「内之浦宇宙空間観測所」の版間の差分

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:: 気象台地(衛星ヶ丘展望台)にある観測所の敷地内で一番高い台地に設置された、主に地球周回軌道の科学衛星との交信を行うアンテナ<ref name="uchinoura isas"/>。S帯の送受信及び[[Xバンド|X帯]]の受信に対応している。宇宙探査機の電波捕捉用として用いられる場合もある。1989年度に完成した。
:; 34メートルアンテナ
:: 地球周回軌道の科学衛星及び宇宙探査機との交信を行うアンテナ。S帯及びX帯の送受信に対応し、[[電波の周波数による分類#マイクロ波の周波数帯|Ka帯]]の受信にも対応している(受信装置は未整備)。1998年度に完成した。44m×29mの大きさを持つアンテナペデスタル(アンテナ局舎)の上に設けられており、台風の多い地域のため瞬間最大瞬間風速90mに耐えられる設計で、総重量は820トンになるが、周回衛星の追跡ができるように方位角方向で毎秒5度、仰角方向で毎秒2.5度の速さで動かせる性能を持っている<ref name="uchinoura isas"/>。[[臼田宇宙空間観測所]]の64mアンテナのバックアップとしても位置づけられている。
; 管理棟
: 事務作業や施設の維持管理、会議などを行う建物<ref name="uchinoura isas"/>。