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* {{Flagicon|TW}} 2018年[[9月21日]]<ref>{{Cite web|url=https://tw.news.yahoo.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%bd%b1%e5%a3%87%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e9%bb%91%e9%a6%ac-%e3%80%8c%e4%b8%80%e5%b1%8d%e5%88%b0%e5%ba%95%e3%80%8d%e5%bc%95%e7%88%86%e7%b6%b2%e8%b7%af%e7%86%b1%e7%83%88%e8%a8%8e%e8%ab%96-091712823.html|title='日本影壇年度黑馬 「一屍到底」引爆網路熱烈討論|publisher=Yahoo 奇摩 News|language=中国語|accessdate=2018-08-16}}</ref>
* {{Flagicon|THA}} 2018年[[10月4日]]<ref>{{Cite news|url=https://www.thaich.net/news/20180915am.htm|title=映画「カメラを止めるな!」がタイで2018年10月4日より劇場公開|accessdate=2018-09-15|date=2018-09-15|publisher= |newspaper=タイランドハイパーリンクス}}</ref>
* {{Flagicon|HKG}} 2018年[[10月25日]]<ref>{{Cite web|url=https://www.hk01.com/%E9%9B%BB%E5%BD%B1/227312/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9B%BB%E5%BD%B1-%E5%B1%8D%E6%AE%BA%E7%89%87%E5%A0%B4-10%E6%9C%88%E5%BA%95%E6%94%BB%E6%B8%AF-20%E8%90%AC%E6%B8%AF%E5%85%83%E6%88%90%E6%9C%AC%E6%94%B6%E8%B3%BA1200%E8%90%AC%E7%A5%A8%E6%88%BF|title=日本電影《屍殺片場》10月底攻港  20萬港元成本收賺1200萬票房|publisher=香港01|language=中国語|date=2018-08-26|accessdate=2018-09-14}}</ref>
* {{Flagicon|IDN}} 2018年[[11月28日]]<ref>{{Cite tweet|author=moxienotion|user=moxienotion|number=1066964885412765702|title=Selamat kepada 5 pemenang yang masing2 mendapatkan 2 TIKET NOBAR PREMIERE ONE CUT OF THE DEAD , 27 Nov 2018 di CGV Grand Indonesia.|date=2018-11-26|accessdate=2018-11-28}}</ref>
* {{Flagicon|MYS}} 2018年[[12月20日]]<ref>{{Cite tweet|author=TGV Pictures|user=TGVPictures|number=1067221626079649792|title=Coming in cinemas on 20 Dec.|date=2018-11-27|accessdate=2018-11-27}}</ref>
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| 次作 = [[#ハリウッド大作戦!|ハリウッド大作戦!]]
}}
『'''カメラを止めるな!'''』(カメラをとめるな!)は、[[2017年]]製作、公開の[[日本映画]]。監督&俳優養成スクール・[[電子|ENBUゼミナール]]の《シネマプロジェクト》第7弾作品。監督・[[上田慎一郎]]にとっては初の劇場長編作品<ref>{{Cite web| publisher=毎日新聞| title=シネマの週末・特選掘り出し!  カメラを止めるな!  凝った伏線、回収に感動| url= https://mainichi.jp/articles/20180622/dde/018/070/019000c|date=2018年6月22日 |accessdate=2018年6月26日}}</ref>。全編96分。
 
略称は「'''カメ止め'''」。海外タイトルは『'''ONE CUT OF THE DEAD'''』<ref>[http://intl.nikkatsu.com/sales/310.html One Cut of the Dead]、アジア地域配給の日活英語サイト</ref><ref>{{Cite news|title=20th Udine Far East Film Festival: Shinichiro Ueda and Harumi Shuhama Interview|date=2018-05-03|url=https://www.mymbuzz.com/2018/05/03/20th-udine-far-east-film-festival-shinichiro-ueda-hiroshi-ichihara-and-harumi-shuhama-interview/|accessdate=2018-06-25|language=en-GB|work=MyMBuzz}}</ref><ref>{{Cite news|title=NipPop @FEFF20: One Cut of the Dead|last=Staff|first=NipPop|url=https://www.nippop.it/it/media-and-arts/blog/jmagazine/media-arts/nippop-feff20-one-cut-of-the-dead|accessdate=2018-06-25|language=it-IT|work=NipPop}}</ref><ref>{{Cite news|title=One Cut of the Dead (2018) by Shinichiro Ueda|url=http://www.asianfilmvault.com/2018/04/one-cut-of-dead-2018-by-shuichiro-ueda.html|language=en-EN|date=2018-04-27|accessdate=2018-06-25}}</ref>。2018年公開時のキャッチフレーズは「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」「無名の新人監督と俳優達が創ったウルトラ娯楽作」。
