始まりを描く|publisher=Marvel.com|date=November 1, 2018|accessdate=December 15, 2018|archiveurl=https://www.webcitation.org/73nsBosXH?url=https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/news/20181101_01.html|archivedate=November 9, 2018|deadurl=no|language=日本語|df=mdy-all}}</ref>。彼女は過去の記憶を失っており、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされていた。そんな彼女の記憶に隠された秘密を狙って、自在に姿を変える正体不明の敵が現れる。そして、地球が2つのエイリアンの戦争に巻き込まれた時<ref name="FullCastAnnouncement"/>、彼女は後に地球最強のヒーローチーム「'''[[アベンジャーズ (マーベル・コミック)|アベンジャーズ]]'''」を結成させることとなる若き日のニック・フューリーと共に、自らの記憶をめぐる戦いに立ち向かっていくのであった。
 
== 登場人物・キャスト ==
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== 製作 ==
=== 企画 ===
[[2013年]]5月までに、[[ミズ・マーベル]]([[キャロル・ダンバース|キャロル・ダンヴァース]]が[[キャプテン・マーベル (マーベル・コミック)|キャプテン・マーベル]]を名乗る前の呼称)のスクリプトが[[マーベル・スタジオ]]のために執筆された<ref name="THRMay2013" />。プロデューサーのルイス・デスポジートはその年の後半、スタジオが女性のスーパーヒーロー映画に興味を持ち始めたと述べており、強い女性キャラクターを描くにあたり、キャプテン・マーベル、[[ブラック・ウィドウ (ナタリア・ロマノヴァ)|ブラック・ウィドウ]]、{{仮リンク|ペッパー・ポッツ|en|Pepper Potts}}、[[ペギー・カーター]]が候補にあったという<ref name="ComingSoonSep2013" />。マーベル・スタジオ社長の[[ケヴィン・ファイギ]]は、マーベルが女性が主役の映画を作るとしたら、オリジン(起源)ストーリーを描けるキャプテン・マーベルのようなキャラクターをMCUに迎えたいと述べた<ref name="BadassDigestMarch2014" />。[[2014年]]8月、ファイギは[[ブラックパンサー (マーベル・コミック)|ブラックパンサー]]とキャプテン・マーベルを扱った作品の製作が進行中と発表し、「これらの企画はファンによく質問される。『アイアンマン4』よりも、『[[アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー|アベンジャーズ3]]』よりも。この事実は注目しなければならないと思っている」と述べた<ref name="IGNAug2014" />。
 
2014年10月、ファイギは『キャプテン・マーベル』を[[マーベル・シネマティック・ユニバース]](MCU)のフェーズ3として[[2018年]][[7月6日]]に公開することを発表し<ref name="MarvelOct2014" />、本作がマーベル・スタジオ単独としては初の女性が主役の映画となった<ref name="Seventeen" />。映画はキャロル・ダンヴァースのバージョンに基づくことも発表され、ファイギは「重要なことは私たちが何をしたいかをはっきりとすることだ。彼女の冒険は地球に根づいているが、彼女のパワーは宇宙規模のものだ」と述べた<ref name="MarvelOct2014" />。ファイギは脚本家と監督はまもなく発表されるとし、女性のフィルムメーカーが検討されていることも加えた<ref name="Oct2014EventQA" />。
 
[[2015年]]2月、マーベルは本作の公開日を2018年[[11月2日]]に延期した<ref name="Feb2015Dates" />。4月上旬にファイギは、『[[アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン]]』の初期のドラフトにはキャプテン・マーベルが登場していたものの削除していたことを明かし、理由として「このタイミングではないと感じた。彼女がどんな人物かを知る前にコスチュームを着て完成した姿で飛んでいるのを見せたくなかった」と述べている<ref name="AvengersAoU" />。また本作の脚本家を2週間以内に発表すると述べ<ref name="FeigeApril2015" />、4月中旬、『[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画)|ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー]]』の共同脚本家{{仮リンク|ニコール・パールマン|en|Nicole Perlman}}と『[[インサイド・ヘッド]]』の共同脚本家{{仮リンク|メグ・レフォーヴ|en|Meg LeFauve}}が脚本を担当することが報じられた<ref name="WritersOfficial" />。彼女らは別々でキャラクターを描いていたが、ファイギの決定後は一つの脚本チームとなり<ref name="Writers" />、1か月以内に作業が開始した<ref name="ScreenwritersBegin" />。レフォーヴは「[[スーパーマンの呪い]]にも繋がる可能性のあるパワフルさがある中で、彼女の脆弱性が何かという点こそ私たちが把握しなければならないものだ」と述べた<ref name="LeFauveOct2015" />。
 
