「ニューヨーク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎人口動態: 聖域都市
m パラメータ名途中での改行
16行目:
|下位区分種類 = [[国]]
|下位区分名 = {{USA}}
|下位区分種類1 = [[アメリカ合衆国の州|州]]
|下位区分名1 = [[ニューヨーク州]]
|下位区分種類2 = [[郡 (アメリカ合衆国)|郡]]([[行政区 (ニューヨーク市)|区]])
53行目:
|協定世界時との時差 = -5
|夏時間の等時帯 = [[東部夏時間]]
|夏時間の協定世界時との時差 = -4
|緯度度=40 |緯度分=42 |緯度秒=46 |N(北緯)及びS(南緯)=N
|経度度=74 |経度分=00 |経度秒=22 |E(東経)及びW(西経)=W
81行目:
市内には世界的に知られた地区やランドマークが数多くある。[[自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神像]]は、19世紀末から20世紀初めにかけて、アメリカへ渡ってきた何百万人もの[[移民]]を出迎えていた。[[ロウアー・マンハッタン]]の[[ウォール街]]は[[第二次世界大戦]]以来金融の国際的中心地であり、[[ニューヨーク証券取引所]]が置かれている。[[エンパイア・ステート・ビルディング]]や[[1 ワールドトレードセンター]]など[[超高層建築物|超高層ビル]]も多く建ち並び、[[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|ワールドトレードセンター]]もその一つであった。[[国際連合本部ビル]]もあり、国際政治の中心でもある。
 
またニューヨークでは[[ハーレム・ルネサンス]]、絵画の[[抽象表現主義]]、[[ポップアート]]や、[[ヒップホップ]]<ref name = "Toop-RapAttack2">{{cite book |first=David |last=Toop |title=Rap Attack 2: African Rap to Global Hip Hop|publisher=Serpents Tail |year=1992 |isbn=1852422432}}</ref>、[[パンク・ロック]]<ref>{{cite web |url=http://www.scaruffi.com/politics/american.html |accessdate=2008-09-01 |title=A timeline of the USA |first=Piero |last=Scaruffi}}</ref>、[[ロフト・ジャズ]]、[[サルサ (音楽)|サルサ]]、[[ディスコ (音楽)|ディスコ]]、[[ティン・パン・アレー]]などの音楽ジャンルが生まれた。[[ブロードウェイ・シアター|ブロードウェイ劇場]]も有名である。
 
アメリカの[[シンクタンク]]が[[2017年]]に発表した総合的な[[世界都市]]ランキングにおいて、[[ロンドン]]に次ぐ世界2位の都市と評価された<ref>[http://www.joneslanglasalle.co.jp/japan/ja-jp/Documents/New%20Release/20171023-JLL-DecodingCityPerformance.pdf JLL、世界の都市比較インデックスを分析「都市パフォーマンスの解読」を発表] JLL 2017年10月26日閲覧。</ref>。また、[[2017年]]に[[日本]]の民間[[研究所]]が発表した「世界の都市総合力ランキング」においても、ロンドンに次ぐ世界2位の都市と評価された<ref>[http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/gpci/ 世界の都市総合力ランキング(GPCI) 2017] 森記念財団都市戦略研究所 2017年10月26日閲覧。</ref>。
138行目:
ニューヨークの気象観測露場は緑豊かな[[セントラルパーク]]内の[[:en:Belvedere Castle|ベルヴェデーレ城]]付近に置かれており、[[ヒートアイランド]]の影響は比較的少ない。
{{Weather box
|location = ニューヨーク市 (セントラルパーク), 1981-2010
|metric first = yes
|single line = Y
256行目:
|Nov sun = 151.0
|Dec sun = 139.0
|source 1 = NOAA <ref name = NOAA >{{cite web
|url = http://www.nws.noaa.gov/climate/xmacis.php?wfo=okx
|title = NowData - NOAA Online Weather Data
|publisher = National Oceanic and Atmospheric Administration
|accessdate = 2011-12-14}}</ref><ref>[ftp://dossier.ogp.noaa.gov/GCOS/WMO-Normals/RA-IV/US/GROUP2/00305801.TXT NOAA]</ref>
}}
 
287行目:
 
=== 公園 ===
[[ファイル:Lower Central Park Shot 5.JPG|thumb|right|[[セントラル・パーク]]は、アメリカ合衆国の中で最も来訪者の多い都市公園である<ref name = "TPL.org-CFCPE">{{cite web |title=City Park Facts |publisher=The Trust for Public Land, Center for City Park Excellence |month=2006-06 |url=http://www.tpl.org/tier3_cd.cfm?content_item_id=20531&folder_id=3208 |accessdate=2008-09-01}}</ref>。]]
 