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監督・[[上田慎一郎]]が2段構えの変わった構造の[[小劇場|小演劇]]{{efn2|2014年に解散した劇団「PEACE」の公演『GHOST IN THE BOX!!』<ref name="getnews180727">{{Cite interview|subject=上田慎一郎|interviewer=藤本エリ
|url=https://getnews.jp/archives/2064457|title=爆ヒット中の映画『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督インタビュー「映画が観た人の現実を前向きに動かしている。これほど嬉しいことはありません」|date=2018-07-27|program=[[ガジェット通信]]|accessdate=2018-08-03}}</ref>。「企画開発協力」でクレジットされている荒木駿はその公演の脚本家で、大坪勇太は当時の出演者である。公開拡大後は同作が「原案」としてクレジットされるようになり、同作の演出を担当した和田亮一が「special thanks」でクレジットされている。なお、配信版・BD/DVD版では荒木と和田の名前は無くなり、原案表示も再度なくなっていたが、後述の権利問題を経て、2019年2月27日以降は荒木のクレジットが復活し、和田は上田と共に「共同原作」としてクレジットされている。}}を見た際に着想を得て企画、プロットの執筆を開始<ref name="fjinterview">{{Cite interview|subject=上田慎一郎|interviewer=|url=http://www.fjmovie.com/main/interview/2018/06_camera-tomeruna.html|title=『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督インタビュー|date=2018-06-14|program=fjmovie.com|accessdate=2018-06-26}}</ref><ref name="INTRO2018061">{{Cite web| publisher=INTRO | title=上田 慎一郎(監督)映画『カメラを止めるな!』について【1/5】 | url=http://intro.ne.jp/contents/2018/06/17_1901.html |date=2018年6月23日 |accessdate=2018年6月26日}}</ref>。ENBUゼミナールに参加し、12人の役者が集まり[[ワークショップ]]した際に、設定を当て書きに変えクランクイン。冒頭の37分ワンカットのシーンは本当のトラブルと脚本としてのトラブルを混在させている<ref name="INTRO2018061" />。メインとなる廃墟の撮影は、[[水戸市]]フィルムコミッションが提供する芦山浄水場で6日間行われた<ref name=ibaraki>{{Cite news |title=「カメ止め」ロケ地巡る  ファンら、演技体験も  水戸、監督や俳優参加 |url=https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15510097341787 |newspaper=茨城新聞クロスアイ |date=2019-02-25 |accessdate=2019-03-20}}</ref>。
 
2017年11月にシネマプロジェクトの中の一作として『[[きみはなにも悪くないよ]]』とともに新宿[[K's cinema]]にて6日間限定でイベント上映。2018年6月から新宿K's cinemaおよび池袋[[ロサ会館|シネマ・ロサ]]の2館で単独劇場公開を開始<ref>{{Cite web|url=https://ciatr.jp/topics/309967|title=【前代未聞の37分ワンカット!】話題のゾンビ映画『カメラを止めるな!』って?|accessdate=2018-06-25|date=2018-05-17|website=ciatr.jp}}</ref>。初日舞台挨拶には[[フジテレビのアナウンサー一覧|フジテレビアナウンサー]]・[[笠井信輔]]が鑑賞に来ており、映画宣伝担当者の声を受け、飛び入りで司会を担当した<ref>{{Cite news|title=上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」封切り!笠井信輔アナが“強制司会”で祝福|url=https://eiga.com/news/20180623/11/|accessdate=2018-06-26|date=2018-06-23|work=[[映画.com]]}}</ref>。
 
