「泣いちゃいそうだよ (小説)」の版間の差分

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:このシリーズの主人公の一人。ごく普通の高校生。容姿は十人並みで(本人いわく「愛嬌でなんとかもってますレベル」)、成績も運動神経も今ひとつだが、明るく元気で誰とでも仲良くなれる性格。お調子者でおせっかいだが、女子グループの中ではいつも中心におり、友人が多く誰からも慕われる。この性格は多くの人物を惹き付けている。[[アフロヘアー|アフロ]]寸前の[[天然パーマ]](しかし髪の毛自体はとても細く、爆発している訳ではない)だが、広瀬が褒めた事もあり、[[コンプレックス]]を乗り切って広瀬と交際している。非常に大食いで、趣味と宣言するほど食べる事が大好き。かなりの甘党で、「秘密メモ」なる自分の気に入った食品の売っている店のリストをつけたノートを所持している。最初に踏ん張っては挫折する質で、普段の食べすぎで[[ダイエット]]を試みるものの、いつも挫折に終わっているらしい。勉強もそれと同じく、妹の蘭とは正反対の為に両親にも何かと心配されている。数学などが苦手で英語が得意。部活は[[吹奏楽]]部に所属しており、[[フレンチホルン]]担当。その明るく穏やかで面白い性格から、三島や彩などの中学の後輩にはとても慕われており、「凜ちゃん先輩」の愛称で呼ばれている。他に[[ピアノ]]を習っていた時期もあったが、妹の蘭に追い越されるのに耐えられず、途中でやめている。
:背が多少低く、妹の蘭とほぼ同等。ドジで危なっかしくよく転んでいる。何かとおっちょこちょいで頼りないところもあるが、世渡り下手な妹の蘭の良き理解者であり、そこのところは姉らしい部分を持つ。非常に妹思いで、蘭とは出来が違うと幼い頃から自覚しているが、決して蘭を憎んだり恨んだりせず、自慢の妹だと誇らしく思っている。蘭との仲はかなり良く、姉妹喧嘩もあまりした事がないが、お調子者なところが災いして余計な事をしてしまい、蘭を困らせて泣かせてしまった事も。蘭曰く誰よりも優しく、追い詰められた友人を体を張って救い出す広い心を持っている。
:小学校時代は、天然パーマの事でからかわれ続けるいじめられっ子であ、不登校寸前だった。
:高校2年生で一旦は広瀬にフラれるも、よりを戻す。
:髪に、中学2年時の[[ホワイトデー]]に広瀬に貰ったヘアピンをつけている。
;{{Anchor|小川蘭}}(おがわ らん)
:[[2月23日]]生まれ。
:小川凜の一つ年下の[[妹]]。[[テニス]]部所属。器用で何でもそつなくこなす美少女だが、恋には奥手で勘違いも多い。初詣に行った時に、三島とその姉の奏が一緒にいるところを目撃してしまい、本人はそれを、三島に失恋したのと勘違いして、わざわざ髪まで切ってしまったことがある。結局それは、ただの勘違いから始まった早とちりで、三島には、「案外蘭は、先輩よりも手がかかるんだよ」と言われてしまったこともある。純情で真っ直ぐな性格だが、自分の気持ちを内に閉じ込めてしまう不器用な面を持つ。引っ込み思案で、頼まれたら断れない(というより自分の意見を即座に主張できない)。普段は真面目で控えめだが、たまに感情を抑えきれず爆発させてしまう事もある。努力家で向上心が強く、学校でも部活内でもかなりの実力者である一方、本当の自分を見てもらえない事で他人との距離を作りがちであり、秀才で整った容姿の為に一部の同級生から敬遠される事がある。反面、教師や親からの信頼は厚く、期待を裏切る事の怖さも心に秘めている。折り目正しく非の打ち所の無い才色兼備で、姉の凜とは正反対に大人しい為に親にも不満を持たれないが、内心では自分の事も気にかけてほしいと思っている。親に心配され、誰にでも好かれる姉の凜に羨望と尊敬の感情を抱いている。姉妹の仲はとても良く、夏休みの家族旅行に凜が行かないと言った時は一番残念がっていた。凜とは互いに、自分よりも親に愛されていると思っている。彼女も凜に負けず劣らず心が広く友達思いの為、反発している他人とも心通わせる事ができる温かさを持っている。普段は活躍の場が広く、クラスでは[[学級委員]]長を担い、中学1年の時には全国作文コンクールで優秀賞を受賞した事もある。また、凜とは多少服装の好みも異なるらしく、夏でも上着を羽織っていたり、凜よりも[[ワンピース]]タイプの大人っぽい服装が多く見受けられる。真緒の上を行くスタイル抜群の美人で、私服で街を歩くとよく男性から声を掛けられている。
 
:凜とは(性格以外は)全く似ていないが、よく見ると前髪がとても似ている。
:過去に広瀬に想いを寄せていたが、広瀬が凜を選んだ為に身を引いている。失恋後は、誰にも自分の本当の気持ちを理解してもらえない事に悩んでいた時、相談に乗ってくれたり自分の気持ちを考えてくれた三島に想いを抱き始める。