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鼈甲 (会話 | 投稿記録)
冗長な例示やソース不明の漢字表記を削減
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== 用法 ==
=== 日本語 ===
例えば[[鉛筆]]が「12本」という代わりに「1ダース」「一打」という。文例としては「鉛筆1ダース(がある)」「1ダースの鉛筆(がある)」「鉛筆が1ダース(ある)」など。これらの「1ダース」は「12本」と同義語であり、「ダース」は[[助数詞]]の一種として扱われる。それ故に、(「十」のような数詞と異なり)本来の助数詞「本」とは併用されを後ろに付けない。
 
離散的な個数に対してのみ使い、[[量]](誤例:長さが1ダースメートル、30日を「2ダース6日」)や[[序数詞|序数]](誤例:順位が1ダース)には使わない。
 
通常は12の[[倍数]]にのみ使用され、12の倍数以外では使われない例が多い。例えば、36個を「3ダース」「三打」(3'''0'''{{sub|12}})、60個を「5ダース」「五打」(5'''0'''{{sub|12}})という用法が通例で、45個や100個をわざわざ「3ダース9個」「三打九個」、100個を「8ダース4個」「八打四個」という用法はである。[[6]]で割り切れて12で割り切れない数は、6個が「半ダース」、30個が「2ダース半」「二打半」(2'''6'''{{sub|12}})、90個が「7ダース半」「七打半」(7'''6'''{{sub|12}})というように「Mダース半」というように用いられる。
 
=== 英語 ===
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== グロス ==
ダースの上の単位で、12ダース(12<sup>2</sup>=[[144]]個)を'''[[グロス]]''' ({{en|gross}})、12グロス(12<sup>3</sup>=[[1728]]個)を'''グレートグロス'''や'''大グロス''' ({{en|great gross}})という。他には10ダースすなわち[[5/6]]グロス(12×10=144×([[5/6]])=[[120]]個)を'''スモールグロス'''や'''小グロス''' ({{en|small gross}}) という。なお、漢字表記では、ダースは「打」だが、{{要出典範囲|グロスは「[[:zh:簍 (單位)|簍]]」(ろう)、グレートグロスは「大簍」、スモールグロスは「小簍」である。|date=2019年4月}}
 
これらの用法は「ダース」と同じで、離散的な物の個数のみに使用され、量や序数には使用されない。例えば、「画用紙5グロスを、16学級で45枚ずつ配る。」(720枚÷16学級=45枚)や「1ヶ月で6グロス、1年で6大グロス生産する。」(864個×12ヶ月=10368個)というように使用される。逆に、144を「1グロス人」「一簍人」10368円を「6大グロス円」金額360度や720度を「1周は2グロス半度、2周は5グロス度」、2592年を「皇紀1大グロス6グロス年<!--十進数で皇紀2592年=西暦1932、十二進数に換算すると皇紀1600年=西暦1150年-->」「皇紀一大簍六簍年」という風などにはまずもって使用されない。
 
「グロス」も通常は144の倍数、「大グロス」も通常は1728の倍数に用いられるのが通例で、倍数以外場合には用いられないことが多い。例えば、432個を「3グロス」「三簍」(3'''00'''{{sub|12}})、8640個を「5大グロス」「五大簍」(5'''000'''{{sub|12}})という用法が通例で、270個を「1グロス10ダース6個」「一簍十打六個」(1A6{{sub|12}})、2010個を「1大グロス1グロス11ダース6個」「一大簍一簍十一打六個」(11B6{{sub|12}})という用法はである。144で割り切れて1728で割り切れない数は、2016個が「14グロス」(12'''00'''{{sub|12}})、2592個が「18グロス」(16'''00'''{{sub|12}})というように、「M大グロスMグロス」ではなく「Mグロス」というように用いられる例もある。
 
== 他の個数に対する特徴 ==