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福島県内に分布する太鼓台についての加筆
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{{出典の明記|date=2019年3月}}
'''太鼓台'''(たいこだい)とは、
 
# [[太鼓]]を載せる台。
# [[神社]]の[[祭礼]]において練り出される[[山車]]の一種。内部に[[太鼓]]が積まれており、太鼓に合わせて音頭をとって担ぐ。'''舁き山'''(かきやま、担ぎ山)と'''曳き山'''(ひきやま、引き山)がある。
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[[画像:Nadanokenkamatsuri-yatai42.jpg|thumb|150px|屋台内部の太鼓 [[灘のけんか祭り]]]]
[[画像:大阪 堺 西湊 ふとん太鼓.jpg|thumb|200px|[[大阪府]][[堺市]]の[[ふとん太鼓]] 堺型]]
 
* 台輪と呼ばれる土台部分に太鼓、担ぐための舁き棒(4本が最も多い)、高欄、四本柱と続き、この上に支輪と四方を飾る雲板、そしてその上に布団または重と呼ばれる屋根という構造が一般的である。
* 布団(重)は2~8重と地方ごとの伝統によって段数が異なる。また1段ごとに色が違うもの、1段ごと四隅に小さな房を付けたもの等様々である。
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=== 新居浜型太鼓台 ===
[[画像:Saijou mikoshi.JPG|thumb|upright=0.8|[[西条祭り]]の御輿屋台2006年10月 [[愛媛県]][[西条市]] [[伊曽乃神社]]祭礼]]
[[愛媛県]]の[[新居浜太鼓祭り]]や[[西条祭り]]などで見られる大型の太鼓台。豪華な金糸刺繍の飾り幕が施されており、高さ5.5m、重量2.5t(太鼓台に乗る指揮者などを含めると総重量は3t以上)となる。隣接する四国中央市や香川県坂出市などにも分布している。
 
=== '''福島県の太鼓台''' ===
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=== '''福島県の太鼓台''' ===
東北の[[福島県]][[中通り]]地方に伝わる太鼓台及び連山車は、西日本で見られるものとは異なる。こちらの太鼓台は曳山形式を取っており、また車輪の数は前輪・後輪が2つずつある。舵はある地域とない地域があり、例として[[二本松提灯祭り|二本松の提灯祭り]]の太鼓台には舵がない。屋根は破風屋根で蟇股と欄間に彫刻と金箔を施し、その下の四方にひさしの屋根を付ける。内部には前進する方向に締太鼓を3~4個設置、後方に大太鼓が置かれる。
 
太鼓台の内部では書いて字の通り、太鼓や笛を演奏するようになっている。一部に装飾品の幕を張り、運行する。昼間は前進方向の屋根に町の字紋などを染め抜いた旗を二本、交差させて置く。夜間は屋根に提灯を飾り付けるための枠を設置、300個以上の提灯を飾りつける。
 
[[二本松市]]の[[二本松神社]][[二本松提灯祭り|秋季例大祭]]を中心に、同市内小浜の塩松神社祭礼(通称・[http://evergreen-net.jp/2018/06/03/%E5%B0%8F%E6%B5%9C%E3%81%AE%E7%B4%8B%E4%BB%98%E7%A5%AD%E3%82%8A/ 小浜の紋付祭り])や[[本宮市]]の[[安達太良神社]]祭礼、[[郡山市]]の[[安積国造神社秋季例大祭|安積国造神社祭礼]]、[[大玉村]]の玉井神社祭礼など、[[二本松藩|旧二本松藩]]領域に多く見られる。[[福島市]]では[[連山車]]という名前で伝わっており、主に[[福島稲荷神社]]の祭礼にて曳き廻しが行われる。[[画像:Saijou mikoshi.JPG|thumb|160px|[[西条祭り]]の御輿屋台2006年10月 [[愛媛県]][[西条市]] [[伊曽乃神社]]祭礼]]
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
{{関連項目過剰|date=2019年3月}}
* [[東北]]
** [[二本松提灯祭り]]
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* [http://taikodai.web.fc2.com/ 友井保存会中南之町ふとん太鼓]
* [http://futondaiko.jugem.jp/ 伊丹市・宮前まつり/宮前ふとん太鼓のホームページ]
* [https://hiwasahachiman.com/ 日和佐八幡神社秋季例大祭]
* [http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/page/dir002875.html 二本松の提灯祭り]
 
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