ニューヨーク市には、110km<sup>2</sup>以上の市営の公園と、23kmの公共の砂浜がある<ref>{{cite web |url=http://www.nyc.gov/html/om/html/99a/pr042-99.html |title=Mayor Giuliani Announces Amount of Parkland in New York City has Passed 28,000-acre Mark |date=1999-02-03 |publisher=New York City Mayor's Office |accessdate=2008-09-01}}</ref><ref>{{cite web |url=http://www.nycgovparks.org/facilities/beaches |title=Beaches |publisher=New York City Department of Parks &amp; Recreation |accessdate=2008-09-01}}</ref>。これに加えて、[[アメリカ合衆国国立公園|国立公園]]の一部で市域内に入っている、何km<sup>2</sup>にも及ぶ[[ゲートウェイ・ナショナル・リクリエーション・エリア]]がある。ジャマイカ湾野生生物保護区は、国立公園の中で唯一の野生生物保護区であるが、36km<sup>2</sup>以上の湿地島と水域から成り、ジャマイカ湾のほとんどを占めている。
323行目:
:クイーンズは、最大の面積を持つ区であり、アメリカで最も多様な民族が住む地域である<ref name="queensdiverse">{{cite news|url=http://www.nytimes.com/2006/07/04/nyregion/04fourth.html |author=O'Donnell, Michelle |title=In Queens, It's the Glorious 4th, and 6th, and 16th, and 25th... |publisher=New York Times|date=2006-07-04 |accessdate=2008-09-01}}</ref>。近年の成長により、人口がブルックリンを追い越す可能性もある。古くは、オランダ人によって建設された小さな町や村の集まりであったが、今日では大部分に住宅が広がる中産階級の地域となっている。[[アフリカ系アメリカ人]]の年収の[[中央値]](メディアン)は約5万2000ドルであり、白人よりも高いが、そのような地域は、アメリカ国内の大きな郡としてはここだけである<ref>{{cite news |title=Black Incomes Surpass Whites in Queens |author=Roberts, Sam |publisher=The New York Times |date=2006-01-10 |url=http://www.nytimes.com/2006/10/01/nyregion/01census.html?ref=nyregion |accessdate=2008-09-01}}</ref>。[[ニューヨーク・メッツ]]の本拠地である[[シティ・フィールド]]があるほか、毎年、テニスの[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]が行われる。また、ニューヨーク都市圏の3大空港のうち二つ、[[ラガーディア空港]]と[[ジョン・F・ケネディ国際空港]]がある。北西部の[[アストリア地区|アストリア]]、ロングアイランドシティは近年マンハッタンからの移住者が多い。アーティスト、ミュージシャンも多数。PS1, Isamu Noguchi Museum, Kafman Studioなど芸術の色が強い。
;[[ブロンクス区]](ブロンクス郡、人口1,385,108人)<ref name="FactFinder" />
:ブロンクスは、ニューヨーク市最北部の行政区であり、[[ニューヨーク・ヤンキース]]の本拠地[[ヤンキー・スタジアム]]があり、アメリカ最大の[[コーポラティブハウス]]である[[コープ・シティー]]がある<ref>{{cite news |author=Frazier, Ian |title=Utopia, the Bronx |publisher=The New Yorker |date=2006-06-26 |url=http://www.newyorker.com/archive/2006/06/26/060626fa_fact_frazier |accessdate=2008-09-01}}</ref>。マンハッタンのマーブルヒルと呼ばれるごく一部の地域を除けば、ブロンクスは、ニューヨーク市の中でアメリカ本土とつながっている唯一の地域である。[[ブロンクス動物園]]は、都市圏の動物園としてはアメリカ国内最大であり、広さは1.07km<sup>2</sup>に及び、6000頭以上の動物がいる<ref>{{cite book |title=New York City Museum Guide |author=Ward, Candace |publisher=Dover Publications |year=2000 |isbn=0486410005 |page=72}}</ref>。[[ラップ]]や[[ヒップホップ]]文化誕生の地でもある<ref name = "Toop-RapAttack2" />。
;[[スタテンアイランド|スタテンアイランド区]](リッチモンド郡、人口468,730人)<ref name="FactFinder" />
:日本語では「スタテン島」と表記されることもある。五つの行政区の中で最も郊外に位置する。ブルックリンとは[[ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ]]でつながっており、マンハッタンとは無料のスタテンアイランド・フェリーで結ばれている。スタテンアイランド・フェリーは、[[自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神像]]、[[エリス島]]、そしてロウアー・マンハッタンの最高の眺めを楽しむことができるため、観光客には非常に人気がある。スタテンアイランドの中央部には、25km<sup>2</sup>のグリーンベルトがあって、約56kmのウォーキング・トレイルが設けられており、市内最後の天然林の一つがここにある。グリーンベルトは、1984年、島の自然を保護するために指定され、七つの公園から成る。サウス・ビーチ沿いのFDR遊歩道は、長さが4.0kmあり、世界で第4位である。
340行目:
 