公開当初は製作元のENBUゼミナールが配給を行っていた{{efn2|[[SPOTTED PRODUCTIONS]]も配給に協力していた<ref>“『カメラを止めるな!』が引き起こした、映画界始まって以来の大快挙、を考える。”. 大高宏雄 映画なぜなぜ産業学 (2018年7月31日). 2018年8月5日閲覧。(スマートフォンアプリ「ぴあ」連載コンテンツ)</ref>。}}が、[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]上の[[口コミ]]で評判が広がり、7月25日に[[アスミック・エース]]との共同配給になることが発表された<ref>{{Cite tweet|author=映画「カメラを止めるな!」公式|user=kametome12|number=1021872470347866112|title=ENBUゼミナール=アスミック・エースとの共同配給となりTOHOシネマズ日比谷/新宿ほか全国一挙拡大が決定!|date=2018-07-25|accessdate=2018-07-25}}</ref><ref>{{Cite news|title=『カメラを止めるな!』の勢いが止まらない!! たった 2 館から公開が始まった傑作が ついに TOHO シネマズ 日比谷/新宿ほか全国劇場にて 感染拡大ロードショー決定!|url=http://www3.cinematopics.com/archives/88243|date=2018-07-25|newspaper=CINEMATOPICS|accessdate=2018-07-25}}</ref>。8月以降、順次100館以上での上映拡大が行われ<ref>{{Cite news|url=https://www.j-cast.com/trend/2018/08/02335272.html?p=all|title=上映館数2館から100館超え  映画「カメラを止めるな!」はどこがスゴいのか|newspaper=[[J-CAST|J-CASTトレンド]]|date=2018-08-02|accessdate=2018-08-03}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/234587|title=“感染者”続出 「カメラを止めるな!」が異例ヒットのワケ|newspaper=日刊ゲンダイDIGITAL|date=2018-08-03|accessdate=2018-08-03}}</ref>、全国累計上映館数は8月下旬時点で200館以上<ref>[https://www.cinemacafe.net/article/2018/08/21/57988.html 【インタビュー】『カメラを止めるな!』上田監督が明かす“カメラを止められない”理由](cinemacafe.net 2018年8月21日)</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2118856/full/ 『SSFF&ASIA』秋の上映会開催へ 上田慎一郎監督が『カメ止め!』徹底解説も](ORICON NEWS 2018年9月5日)</ref>、10月上旬時点では300館以上<!--同時上映館数も200館以上--><ref>[http://www.tokyoheadline.com/422096/ 『カメラを止めるな!』シリーズ化も!?上田監督「転ぶ準備はできている」](TOKYO HEADLINE 2018年10月8日)</ref><ref>[https://www.zaikei.co.jp/article/20181008/470454.html 『カメラを止めるな!』が3大ファンタ映画祭の1つ、シッチェスで上映](財経新聞 2018年10月8日〈[http://archive.is/H3UK6 archive]〉)</ref>となっている。最終的には350館以上で210万人以上を動員した<ref name=ibaraki/>。
 
2018年の[[新語・流行語大賞]]の30の候補の中に「カメ止め」がノミネートされ、年末の[[第69回NHK紅白歌合戦]]では[[郷ひろみ]]が本作をイメージしたワンカット撮りで「[[GOLDFINGER '99]]」を歌った<ref>{{Cite news |title=郷ひろみ  止まらない6363歳!紅白で“カメ止め”演出「これまでで一番ハード」 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/31/kiji/20181231s00041000017000c.html |newspaper=スポニチAnnex |date=2018-12-31 |accessdate=2019-03-20}}</ref>。
 
== ストーリー ==
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{{Indent|(ドラマあらすじ)とある郊外の廃墟でゾンビものの[[自主映画]]の撮影が行われていた。その建物には、かつて[[日本軍]]が死体を蘇らす実験をしていたという[[都市伝説]]があった。クライマックスシーンの撮影中、監督はヒロイン役の女優の演技に本物の恐怖が足りないと苛立ち、建物の屋上に血糊で禁忌のサインを描く。すると、カメラマンが血まみれのゾンビと化し、ほかの撮影スタッフも次々と犠牲になっていく。狂気に取りつかれた監督は、逃げ惑うヒロインたちをハンディカメラで撮り続ける。屋上に追いつめられたヒロインは、ゾンビ化した恋人の首を斧ではね、ついには生身の監督にも刃を向ける。}}
 
放送1月前、映像監督の日暮隆之はこの番組のオファーを受け、一度は断ったものの、娘の真央が好きな俳優が出演すると知り、監督を引き受ける。ヒロイン役は業界慣れしたアイドル女優、恋人役は理屈っぽいイケメン男優、脇役も一癖ある役者が揃い、生放送で[[放送事故]]を起こさぬよう、カメラマンや現場スタッフを交えて撮影手順のリハーサルを重ねた。しかし、本番当日になって監督役とメイク役が交通事故でロケ地に到着せず、芝居経験のある日暮と妻の晴美が代役を演じることになる。
 
本番が始まってからも予期せぬトラブルが続出。カメラマン役やマイクマン役が勝手な行動をとり、撮影隊のカメラマンは持病の腰痛で動けなくなり、メイク役の晴美は芝居にのめり込んで暴走する。その都度、役者のアドリブで間を繋ぎ、裏方の指示で台本のシーンを飛ばしたりして、何とかストーリーを進行していく。見学に来ていた真央もスタッフに加わり、日暮が家庭では見せない映像作家としての熱意に触れる。
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; 細田学
: 演 - [[細井学]]
: ノーカットドラマのカメラマン役。中年男性で日暮とは現場で長い付き合いがある。かわいがっている娘がいる。自称「最悪だけど面白い人生」をおくっている。ある[[依存症]]を抱えている。 <!--しかし[[アルコール中毒|アル中]]<ref name="ENBUPANFU" />。娘のために禁酒したが、撮影場所に差し入れされた一升瓶を目にして飲んでしまう。-->
; 山ノ内洋
