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[[File:Szczecin, Centrum Informacji Kulturalnej i Turystycznej.JPG|thumb|[[シュチェチン]]お城での文化や観光情報センター, ポーランド]]
==== 「観光」との対比 ====
特に近年、「観光」という用語に物見遊山的な、あるいはビジネス的・事業的なニュアンスを感じる場合、あえて「観光」を用いず'''ツーリズム'''という用語を充てることも増えてきた。原義であるtourは「[[轆轤]](ろくろ)で回す」という意味があるとされ、そういう意味では'''周遊'''に近い概念と言える。ただ、今日では「ツーリズム」は、「観光」とイコール、さらに広義では業務も含む'''旅行'''そのものと解釈されている。
 
しかし、近年はツーリズムという言葉は特に観光業者の間では特別なものと認識されることも増えてきた。かつての物見遊山的な観光をサイトシーイングとして昔の物とし、ツーリズムとは体験型観光として位置づける動きが強まっている。そして、ツーリズム自体もその特性によりさまざまな言葉を付加して区別している。環境に配慮したツーリズムをエコツーリズム、自然特に山や森などを扱うツーリズムをグリーンツーリズム、自然特に海を扱うツーリズムをブルーツーリズムと呼んだり、地域独自のツーリズム名が生まれたりしている。
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==== ビジター産業 ====
「ツーリズム」には観光産業という意味もあるが、これに対して'''ビジター産業'''と呼ぶこともある。もともと米国発の発想で、目的の如何を問わず、その地を訪れる全ての人(ビジター)を対象にしていこうという考え方である。ただし、米国では来訪による移動の距離や宿泊を伴うかどうかにより、近隣や日帰りの場合は除外することもある(溝尾2003年)。
 
== 観光政策 ==