=== 観光 ===
[[ファイル:Times Square New York City FLIKR 5 Looking North.jpg |thumb|[[タイムズスクエア]]は、「世界の十字路」との異名をとる<ref>{{Cite web |title=The Crossroads of the World |publisher=PBS |url=http://pbskids.org/bigapplehistory/arts/topic15.html |accessdate=2008-01-30}}</ref>。]]
ニューヨークには、毎年4700万人の外国人・アメリカ人が訪れ、観光の重要性は高い<ref>{{Cite web |title=NYC Statistics |publisher=NYC & Company |url=http://nycvisit.com/content/index.cfm?pagePkey=57 |accessdate=2008-09-01}}</ref>。有名な観光名所としては、[[エンパイア・ステート・ビルディング]]、[[ウォルドルフ=アストリア]]、[[エリス島]]、[[ブロードウェイ・シアター|ブロードウェイ劇場]]、[[メトロポリタン美術館]]を始めとする博物館・美術館などがあり、そのほかにも[[セントラル・パーク]]、[[ワシントン・スクエア・パーク]]、[[ロックフェラー・センター]]、[[タイムズスクエア]]、[[リトル・イタリー (マンハッタン)|リトル・イタリー]]、[[チャイナタウン (マンハッタン)|チャイナタウン]]、[[ブルックリン橋]]、[[ブロンクス動物園]]、[[コニーアイランド]]、[[フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク]]、[[ニューヨーク植物園]]、[[サークルライン観光クルーゼズ|サークルライン]]の[[船]]でマンハッタン島一周、また[[5番街 (マンハッタン)|5番街]]や[[マディソン・アベニュー]]でのリッチな買い物、さらに[[グリニッジ・ヴィレッジ]]でのハロウィーン・パレード、[[メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード]]、[[聖パトリックの祝日|セントパトリックス・デー]]・パレード、冬季のセントラル・パークでのアイス・[[スケート]]などの季節のイベント、[[トライベッカ映画祭]]、セントラル・パーク・サマーステージでの無料公演といったイベントなど、観光客を引きつけるものは数多い。[[自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神像]]は、有名な観光スポットであると同時に、アメリカ合衆国で最も知られた像の一つである<ref>{{cite web |url=http://nymag.com/listings/attraction/statue_of_liberty/ |title=Statue of Liberty |publisher=New York Magazine |accessdate=2008-09-01}}</ref>。ジャクソン・ハイツ(クイーンズ区)、フラッシング(クイーンズ区)、ブライトン・ビーチなど、民族の集住地区には、東海岸の広い範囲から1世・2世の移民が買い物に訪れる。
 
387行目:
: ニューヨークは、「[[野球|ベースボール]]の街」と呼ばれるほど野球人気が高い都市である<ref>宇佐見 陽「野球(ベースボール)の街ニューヨーク」(平凡社新書)</ref>。ニューヨーク、もしくはその近郊には米国4大プロスポーツのチームが多数本拠地を構えているが、その中でも古い歴史を持ち、ニューヨークの象徴の1つとも言えるのが[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ニューヨーク・ヤンキース]]([[1901年]]創設、[[アメリカンリーグ東地区|ア・リーグ東地区]])である。また、現在ヤンキースの主将を務める[[デレク・ジーター]]はニューヨークで最も人気のあるスポーツ選手の1人である<ref name="yankees">[http://www.nydailynews.com/sports/basketball/knicks/2008/03/20/2008-03-20_poll_says_red_sox_more_popular_statewide.html Poll says Red Sox more popular statewide than lowly Knicks] New York Daily News(英語)、2009年8月18日閲覧</ref>。MLB球団で最多となる27度の[[ワールドシリーズ]]優勝という輝かしい歴史を持つヤンキースはMLBでもトップクラスの人気球団であり、同地区の[[ボストン・レッドソックス]]とは激しいライバル関係にある。
[[ファイル:YankeeRetiredNumbers.jpg|thumb|220px|旧ヤンキー・スタジアム内の[[野球界の永久欠番|永久欠番]]プレート]]
: 一方で、ヤンキースを応援しない野球ファンは[[ニューヨーク・メッツ]]([[1962年]]創設、[[ナショナルリーグ東地区|ナ・リーグ東地区]])を応援する。一般にヤンキースよりも庶民派のファンが多いとされるメッツであるが<ref name="mets">杉浦大介 「NY新旧への誘い ヤンキー・スタジアム&シティ・フィールド徹底ガイド」 『月刊スラッガー』2009年9月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-9、12頁。</ref>、伝統・人気・成績は名門球団ヤンキースに比べると見劣りし、地元メディアでの扱いも常にヤンキースの影に隠れた形である。本拠地の平均入場料金はヤンキース([[ヤンキースタジアム]])がMLBで断トツの73ドルなのに対し、メッツ([[シティ・フィールド]])は37ドル(全体4位)である<ref name="mets">< /ref>。ヤンキースには及ばないものの、MLB全体ではメッツの人気も平均以上であり、[[2009年]]の調査によれば、MLB30球団の人気ランキングではヤンキースが1位、メッツが11位となっている<ref>[http://harrisinteractive.com/harris_poll/pubs/Harris_Poll_2009_07_13.pdf New York Yankees Are the Favorite Baseball Team For Seventh Year in a Row] The Harris Poll(英語), 2009年8月19日閲覧</ref>。[[インターリーグ]](交流戦)でのヤンキースとメッツの対決は「サブウェイ・シリーズ」の名で呼ばれ、名物化している。
 