: 演 - [[市原洋]]
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: 「ゾンビ・チャンネル」のラインプロデューサー。この企画の責任者だが、あくまで仕事は仕事として割り切る性格<ref name="ENBUPANFU" >{{Cite book|和書|title=カメラを止めるな!完全ネタバレ仕様パンフレット|date=2018-06-23|publisher=ENBUゼミナール|page=11}}</ref>。出演者に[[差し入れ]]を行うなどマメな一面もあるが、騒動を引き起こしてしまう。
; 笹原芳子
: 演 - [[どんぐり  (女優)|竹原芳子]]{{efn2|配信版・BD/DVD版では「どんぐり(竹原芳子)」名義。スピンオフドラマでは「どんぐり」名義。}}
: 「ゾンビ・チャンネル」のテレビプロデューサー。この企画の総責任者だが、性格は超適当<ref name="ENBUPANFU" />。飄々とした業界人といった風情で、飲み会に行くことが好きな模様。
; 吉野美紀
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{{col-end}}
-->
 
== 音楽 ==
主題歌・メインテーマ作曲の鈴木は監督の上田の同郷の幼馴染<ref>{{Cite tweet|author=映画「カメラを止めるな!」公式|user=kametome12|number=1014452497576951808|title=「カメラ止めるな!」主題歌『Keep Rolling』歌う山本真由美さんと作詞作曲鈴木伸宏さん&伊藤翔磨さん。|date=2018-07-04|accessdate=2018-08-25}}</ref>。本映画公開後に主題歌・メインテーマ作曲の鈴木と伊藤の2人は「[[謙遜ラヴァーズ]]」というユニット名で活動を開始し<ref>{{Cite tweet|author=鈴木伸宏|user=illhissclover_n|number=1015266429199794176|title=更に、本日から新しいユニット【謙遜ラヴァーズ】の活動も開始です!|date=2018-07-07|accessdate=2018-08-25}}</ref>、後述の音源配信、サウンドトラックCD発売などの際にはそのユニット名を使用しており、映画の配信版・BD/DVD版でも謙遜ラヴァーズの名義がクレジットされている。
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=== 批評家による評価 ===
* [[町山智浩]]は2018年5月8日放送のTBSラジオ『[[たまむすび|赤江珠緒 たまむすび]]』で本映画について「[[三谷幸喜]]を真似したら三谷幸喜よりも面白くなってしまった事故のような映画」と評した<ref>{{Cite web|url=https://miyearnzzlabo.com/archives/50072|title=町山智浩  『カメラを止めるな!』を語る|date=2018-05-08|website=miyearnZZ Labo|accessdate=2018-08-25}}</ref>。
* [[キネマ旬報]]は[[上野昂志]]、[[上島春彦]]、[[吉田伊知郎]]の映画評を掲載し、上野が星3つ(一見の価値はあり)の評価を付け、上島と吉田が満点となる星5つ(何をおいても必見)の評価を付けた。特に吉田は「不自由さを課して壮大な自由を獲得してみせたとんでもない才人監督の登場」と監督の上田を絶賛した<ref>{{Cite web|url=http://www.kinenote.com/main/feature/review/vol81/|title=キネ旬 Review キネマ旬報映画レビュアーによる新作映画20本のレビュー|publisher=KINENOTE|accessdate=2018-07-23}}</ref>。
* 映画評論家としても活動するラッパーの[[宇多丸]]は、2018年7月6日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』「週刊映画時評ムービーウォッチメン」で本映画を取り上げ、「娯楽映画としてほぼ満点」と高評価だった<ref name="TBS180712" />。
 
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: 「ちょっと待ってくれ 面白過ぎる やい 映画関係者達よ 邦画の現状・実状をやいのやいのと嘆く前にこの映画を観るべし 『カメラを止めるな!』の “角度” はそれら全ての答え(打開策)では無いだろうか」<ref>{{Cite web|author=斎藤工|date=2018-05-31|url=http://takuming.seesaa.net/article/459697584.html|title=カメラを止めるな!|website=公式ブログ [http://takuming.seesaa.net/ 斎藤工務店]|accessdate=2018-12-03}}</ref><ref name="2018-07-25"/><ref name="2018-8-11"/>
; [[指原莉乃]]
: 「カメラを止めるな! 会う人全員にすすめてるんだけど誰もみてくれない。本当に元気でるから観に行って欲しい〜!内容とか調べずに。本当に面白いから〜〜!!!」<ref>{{Cite web|author=指原莉乃|date=2018-07-18|url=https://twitter.com/345__chan/status/1019456783209787393|title=カメラを止めるな!|website=[https://twitter.com/345__chan 指原莉乃Twitter]|accessdate=2018-11-23}}</ref><ref name="2018-07-25">{{Cite web|date=2018-07-25|url=https://www.cinemacafe.net/article/2018/07/25/57666.html|title=新人監督のデビュー作が、連日満席の大ヒット!『カメラを止めるな!』が“感染拡大”する理由…指原莉乃がSNS上で紹介し注目度が上昇…斎藤工も称賛!