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| 選手 = グラウンド上:9人
| 男女 = 有
| カテゴリ = 屋外競技 発案から初期は屋内競技
| ボール = ソフトボール
|オリンピック競技=有(1996年-2008年,2020年-)
}}
'''ソフトボール'''(Softball)は、雨天時でも[[野球]]から派生した野球のよいとい願いから最初は屋内で行われていた。[[球技]]で、野球とは投げ方、グラウンドサイズ、使用球、ルールなどが大きく異なっている。野球に比べ、狭い土地球場でも行うことができ、ボールが硬式野球と比べてなためだが圧倒的に長持ちする為、貧しくても楽しむことができる。日本において'''塁球'''(るいきゅう)ともいう。
 
世界では[[北アメリカ]]の[[アメリカ合衆国]]・[[カナダ]]、[[アフリカ]]の[[ボツワナ]]、[[アジア]]の[[日本]]、[[オセアニア]]の[[ニュージーランド]]、[[オーストラリア]]、[[パプアニューギニア]]などで女性を中心に行われている。{{要出典範囲|特にアメリカ合衆国においては|date=2018年7月}}レクリエーション・スポーツとして認識され、ソフトボール専用のフィールドも存在し、{{要出典範囲|日本における[[軟式野球]]のような位置づけとして親しまれている|date=2018年7月}}。
 
== 歴史 ==
[[1887年]]の[[感謝祭]]の日、[[アメリカ合衆国]][[イリノイ州]][[シカゴ]]においてジョージ・ハンコックが[[冬季]]又は雨天時に野球を練習するためのスポーツとして発明した。そのため当時は"インドア・ベースボール"や"プレイグラウンドボール"と呼ばれていた。
 
日本における最初のソフトボールは、[[1921年]]([[大正]]10年)アメリカ留学から帰国した[[東京高等師範学校]]教授 [[大谷武一]]や石黒寅次によって、学校体操科の遊戯として紹介されたことにはじまる。石黒寅次は、日本初の国際審判員であり、昭和天皇からの勲章をはじめ、総理大臣からも数々の賞を授与された。
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== ソフトボールのルール ==
=== ファストピッチルール ===
投手は打者に対して下手投げでボールを投げる。この際、手首が必ず体側線を通過していなくてはならない。腕を[[風車]]のように1回転させて投げる[[ウインドミル (投球法)|ウィンドミル]]投法が有名。腕を後ろに振り上げてから投げ下ろす[[スリングショット (投球法)|スリングショット]]投法もあるが、球速が出にくくマウンドからほとんど前に行かない投球フォームのため、ウインドミル投法、ステップ解禁後から現在にかけてファーストピッチルールではほとんど用いられていない。しかしスローピッチではコントロールが最重視されるため、目線がぶれずコースに投げ分けやすいスリングショットが最もポピュラーで一般的な投球法である
 
日本ではファストピッチルールが一般的なルールとして認識されており、オフィシャルルールブックでも下記のスローピッチに対して、前のページに記載されている。[[国民体育大会]]や[[インターハイ]]などで採用されているルールはこちらである。
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また、日本の中学校において2012年から必修となる学校体育ソフトボールもスローピッチルールを基本としている。
 
スローピッチではコントロールが最重視されるため、目線がぶれずコースに投げ分けやすいスリングショットが最もポピュラーで一般的な投球法である。
 
 
 
