「中国郵政」の版間の差分

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[[Image:China Post office in Shanghai.JPG|thumb|right|250px|中国郵政の郵便局(上海)]]
[[Image:Chinese post box in Shanghai.JPG|thumb|200px|中国郵政の郵便ポスト(上海)]]
'''中国郵政'''(ちゅうごくゆうせい、China Post)は、[[中華人民共和国]]において[[郵便]]事業を行っ主軸としいる公共事、銀行等の金融業務・宅配などの物流等を扱う国営企業(中央企である。イメージカラーは濃緑色。
 
== 概要 ==
[[中華人民共和国]]成立後に、[[中国共産党]]側の郵政組織が従来の[[中華郵政]]の郵政組織を吸収して[[1949年]]に発足した。かつては『中国人民郵政』と呼ばれていた。なお、[[1972年]]までは[[万国郵便連合]](UPU)に加盟していなかったが、国際郵便に使用することは可能であった。
 
国家による郵政事業と郵便貯金事業(かつては電信事業も)を行う官庁であったが、[[2007年]][[1月29日]]に郵政行政の監督管理を行う[[中華人民共和国国家郵政局]]と、実質的経営を行う[[中国郵政集団公司]]に組織分割され、これにより中央政府管理下で[[中国国務院|国務院]]財政部が出資する[[中央企業]]となる。また、郵政事業の改組後の同年[[3月20日]]、貯金部門が[[中国郵政儲蓄銀行]]として発足した。
 
[[2015年]]5月のロシアのプーチン首相と習主席の合意により、[[一帯一路]]戦略に準じて、同年9月にロシアとの国際物流に関する主導的な参画文書に署名。同年の中国国務院が開催する金融シンポジウムでは、インターネットでの物流管理、農村部における電子商取引などを課題としている。同年の中国企業連合会などが選ぶ「中国トップ500企業」において、中国郵政集団公司(China Post Group Corporation)は、22位にランクされた。
また中国郵政の[[郵便貯金]]は日本のそれと同様に郵政当局が直接経営していたが、郵政事業の企業化とともに貯金部門も[[中国郵政儲蓄銀行]]として[[2007年]][[3月20日]]に別組織として発足した。なお[[日本]]の郵便事業民営化と同様に郵便局に双方の窓口が同居する形式になっている。
 
傘下の郵便局内は、貯蓄と郵便の窓口が同居する形式になっている。
 
==郵便料金(中国国内)==
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** 100グラムごと,2.0元ごと
* 郵便葉書、0.8元
 
== 子会社・直属会社・事業部門 ==
* 中国郵政貯金銀行
* 中郵人寿保険股份有限公司
* 中郵証券有限責任公司
* 中国集郵总公司
* 中国郵政集団公司(情報技術局・研究院)、石家荘郵便通信技術学院(チャイナポストのトレーニングセンター・学校)、郵票印制局(印刷)、中国郵政報社(新聞社)、中郵便番号情報サービス、中国郵便切手博物館など
 
==備考==
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* [[中国郵政儲蓄銀行]]
* [[中国貨運郵政航空]]
* [[一帯一路]]
 
==外部リンク==