“感染拡大”の要因は…|website=[[イード (企業)|シネマカフェ]]|publisher=株式会社イード|accessdate=2018-11-23}}</ref><ref>{{Cite web|date=2018-08-11|url=https://eiga.com/news/20180811/4/|title=「カメラを止めるな!」47都道府県完全制覇!今週末の「バーフバリ」超えも確実に…7月に入ってから人気声優の花江夏樹や指原莉乃らが猛アピールしたことが起爆剤に|website=[[映画.com]]|publisher=株式会社エイガ・ドット・コム|accessdate=2018-11-23}}</ref><ref>{{Cite web|date=2018-07-19|url=http://japan.techinsight.jp/2018/07/maki07181803.html|title=指原莉乃、映画『カメラを止めるな!』を絶賛  女優・秋山ゆずきが感激「すごすぎる」|website=[[Techinsight|テックインサイト]]|publisher=メディアプロダクツジャパン|accessdate=2018-11-23}}</ref><ref name="2018-8-11">{{Cite web|date=2018-8-11|url=https://president.jp/articles/-/25909|title=制作費300万『カメ止め』が愛されるワケ その熱さは『この世界』に似ている…指原莉乃さん、斎藤工さん、生田斗真さん、伊集院光さんといった著名人が絶賛|website=[[プレジデント社|PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)]]|publisher=株式会社 プレジデント社|accessdate=2018-12-03}}</ref>
; [[木村拓哉]]
: 「僕らの普段やっている現場について、皆さんに『こんな情熱があって、こんな嫌なことがあって』というのを恥ずかしい部分も割と全部伝えてくれている、すごくありがたい作品だったな」<ref>{{Cite web|date=2018-08-23|url=https://news.mynavi.jp/article/20180823-683039/|title=木村拓哉、『カメラを止めるな!』は「すごくありがたい作品」(TBSラジオ『アフター6ジャンクション』)|website=[[マイナビニュース]]|publisher=[[マイナビ|株式会社マイナビ]]|accessdate=2018-12-03}}</ref>
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|-
| rowspan="2" | ゆうばり叛逆映画祭2018<ref>{{Cite news|title=ゆうばりファンタランド大賞は「カメラを止めるな!」  上田監督“叛逆映画祭”と合わせて3冠に感激|url=https://eiga.com/news/20180319/16/|accessdate=2018-06-25|date=2018-03-19|work=映画.com}}</ref>
| 特殊効果賞
| ワン カット オブ ザ デッド{{efn2|name="叛逆"|劇中内映画『ワン カット オブ ザ デッド』(40分)での受賞<ref>{{Cite news|title=ゆうばり叛逆映画祭、ビールジョッキがトロフィー!大畑創監督の未完成作品「NONE」が最優秀賞|url=https://eiga.com/news/20180319/3/|date=2018-03-19|accessdate=2018-06-30|work=映画.com}}</ref>。}}
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| [[ネット流行語大賞]]2018<ref>{{Cite news|title=平成最後の「ネット流行語大賞」一般投票スタート!  2018年もっともネットで盛り上がった言葉はどれ?|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/23/news024.html|accessdate=2018-11-24|date=2018-11-23|newspaper=[[ねとらぼ]]}}</ref><ref>{{Cite news|title=「ネット流行語大賞 2018」結果発表!  グランプリは「バーチャルYouTuber/VTuber」、次点に「平成最後の○○」「大迫半端ないって」|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1812/03/news048.html|accessdate=2018-12-03|date=2018-12-03|newspaper=ねとらぼ}}</ref>
| ネット流行語大賞 候補ワード
| カメラを止めるな!/カメ止め/カメ止め現象
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| rowspan="4" | 第43回[[報知映画賞]]<ref>{{Cite web|title=報知映画賞  ノミネート一覧:芸能:スポーツ報知|website=スポーツ報知|url=https://www.hochi.co.jp/entertainment/hochi_eigashou/nominate.html|accessdate=2018-11-11|archiveurl=http://web.archive.org/web/20181110234846/https://www.hochi.co.jp/entertainment/hochi_eigashou/nominate.html|archivedate=2018-11-11}}</ref><ref>{{Cite news|title=【報知映画賞】「カメラを止めるな!」に特別賞、上田慎一郎監督「一生映画撮るしかない」|date=2018-11-28|newspaper=スポーツ報知|url=https://www.hochi.co.jp/entertainment/20181127-OHT1T50296.html|accessdate=2018-11-28}}</ref>
| 特別賞
| カメラを止めるな!
