「カトリック教会の性的虐待事件」の版間の差分
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== 概要 ==
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これら一連の騒動により、アメリカなどでは一度でも児童への性的虐待が発覚した聖職者は再任することができなくなったが、職場を追われた神父らが、メディアなどの監視が行き届かない[[南米]]など発展途上国で同様に聖職に就き、同様の事件を起こしていることがわかり、新たな問題になっている<ref>[http://www.pri.org/stories/2015-09-18/south-america-has-become-safe-haven-catholic-church-s-alleged-child-molesters South America has become a safe haven for the Catholic Church’s alleged child molesters. The Vatican has no comment.]PRI,September 18, 2015 </ref>。
{{See also|司祭#妻帯(結婚)の可否・女性司祭の有無}}▼
== 経緯と影響 ==
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=== アイルランド ===
アメリカ国外で起こった同種の事件としては、[[アイルランド]]のノルベルト修道会士ブレンダン・スミスのケースがある。彼は[[1945年]]から[[1990年]]にかけて、自らが関わっていた数百人の子どもたちに対して性的虐待を繰り返していたとされる。アイルランドでは前述のスミスだけでなく、同様の罪が問題とされたファーンズ司教区のジム・グレナン[[神父]]や、児童への暴行容疑で裁判を受けることになったが開廷前に自殺したショーン・フォーチューン神父などの事件が続けて明るみにでた。この問題を受けてファーンズ教区のブレンダン・コミスキー[[司教]]が引責辞任し、ダブリン[[大司教区]]のコンネル[[枢機卿]]も進退を問われる事態となった。2010年3月までで、合わせて4人の司教が引責辞任している<ref name="20100321sankei">[http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100320/erp1003202327006-n1.htm ローマ法王が児童虐待問題で歴史的謝罪]{{リンク切れ|date=2012年11月}}(2010年3月21日 7:56 [[産経新聞]])</ref>。
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日本カトリック司教協議会は国内でも性的虐待があったことについて、[[2002年]][[6月21日]]に「子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ」として発表<ref>[https://www.cbcj.catholic.jp/2016/12/14/11033/ 日本カトリック司教団メッセージ 「性虐待被害者のための祈りと償いの日」の設定にあたって カトリック中央協議会(2016年12月14日)]</ref>。2019年4月4日、全国にある16司教区を通じた性的虐待に関する調査実施の方針を決定した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43478240Y9A400C1CR8000/ 聖職者の性的虐待、調査へ 日本カトリック司教協議会 日本経済新聞(2019年4月8日)]</ref>。
▲{{See also|司祭#妻帯(結婚)の可否・女性司祭の有無}}
== 脚注 ==
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