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'''楠 光子'''(くすのき てるこ、[[1939年]]〔[[昭和]]14年〕[[9月3日]] - )は、[[日本]]の[[囲碁]][[棋士 (囲碁)|棋士]]。[[東京都]]出身、[[日本棋院]]所属、[[木谷實]]九段門下、段。[[女流本因坊戦]]で3連覇、通算5期獲得など。[[杉内寿子]]、[[本田幸子]]の三姉妹の三女。旧名'''本田 輝子'''。2019年引退
 
==経歴==
<!--1938年に木谷實に入門。-->1956年初段。同年二段。1959年三段。1961年、姉の幸子、[[小林禮子|木谷禮子]]とともに日米親善囲碁使節として訪米、約2か月間滞在。1965年五段。1966年[[台湾]]訪問。1976年に日本棋院東京本院から中部総本部に移籍。
 
1979年第1期[[女流鶴聖戦]]決勝で[[伊藤友恵]]に2-1勝2敗敗れ準優勝。1981年六段、女流鶴聖戦準優勝、19勝15敗1ジゴの成績で[[日本棋院#顕彰|棋道賞]]女流賞受賞。1983年女流本因坊戦で挑戦者となり、姉の本田幸子に2-1で勝って初タイトル獲得。翌年は本田に奪還されるが、851985年に再獲得。同年女流鶴聖戦も決勝で本田を破り前年に続いて2連覇し、女流初の二冠王を達成する。[[賞金ランキング (囲碁)|賞金ランキング]]でも8位となり、[[棋道賞]]女流賞と敢闘賞を受賞。1984年七段、土川賞受賞。1986年に東京本院復帰。1987年から89年まで3期連続で[[小川誠子]]を破り、女流本因坊戦3連覇。1989年第1期女流名人戦リーグでは3-1で2位。2007年[[女流棋聖戦]]ベスト4。2012年、第41回[[大倉喜七郎賞]]を受賞。
 
女流棋戦以外では、1983年[[碁聖戦]]本戦出場1985年[[NHK杯テレビ囲碁トーナメント|NHK杯]]で[[今村俊也]]を破って2回戦進出、[[棋聖 (囲碁)|棋聖戦]]七段戦ベスト4。1986年日中スーパー囲碁では先鋒で出場。1989年[[新人王戦 (囲碁)|新人王戦]]で女流初のベスト8などの実績がある。1986年[[日中スーパー囲碁]]では先鋒で出場した
 
===タイトル歴===
*[[女流本因坊戦]] 1983851985年871987 -89 1989
*[[女流鶴聖戦]] 1984、85 - 1985
 
 
{{女流囲碁棋士タイトル獲得数ランキング}}
 
===他の棋歴===
*[[女流鶴聖戦]] 準優勝 1979811981年821982年941994年981998
*[[女流名人戦 (囲碁)|女流名人戦]] 準優勝 1989年
*[[ペア碁選手権戦|リコー杯ペア碁選手権戦]]優勝 2001年([[依田紀基]]とペア)
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===受賞等===
*[[棋道賞]] 敢闘賞 1985年、女流賞 198184、851984 - 1985年、女流特別賞 1983年
*土川賞 1984年
*第41回[[大倉喜七郎賞]] 2012年
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{{女流鶴聖戦}}
}}
{{日本の女流棋士}}
{{DEFAULTSORT:くすのき てるこ}}
[[Category:日本の囲碁棋士]]