同年5月までに、マーベルは『キャプテン・マーベル』と『[[ブラックパンサー (映画)|ブラックパンサー]]』の監督について[[エイヴァ・デュヴァーネイ]]と議論を行っており<ref name="DuVernay" />、ファイギも多くの監督候補の中で彼女と会い2015年半ばから後半までに監督としての決定を予定していた<ref name="FeigeJune2015" />。同年9月、ファイギはキャスティングは[[2016年]]まで行わないと述べ、「キャロル・ダンヴァースを誰にしたいのか、映画の構造はどうなるのか、フェーズ3の映画の中で彼女の役割はどのようになるのかを見極めながら、現在は脚本に取り組んでいる」と述べた。プロデューサーのジェレミー・ラッチャムは、「キャラクターを生み出すのには責任が伴う。私たちは、彼女を誰が演じるかを知る前に、彼女が何者かを見極める必要がある」と述べた<ref name="FeigeSept2015" />。2015年10月、マーベルは再び公開日を延期し、[[2019年]][[3月8日]]とした<ref name="Phase3Update" />。
 
[[File:Brie Larson by Gage Skidmore 2.jpg|thumb|left|upright|『キャプテン・マーベル』のプロモーションをする[[ブリー・ラーソン]](2016年の[[サンディエゴ]]・[[コミコン・インターナショナル]]にて)]]
[[2016年]]4月、ファイギは2か月以内に監督が発表され、最初のキャストも2016年半ばに発表されると述べた。また本作でキャロル・ダンヴァースがキャプテン・マーベルになる旅が描かれることも明かした<ref name="FeigeApr2016" />。翌月、インディー・フィルムメーカーの{{仮リンク|エミリー・カーマイケル|en|Emily Carmichael (filmmaker)}}の名前が監督候補として浮上し<ref name="Carmichael" />、6月までに、[[ブリー・ラーソン]]がキャプテン・マーベルを演じることが明らかになった<ref name="Larson2" />。ラーソンの出演は2016年の[[サンディエゴ]]の[[コミコン・インターナショナル]]にて正式に発表された<ref name="LarsonConfirm" />。またコミコンでファイギは、監督候補が10名に絞られており、夏の終わりまでに決定したい旨を述べた<ref name="FeigeSDCC2016" />。8月、パールマンは『[[グリーンランタン]]』と類似していることからキャラクターのオリジンストーリーを変更したことを明かし<ref name="PerlmanAug2016" />、ファイギは「彼女の物語を描くのにとてもクールでユニークな方法があると思っている。限界と脆弱性に直面するダンヴァースが軸になっている。彼女はMCUで最もパワフルであり、ユニバースで非常に重要なキャラクターになるだろう」と述べた<ref name="FeigeOct2016" />。プロデューサーのネイト・ムーアは後に、MCUのオリジンストーリーの伝統的な構造を「まず問題を抱えている主役が登場し、第1幕の最後で力を得る。第2幕の最後で力を使いこなす。第3幕で同じような力を持ったヴィランと戦う」と説明し、観客に新しい経験を与えるためにそこから脱却しようとしていることを述べた<ref name="MooreMay2018" />。
 
2016年10月、ファイギは監督の発表が当初の想定より長くかかっていることを認め、スタジオがもう少しストーリーが固まるのを待ちながらポテンシャルのある監督たちと交渉していることを明かした。女性監督を任命することに関して再び言及されると、ファイギは「『キャプテン・マーベル』を素晴らしいものにするための必須条件ではないが、重要なことだと思っている」と述べた<ref name="FeigeOct2016" />。ファイギは2016年末までに監督を発表するとしたが<ref name="FeigeDirectorEnd2016" />、パールマンとレフォーヴが12月頃に脚本のプロット作業に入り、監督候補とのミーティングは[[2017年]]初頭に延期された<ref name="ScriptDirectorUpdate" />。
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2017年4月、マーベルは数多くのミーティングを経て、テレビと映画の両方で経験を積んでいる{{仮リンク|アンナ・ボーデン&ライアン・フレック|en|Anna Boden and Ryan Fleck|label=アンナ・ボーデンとライアン・フレック}}を監督に任命した<ref name="Directors" />。ファイギは、ボーデンとフレックが彼らの全作品でキャラクター主導の作品を作る能力を発揮させていることに感銘を受けたと述べている<ref name="FeigeVultureApr2017" />。撮影は[[2018年]]1月に[[ジョージア州]]の[[ファイエット郡 (ジョージア州)|ファイエット郡]]の[[パインウッド・スタジオ]]で開始予定だったが<ref name="FilmingLocation" />、その後ファイギは2018年2月まで開始しないとした<ref name="FebFilmingStart" />。
 
2017年7月までに、[[サミュエル・L・ジャクソン]]の[[ニック・フューリー]]としての出演が決定した<ref name="Jackson" />。2017年の[[コミコン・インターナショナル|サンディエゴ・コミコン]]でファイギは、本作の舞台が1990年代で、ヴィランとして{{仮リンク|スクラル|en|Skrull|label=スクラル人}}が登場し、コミックの『{{仮リンク|クリー・スクラル・ウォー|en|Kree-Skrull War}}』のストーリーラインからの要素が含まれていることを明かした<ref name="2017SDCC" /><ref name="Kree–Skrull War" />。また、舞台を1990年代に設定したことで、ダンヴァースを単体のヒーローとしてMCUのタイミングに組み込むことができたと述べた<ref name="FeigeMar2018" />。
 