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|{{won}}
|-
| [[Google]] 2018年検索ランキング(日本)<ref>{{Cite news|title=グーグルが2018201 年検索ランキングを発表、急上昇「話題の人」は|date=2018-12-12|newspaper=[[スポーツ報知]]|url=https://www.hochi.co.jp/entertainment/20181211-OHT1T50155.html|accessdate=2018-12-13}}</ref>
| 「映画」部門
| カメラを止めるな
|{{won|1位}}
|-
| エル シネマアワード 2018<ref>{{Cite web|url=https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a25149082/cne-cfea-cinemaawards18-181118/|title=ノミネート30作が決定!  「エル シネマ大賞2018」の読者投票で3万円の映画券をゲット|date=2018-11-19|website=[[ELLE (雑誌)|ELLE ONLINE]]|publisher=[[ハースト婦人画報社]]|accessdate=2018-11-27}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/g25374319/cfea-elle-cinema-awarads-2018-181213/|title=今年のベスト1が遂に決定!  「エル シネマ大賞2018」ランキング発表|date=2018-12-14|website=ELLE ONLINE|publisher=ハースト婦人画報社|accessdate=2018-12-17}}</ref>
| エル シネマ大賞
| カメラを止めるな!
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|{{draw|2位}}
|-
| #Twitterトレンド大賞 2018<ref>{{Cite news|title=【トップ20】今年の“Twitter流行語”発表  W杯・羽生くん・安室ちゃん・おっさんずラブらがランクイン<#Twitter〈#Twitterトレンド大賞|date=2018-12-26|newspaper=[[モデルプレス]]|url=https://mdpr.jp/news/detail/1812658|publisher=ネットネイティブ|accessdate=2018-12-27}}</ref>
| #Twitterトレンド大賞 Top20
| カメラを止めるな
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! scope="row" rowspan="36" | 2019
| 2018年度[[映画野郎]]ベストテン<ref>{{Cite web|url=https://archives.mag2.com/0001536793/20190104150000000.html|title=映画野郎【無料メルマガ版】 2019.1.4  vol.613-1|date=2019-01-04|publisher=[[まぐまぐ|まぐまぐ!]]|accessdate=2019-01-23}}</ref>
| ベストテン
| カメラを止めるな!
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|{{won}}
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| rowspan="2" | 第61回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]<ref>{{Cite news|title=ブルーリボン賞「万引き家族」などノミネート|date=2019-01-04|newspaper=[[中日スポーツ]]|url=http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2019010402000160.html|accessdate=2019-01-04}}</ref><ref>{{Cite news|title=「カメ止め」がブルーリボン賞作品賞  上田監督は「この作品を選ぶのは根性がいる」|date=2019-01-21|newspaper=スポーツ報知|url=https://www.hochi.co.jp/entertainment/20190120-OHT1T50226.html|accessdate=2019-01-21}}</ref>
| 作品賞
| カメラを止めるな!
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|{{pending}}
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| rowspan="9" | [[第42回日本アカデミー賞]]<ref>{{Cite news|title=「カメラを止めるな!」日本アカデミー賞優秀賞8部門受賞  西田敏行「すごい」|date=2019-01-15|newspaper=[[デイリースポーツ]]|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2019/01/15/0011981088.shtml|accessdate=2019-01-15}}</ref><ref>{{Cite news|title=日本アカデミー賞話題賞  俳優部門は伊藤健太郎、作品部門は「カメラを止めるな!」が受賞!|date=2019-02-15|newspaper=オールナイトニッポン.com|url=http://www.allnightnippon.com/news/20190215-37994/|accessdate=2019-02-15}}</ref><ref>{{Cite news|title=『カメ止め』日本アカデミー賞で最優秀編集賞! 作業は上田監督の自宅|date=2019-03-01|newspaper=マイナビニュース|url=https://news.mynavi.jp/article/20190301-780090/|accessdate=2019-03-06}}</ref>
| 最優秀編集賞
| 上田慎一郎
830 ⟶ 829行目:
*拡大上映が行われた直後の2018年8月7日時点で、すでに[[興行収入]]が1億7000万円を突破している<ref>{{cite web|url=http://www.standby-media.jp/case-file/173880|title=映画『カメラを止めるな!』興収1億7000万円超えで「10億も夢じゃない」との期待も|publisher=|date=2018-08-08|accessdate=2018-08-25}}</ref>。