=== 野球との代表的な相違点 ===
*投手板はあるが[[マウンド]]はなく、ピッチャーズサークル内も他のグラウンドと同じく平坦である。簡易的な軟式野球と共用の球場ではマウンドがあるため、マウンドの前に印があり、試合時は穴を掘り印にする。守備交代時にはボールを穴に置く事もある。
*フィールドの形状は四分円が原則とされる。そのため、本塁から外野フェンスまでの距離はどこをとっても均一となる。また、芝は通常外野のみに敷かれ、内野部分は土のグラウンドが一般的である。
*塁間は60フィート(18.29m)で、野球の三分の二の距離である。また外野フェンスまでの最低距離も女子220フィート(67.06m)、男子250フィート(76.26m)と短めになっている。
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*[[イニング]]は7回制で行う。7回の裏終了時点で決着がつかない場合、8回からは無死二塁の状態から始まる[[タイブレーク|タイブレーカー]]を用いた延長戦を行う。その際二塁走者は前のイニングで最後に打撃を完了した選手が入る(この際、二塁走者に代走を起用しても差し支えない)。
*スターティングメンバーのみ、一度交代し試合から退いた後も、もう一回のみ再び同じ打順に復帰することができるリエントリー制度がある。そのため、試合の序盤から代走が起用される事も珍しくない<ref>[http://www.softball.or.jp/info_knowledge/kiso/tisiki/reentry.html リエントリー(再出場)]</ref>。
*日本の[[女子]]選手はユニフォームが半袖半ズボンということもあり、通常の臀部から滑るスライディングは皮膚をすりむく危険性のあるため、ユニフォームの中心部から滑る[[ヘッドスライディング]]ることが多い。
*[[日本野球機構|NPB]]の[[パシフィック・リーグ]]、[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[アメリカン・リーグ]]などで採用されている[[指名打者|DH]]制を発展させた形で、DP(Designated Player 指名選手)というルールがある。
**打撃を専門に行うDPと、DPの守備だけを代わりに行うFP(Flex Player)(DEFO/DEFence Only)をスターティングメンバーに入れる事ができ、その場合は10名で試合を行うことになる。
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* 1号球:小学生・低学年向け。周囲は26.7&nbsp;cm。なお、小学生の[[スポーツテスト|体力テスト]]の「ソフトボール投げ」はこのボールを使用する。
ゴムボールも白色が基本だが、全面を黄色とするものも公認球として市販されている。
中高生の体育では[[ナガセケンコー|ナガセケンコー株式会社]]が製作する学校体育用の黄色いスポンジ状の柔らかいボールが使われることがある。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
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=== バット ===
ソフトボールは野球と比較すると、野球より細くグリップとその周囲を除くミートポイントが一定の太さのバットで打つ。
 
国内では、ボールに対応する3種のバットがあり、使用するボールに対応したバットを使わねばならない。
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[[夏季オリンピック]]では、1996年の[[1996年アトランタオリンピック|アトランタ大会]]にて、女子のみが[[野球]]と共に正式種目になった。当初はアトランタ大会限定とされたが、その後[[2008年]]の[[2008年北京オリンピック|北京大会]]まで開催された。
 
しかし、「五輪の肥大化に歯止めをかける」「野球、ソフトボールは試合時間が長い」との[[国際オリンピック委員会]](IOC)の方針により、[[2012年ロンドンオリンピック|2012年ロンドン大会]]では、野球と共に競技種目から外された。このため、関係者は[[2016年]]大会での復活を目指し、除外決定直後からPR活動を続けたものの、IOCは[[2009年]][[8月13日]]、2016年大会の開催競技には加えないことを決定した。
 
これらの過程では、男子の野球と女子のソフトボールとがペアとして扱われている。競技種目からの除外については、共に日米などの一部主要国以外の国々(特に欧州やアフリカ西アジア)で普及度が高いとはいえないこと、さらに野球で[[メジャーリーグ]]選手の出場がなく、世界最高レベルの競技が行われていないことが理由とされている。復活が成らなかったのも同じ理由とされたが、当該決定において追加候補とされた[[ゴルフ]]は既に様々な“頂上決戦”が存在するのに、ソフトボールにとって頂上決戦は五輪しかなく、五輪で行われることによってより普及が図れるとして、関係者から異論が出された。2020年東京大会では、男子は野球・女子はソフトボールが2種目1競技として、2008年北京大会以来の正式競技として復帰が決定した。
=== ページシステム ===
{{main|トーナメント方式#ページシステム方式}}
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*[[ダレノガレ明美]] - [[タレント]]。中学校時代はソフトボール部に所属し、全国大会出場経験あり。ポジションは[[捕手]]。
*[[白石麻衣]]([[乃木坂46]])- 中学校時代にソフトボール部に所属。ポジションは[[二塁手]]。
*[[山本太郎]]([[自由党]])- 小学校時代にソフトボールチームに所属。ポジションは[[捕手]]。
 
*[[マツコ・デラックス]]- 小中学校時代にソフトボールチームに所属。ポジションは[[投手]]。
== 脚注 ==
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