[[ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ|ディズニー・アニメーション]]の新作『''[[:en:Gigantic (2020 film)|Gigantic]]''』の共同監督となり本作を降板したレフォーヴの後任として、{{仮リンク|ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット|en|Geneva Robertson-Dworet}}が8月中旬までに脚本作業を引き継いだ<ref name="Robertson-Dworet" />。パールマンもプロジェクトを離れたことを認めつつも、自身とレフォーヴによる初期のドラフトは最終脚本にも残っていることを述べた<ref name="PerlmanAugust2017" />。ロバートソン=ドゥウォレットは本作をアクション・コメディと表現し、彼女が脚本を務めた『[[トゥームレイダー ファースト・ミッション]]』の、ドラマチックなトーンになる前の初期の脚本になぞらえた<ref name="RobertsonDworetEWMar2018" />。ファイギは、「本作は『[[ターミネーター2]]』やストリートでの戦闘やカーチェイスなどといった90年代のアクション映画のオマージュを含んでいる。1990年代のアクションのジャンルはまだマーベル・スタジオが探求してこなかった分野だ」と述べ、また本作の大部分が宇宙空間で展開されることも明かした<ref name="FeigeMar2018" />。
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[[ロケーション撮影]]は[[2018年]]1月末に行われた<ref name="JanLocationShooting" /><ref name="LocationShooting" />。翌月、{{仮リンク|ジェンマ・チャン|en|Gemma Chan}}が{{仮リンク|ドクター・ミネルバ|en|Doctor Minerva}}役としてキャストに加わった<ref name="Chan" />。3月中旬、ワイズは彼女のテレビシリーズ『''[[:en:She's Gotta Have It (TV series)|She's Gotta Have It]]''』とのスケジュールの競合で降板となり<ref name="NoWise" />、翌日には代役として{{仮リンク|ラシャーナ・リンチ|en|Lashana Lynch}}が出演交渉を受けた<ref name="Lynch" />。月末までにリンチは出演が決定し、さらに[[ジャイモン・フンスー]]、[[リー・ペイス]]、[[クラーク・グレッグ]]が再び彼らの役コラス、ロナン、[[フィル・コールソン]]を演じることが報じられた。また、{{仮リンク|アルゲニス・ペレス・ソト|en|Algenis Perez Soto}}、{{仮リンク|ルーン・タムティ|en|Rune Temte}}、[[マッケナ・グレイス]]らの出演も決定した<ref name="FullCastAnnouncement" /><ref name="THRFilmingStart" />。同時にマーベルは、監督のボーデンとフレックやこれまでの脚本家レフォーヴ、パールマン、ロバートソン=ドゥウォレットに加え、新たな脚本家としてリズ・フラハイヴとカーリー・メンチのクレジットを発表した<ref name="FullCastAnnouncement" />。
 
[[主要撮影]]は2018年[[3月19日]]にロサンゼルスで開始した<ref name="FilmingStart" />。撮影監督は[[ベン・デイヴィス (撮影監督)|ベン・デイヴィス]]で、彼は製作中の『''Warbird''』と併行で撮影を行った<ref name="FilmingStartEnd" />。彼のMCU作品への参加は『[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画)|ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー]]』、『[[アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン]]』、『[[ドクター・ストレンジ (映画)|ドクター・ストレンジ]]』に続く4作目となる<ref name="FullCastAnnouncement" />。週の後半には、[[カリフォルニア州]]の[[オックスナード (カリフォルニア州)|オックスナード]]の[[ジム・ホール (レーサー)|ジム・ホール]]・レーシング・クラブで、ダンヴァースとフューリーが登場する[[1986年]]のカーニバルのシーンが撮影された<ref name="OxnardFilming" />。5月、[[アネット・ベニング]]が未発表の役にキャスティングされた<ref name="Bening" />。カリフォルニアでの撮影パートは[[6月23日]]に終了し、[[ルイジアナ州]]の[[バトンルージュ]]と[[ニューオーリンズ]]での2週間の追加撮影を経て<ref name="FullCastAnnouncement"/><ref name="CaliforniaFilmingEnd" />、[[7月6日]]に公式に撮影終了となった<ref name="FilmingEnd" />。
 
== 音楽 ==
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2017年4月、[[:en:NBC Olympic broadcasts|NBCオリンピック]]は[[2018年平昌オリンピック]]のクロスプロモーションとして、キャプテン・マーベルに着想を得たスキースーツを着たアメリカのスキーヤー、[[ミカエラ・シフリン]]の写真を公開した<ref name="NBCOlympics" />。映画のコンセプトアートは2017年の[[コミコン・インターナショナル|サンディエゴ・コミコン]]で発表された<ref name="2017SDCC" />。
 
2018年6月、ファイギは{{仮リンク|シネヨーロッパ|en|CineEurope}}にてラーソンによるダンヴァースの姿を公開した<ref name="CineEurope" />。
 
== 評価 ==