[[ファイル:Giants Stadium.jpg|thumb|220px|NFLニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ジェッツとMLSレッドブル・ニューヨークの3チームが本拠地とする[[ジャイアンツ・スタジアム]]]]
402行目:
; バスケットボール
: [[NBA]]には[[ニューヨーク・ニックス]]が、[[WNBA]]には[[ニューヨーク・リバティ]]が所属している。ニューヨーク都市圏でいえば、[[ブルックリン州]]に本拠地を置くNBAの[[ブルックリン・ネッツ]]もある。アメリカ国内初の大学レベルのバスケットボール選手権大会であるナショナル・インビテーション・トーナメントは、1938年にニューヨークで開かれ、現在も市で行われている<ref>{{cite web |url=http://www.nit.org/history/nit-postseason.html |title=Postseason Overview |publisher=National Invitation Tournament |accessdate=2008-09-01}}</ref>。[[ハーレム (ニューヨーク市)|ハーレム]]の[[ラッカー・パーク]]は、夏季リーグで多くのプロアスリートたちがプレーするバスケットコートである。
: 名門チームであるニックスの長期低迷もあってMLBやNFLと比べるとNBAの人気は高くないのが現状である<ref name="yankees">< /ref>。
 
[[ファイル:Arthur ashe stadium interior.jpg|thumb|right|クイーンズ区で行われるテニス[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]は、[[グランドスラム (テニス)|グランドスラム・テニストーナメント]]の4番目にして最後のイベントである。]]
424行目:
世界の商業・ビジネスの一大中心地であり、[[多国籍企業]]の本社数や資本市場の規模などビジネス分野の総合ランキングでは、世界一の都市と評価された<ref name="GCI" />。[[2017年]]の調査では、ロンドンに次ぐ世界2位の[[金融センター]]である<ref name="GFCI" />。アメリカの不動産、メディア、芸術などの中心地でもある。
 
ニューヨーク都市圏の2005年における、[[購買力平価]]のGMP(都市圏総生産)は、およそ1兆1300億ドルであり<ref name="World's Most Economically Powerful Cities">{{cite web|url=http://www.forbes.com/2008/07/15/economic-growth-gdp-biz-cx_jz_0715powercities_slide_2.html?thisSpeed=15000&boxes=custom|title=World's Most Economically Powerful Cities |publisher=Forbes |accessdate=2008-09-12}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.citymayors.com/statistics/richest-cities-2005.html |title=The 150 richest cities in the world by GDP in 2005 |date=2007-03-11 |accessdate=2007-07-03}}ただし台北が含まれていない。</ref>、アメリカ最大の地域経済であるとともに、[[ITウィーク]]誌によれば、世界第2位の都市経済である<ref name="London ranked as world's six largest economy">{{Cite web|url=http://www.computing.co.uk/accountancyage/news/2184877/london-ranked-world-six-largest=|title=London ranked as world's six largest economy|publisher=ITWeek|accessdate=2008-08-04}}</ref>。Cinco Dias誌によれば、ニューヨークは2008年末の時点で世界の金融の40%をコントロールしているとされ、世界最大の金融中心地とされている<ref name="London vs. New York">{{Cite web|url=http://www.cincodias.com/articulo/mercados/Londres-versus-Nueva-York/20080901cdscdimer_3/cdsmer/|title=London vs. New York, 2005–06|format=PDF|ppublisher=Cinco Dias|accessdate=2008-03-11}}
ublisher=Cinco Dias|accessdate=2008-03-11}}
</ref><ref name="New York still World's Financal Capital">{{cite web|url=http://www.marketwatch.com/story/credit-crunch-shows-new-york-is-still-worlds-financial-capital/|title=London may have the IPOs...|publisher=Marketwatch|accessdate=2009-08-30}}
</ref><ref name="Is New York still the World's Financal Capital">{{cite web|url=http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2008/02/07/is-new-york-still-the-financial-capital-of-the-world/|title= Is New York Still the Financial Capital of the World? |publisher=New York Times|accessdate=2009-08-30}}</ref>。