「海獣の子供」の版間の差分

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『'''海獣の子供'''』(かいじゅうのこども)は、[[五十嵐大介]]による[[日本]]の[[漫画]]。[[小学館]]の[[漫画雑誌]][[月刊IKKI]]にて、2006年2月号から2011年11月号まで連載された。五十嵐にとっては初となる長編作品であり、第38回[[日本漫画家協会]]賞優秀賞、第13回[[文化庁メディア芸術祭マンガ部門]]優秀賞に選ばれている。
 
== ストーリー ==
[[ハンドボール]]部に所属する[[中学生]]'''琉花'''は、トラブルで夏休み早々部活禁止になってしまう。やさぐれた彼女は、シューズを買うためのお金で[[東京]]へ行き、そこで海の生物と交感する力をもつ不思議な少年、'''海'''と出会う。翌日、琉花は父親の勤務する[[水族館]]で、海と再び会い、父親に海の面倒を見ることを命じられた。いなくなった海を探しに浜辺に出た琉花は、海の双子の兄、'''空'''とも出会う。海と比べ軽い性格の空に、琉花は反発しながらも交流を深めていく。同時期、海には[[隕石]]が落ち、世界では白斑を持つ魚が光となって消える現象が多発していた。
 
== 登場人物 ==
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; 空
: 声 - [[浦上晟周]]{{Efn2|当初は[[窪塚愛流]]がキャスティングされていた{{R|natalie}}が、窪塚が変声期を理由に辞退したのに伴い変更となった。}}
: 海の双子の。ジムのサーフィンの教師。海とは異なる白い肌を持ち、乾燥に極端に弱く陸にずっといるのが苦手。海を守るべくジムとアングラードに自らの身体を調べるように依頼する。小笠原沖で自ら入手した隕石を琉花に託した後、光となって姿を消す。
; ジム・キューザック
: 声 - [[田中泯]]<ref name="mantan">{{Cite news|url=https://mantan-web.jp/article/20190415dog00m200050000c.html|title=海獣の子供:窪塚愛流が変声期で出演辞退  代役に浦上晟周  森崎ウィン、田中泯も|work=MANTANWEB|date=2019-04-16|accessdate=2019-04-16}}</ref>
: 水族館に勤務している科学者。身体に自分が旅をしてきたそれぞれの地方の[[入れ墨|タトゥー]]を彫っている。若いころ、空によく似た海の子供を自分の過失で死なせてしまったことがトラウマになっている。空や海を調べることで海の子供や世界の元とされる原人の謎を追っている。
; アングラード
: 声 - [[森崎ウィン]]{{R|mantan}}
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; デデ
: 声 - [[富司純子]]<ref name="natalie2">{{Cite news|publisher=ナターシャ|newspaper=コミックナタリー|url=https://natalie.mu/comic/news/323600|title=アニメ映画「海獣の子供」に稲垣吾郎・蒼井優ら、ポスタービジュアルも解禁|date=2019-03-13|accessdate=2019-03-13}}</ref>
: 占い師であり科学者である老婆で自称海のなんでも屋。ジム・アングラードとは旧知の仲である。失踪した琉花達を探すために加奈子と共に船を出す。
; 安海正明
: 声 - [[稲垣吾郎]]{{R|natalie2}}
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: 琉花の母親。ずっと家で大量の[[ビール]]を飲んでいる。正明とは別居している。[[海女]]の家系に生まれたが、後継になるのを嫌い両親とは離縁している。
; ジャン・ルイ
: ジムの仲間である中年の男性。世界中を廻りながら海の子供や海にまつわる様々な事象についての証言を収集・調査している。
 
== 書誌情報 ==
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{{渡辺歩監督作品}}
{{DEFAULTSORT:かいしゆうのことも}}
 
{{DEFAULTSORT:かいしゆうのことも}}
[[Category:漫画作品 か|いしゆうのことも]]
[[Category:月刊IKKI]]