*単独公開当初、観客動員数は5,000人を目標としていたが<ref>{{Cite interview|subject=上田慎一郎|interviewer=竹内みちまろ|url=https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/column/105019|title=「カメラを止めるな!」上田慎一郎監督 "特大ブレイク"寸前の手応えと不安を直撃!|date=2018-08-03|program=[[フライデー (雑誌)|FRIDAYデジタル]]|accessdate=2018-09-01}}</ref>、同年8月31日時点で累計100万人<ref>{{Cite news|title=『カメラを止めるな!』動員100万人突破!|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0103291|accessdate=2018-09-01|date=2018-08-31|newspaper=シネマトゥデイ}}</ref>、10月20日時点で累計200万人を突破した<ref>{{Cite news|title=『カメラを止めるな!』動員200万人突破 国内外映画賞17冠|url=https://www.oricon.co.jp/news/2121971/full/|accessdate=2018-10-22|date=2018-10-22|newspaper=ORICON NEWS|agency=コンフィデンス}}</ref>。
*同年9月2日までの累計興行収入は16億2879万円<ref>{{cite web|url=https://eiga.com/extra/komai_movie/1/|archiveurl=http://archive.is/PmLhU|title=「カメラを止めるな!」の爪痕が深い。映画ビジネスに強烈なインパクト|work=コラム:編集長コラム  映画って何だ?|website=[[映画.com]]|author=駒井尚文|date=2018-09-05|accessdate=2018-09-06|archivedate=2018-09-06}}</ref>。
*同年9月16日までの累計興行収入は21億円を突破している<ref>{{Cite web | url = https://eiga.com/news/20180918/18/| title = 【国内映画ランキング】「プーと大人になった僕」V、「ザ・プレデター」は3位、「響 HIBIKI」6位スタート| publisher = 映画.com| date = 2018-09-18| accessdate = 2018-09-22}}</ref>。
*同年11月13日までの累計興行収入は30億円を突破している<ref name="cinematoday181113">{{cite web |url=https://www.cinematoday.jp/news/N0104890 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20181114103254/https://www.cinematoday.jp/news/N0104890 |title=『カメラを止めるな!』が30億円突破! |website=[[シネマトゥデイ]] |date=2018-11-13 |accessdate=2018-11-14 |archivedate=2018-11-14 }}</ref>。
854 ⟶ 853行目:
|style="text-align:left"|4週目の週末 (7月14日-15日)
|style="text-align:center"|圏外
|style="text-align:left"|ミニシアターランキング3位<ref>{{Cite web|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/minitheater/201807/15000000.php|title=7月14日~7〜7月15日 ミニシアターランキング|work=CINEMAランキング通信|pubslisher=興行通信社|accessdate=2018-09-29}}</ref>
|-
|style="text-align:left"|5週目の週末 (7月21日-22日)
|style="text-align:center"|圏外
|style="text-align:left"|ミニシアターランキング1位<ref>{{Cite web|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/minitheater/201807/22000000.php|title=7月21日~7〜7月22日 ミニシアターランキング|work=CINEMAランキング通信|pubslisher=興行通信社|accessdate=2018-09-29}}</ref>
|-
|style="text-align:left"|6週目の週末 (7月28日-29日)
|style="text-align:center"|圏外
|style="text-align:left"|ミニシアターランキング1位<ref>{{Cite web|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/minitheater/201807/29000000.php|title=7月28日~7〜7月29日 ミニシアターランキング|work=CINEMAランキング通信|pubslisher=興行通信社|accessdate=2018-09-29}}</ref>
|-
|style="text-align:left"|7週目の週末 (8月4日-5日)
|style="text-align:center"|10位
|style="text-align:left"|ミニシアターランキング1位<ref>{{Cite web|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/minitheater/201808/05000000.php|title=8月4日~8〜8月5日 ミニシアターランキング|work=CINEMAランキング通信|pubslisher=興行通信社|accessdate=2018-09-29}}</ref>
|-
|style="text-align:left"|8週目の週末 (8月11日-12日)
916 ⟶ 915行目:
本映画の着想の元となった舞台『GHOST IN THE BOX!』を公演した劇団PEACEの主宰を務めていた[[和田亮一]]が、本映画の著作権は自身と劇団側にある{{efn2|『GHOST IN THE BOX!』の脚本は荒木駿によるもので、和田は演出と再演時の脚色を担当した<ref>{{cite web|url=https://ameblo.jp/nekokundaisuki/entry-11572710721.html|title=『GHOST IN THE BOX』始動!!|website=草野亨の気の向くまま日記|date=2013-07-15|accessdate=2018-08-25}}</ref>。}}と告発した記事が、2018年8月21日発売の週刊誌「[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]」に掲載された<ref>{{Cite news|title=「カメラを止めるな!」舞台作品との類似点めぐり「原作者」が告発|url=http://news.livedoor.com/article/detail/15186450/|date=2018-08-20|accessdate=2018-08-25|newspaper=ライブドアニュース}}</ref>。