「アジョシ」の版間の差分
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元特殊要員のチャ・テシク([[ウォンビン]])は[[質屋]]を営み、細々と暮らしている。彼を訪ねて来るのは、質屋の客と隣の家に住む少女チョン・ソミ([[キム・セロン]])だけだ。ソミはテシクを「アジョシ」(おじさん)と呼び慕い、テシクも次第にソミに心を開いていく。ある日、ソミが鞄を盗んだと警察に捕まり、親の名前を訊かれていたところにテシクが通りかかかる。ソミはテシクをパパだと指差すが、テシクは無視して立ち去る。
ソミの母親は[[麻薬]]事件に関与しており、ソミも母親と共に拉致されてしまう。麻薬取引や
マンソク兄弟の一味の策略により、ソミは同年代の子どもたちと共に軟禁されていた。これ以上愛する者を失いたくないテシクは、ソミを救うため、一人で組織に乗り込んでいく。テシクがアジトにたどり着くと、ソミは既に眼球だけになっていた。組織を壊滅した後、自殺を図ろうとするテシクのもとに少女の声が聞こえる。実は眼球はソミのものでなく、彼女は組織の一員であるラムにひそかに助けられていたのだ。テシクの計らいで駄菓子屋の老人に引き取られることになったソミは、警察に連行されるテシクと最後の別れを交わすのだった。
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