和田は本映画の鑑賞当初は「全然別物になっていた」「あの頃作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった」と感想を綴っていたが<ref>{{Cite news|title=志らく「公で対談したら?」映画カメラを-盗作騒動|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201808210000372.html|date=2018-08-21|accessdate=2018-08-25|newspaper=日刊スポーツ}}</ref>、8月の拡大公開時より「原案」として舞台名がクレジットされていることについて、あくまで「原作」であると主張している<ref>{{Cite news|title=「カメラを止めるな!」盗作告発の和田亮一氏「お金の問題ではない」原案ではなく「原作」|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/08/22/kiji/20180822s00041000149000c.html|date=2018-08-22|accessdate=2018-08-25|newspaper=スポニチアネックス}}</ref>{{efn2|但し、配信版、BD/DVD版ではこのクレジットはなくなっている。}}。
 
製作元のENBUゼミナールは映画公式サイト上で即日声明を出し、ストーリーは舞台と全く別物であり法的に著作権侵害が生じていることはない旨を発表し<ref>{{cite web|url=http://kametome.net/news/7320551|title=「カメラを止めるな!」に関するご連絡|website=映画『カメラを止めるな!』公式サイト|publisher=ENBUゼミナール|date=2018-08-21|accessdate=2018-08-25}}</ref>、監督・脚本の上田慎一郎も自身のツイッターで「舞台から着想を得た上で自身が脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っている」と発言した上で、「和田や劇団側の主張にも耳を傾け、円満な解決を目指したい」と発言した<ref>{{Cite news|title=「カメラを止めるな!」上田慎一郎監督が初言及  着想得るも“盗作”否定「オリジナル作品」円満解決願う|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/08/21/kiji/20180821s00041000467000c.html|date=2018-08-21|accessdate=2018-08-25|newspaper=スポニチアネックス}}</ref>。なお、上田は製作時の段階で舞台の作家側に快諾をもらった旨を綴っており<ref>{{cite web|url=https://motion-gallery.net/projects/ueda-cinemaproject|title=上田慎一郎監督による長編映画『カメラを止めるな!』(仮)への製作上映支援プロジェクト!|website=MotionGallery|accessdate=2018-08-25}}</ref>、公開後も各種インタビューで舞台から着想を得たことを公言している<ref name="fjinterview" /><ref name="INTRO2018061" /><ref name="getnews180727" />。
 
和田の権利主張が表に出たのち、[[谷内田彰久]]企画プロデュース、[[梶原涼晴]]舞台監督のもと『GHOST IN THE BOX!!』の映像化が企画され、映像ソフト用に2018年に舞台の新録が行われた<ref>{{Cite web|url=https://www.hmv.co.jp/artist_Original-Cast-Musical_000000000001592/item_GHOST-IN-THE-BOX-ゴースト・イン・ザ・ボックス_9240896|title=GHOST IN THE BOX!! ゴースト・イン・ザ・ボックス!! - ALBSD-2286|website=HMV&BOOKS online|accessdate=2019-02-14}}</ref>。新録のキャストには[[布施勇弥]]らが名を連ね、本映画の主演・濱津隆之がかつてお笑いコンビを組んでいたときの相方である[[木場光勇]]も参加していた。なお、公演当時の劇団PEACE関係者はおらず、権利表記は「©2018 RYOUICHI WADA/CINE-C」となっていた。この映像は同年[[10月10日]]にDVDソフトとしての発売が告知され、発売元・cine-c、販売元・[[アルバトロス (映画配給会社)|アルバトロス]]より[[12月5日]]に発売が予定されていたが<ref>{{Cite news|title=映画「カメラを止めるな!」の原案舞台「GHOST IN THE BOX!!」がDVD化|url=https://natalie.mu/stage/news/303085|date=2018-10-10|accessdate=2019-02-14|newspaper=ステージナタリー}}</ref>、発売予定日の約1ヶ月前に突如として発売の中止が発表された<ref>{{Cite news|title=「カメ止め」の原案舞台DVD発売中止、権利者・和田亮一の申し入れによる|url=https://natalie.mu/eiga/news/306310|date=2018-11-02|accessdate=2019-02-14|newspaper=映画ナタリー}}</ref>。発売中止の理由として、販売元のアルバトロスは「原権利者・和田亮一から発売中止の申し入れがあったことに伴い、発売元のcine-cからも発売中止の申し入れがあったため」と説明し、また、発売元のcine-cは「映画との問題を解決してからにする方が良いのではないかと協議を重ねた結果」と説明している<ref>{{Cite news|title=「カメラを止めるな!」の原案舞台DVD、突然発売中止に  発売元「(DVD化は)映画との問題を解決してから」|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/02/news084.html|date=2018-11-02|accessdate=2019-02-14|newspaper=ねとらぼ}}</ref>。
 
同年11月30日に和田は自身のTwitterを更新し、本件について日本とアメリカの弁護士チームと共に引き続き協議中であることを報告している<ref>{{Cite news|title=カメ止め原作問題止まってなかった「引き続き協議」|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201812010000228.html|date=2018-12-01|accessdate=2019-02-14|newspaper=日刊スポーツ}}</ref>。また、上田も翌年1月掲載の[[日刊ゲンダイ]]の記事内で、本件についてはまだ決着がついていないので一切回答できない旨を述べている<ref>{{Cite news|title=上田慎一郎監督が語る 10年前の小説から「カメ止め」まで|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/245571/5|date=2019-01-21|accessdate=2019-02-14|newspaper=日刊ゲンダイDIGITAL}}</ref>。