「Bビーダマン爆外伝V」の版間の差分

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; しろボン
: 声 - [[桑島法子]]
: 前作に続き、主人公として活躍。時空を飛び周り事件を解決するビーダコップの一員。基本的な性格はビーダシティ編同様に元気がよくてお調子者。ビーダシティ編と比べると割と真面目な面が目立っているが、それ故にきいろボンやデビル三銃士などを軽く見るところがある。スポーツも万能で15話ではヨットに乗って波に乗る事も。グレイボン博士にジークホワイターでエネルギー弾を撃つことを止められても、デルベーダコップおよび警察官の戦いで使用た結果アーマーを大破させ博士に大目玉を喰らったり、クリスホワイターでウェイブレットの責任感装着自覚して水の無る真に落ちる一面も持つ。ビーダコップとして半人前シティ編同様に仲間思いドジをするもあり、あかボンたちーダマスタール三銃士は元気があり勇気がある珍しい良い子と言捕らわれてお(20話)それがくろボンの一匹狼な気質を変えてゆくこととなる。くろボンがスリンガーに捕まった時(35話)、キングベーダーの攻撃で身動きが取れなくなったクリスブラッカーがデビルトライデグベーダーに捕らえらトの攻撃で撃破さそうになった時(46話)顧みずに助けに行く仲間思いのほど。スポーツ万能な一面も同様で、劇中では[[ウィンドサーフィン]]の腕前を披露してい(15話)
: ビーダコップとしてはまだまだ半人前で、グレイボン博士にジークホワイターでエネルギー弾を撃つことを止められてもデビルベーダーとの戦いで使用した結果、アーマーを大破させて博士に大目玉を喰らう(20話)、キャリバーコアの原型である合体テスト装置を勝手に操作させた結果、回収した5個のクリスモンドを再び飛び散らせてしまう(36話)、クリスホワイターでウェイブレットを装着して水の無い地面に落ちる(38話)など、ドジを踏むことが多い。しかし、ビーダマスターには「元気と勇気のある珍しい良い子」「どんな困難にも立ち向かおうとする強い意志がある」と評価されており<ref>その一方で「あおボンやみどりボン、くろボン以上に特に欠点だらけ」(きいろボンいわく「アホすぎて自分の欠点もよくわからんから気にならん」)という酷評もされている。</ref>、それがくろボンの一匹狼な気質を変えていくこととなる。
: 漫画版ではビーダコップ内ではあおボン共々見習い扱いとなっており、アニメ版以上にお調子者な一面が目立っている。
; あかボン
: 声 - [[佐久間レイ]]
: 元はボーダーランド王国の姫だったが、デビルベーダーによるボーダー星襲撃の折にしろボンたちと出会ったことがきっかけで、クリスモンドの回収およびボーダー王の捜索も兼ねて一時ビーダコップとして戦線で活動した。ビーダシティ編と比べると少し子供っぽくわがままな一面や世間知らずな一面([[きつねうどん|キツネロンうどん]]を食べると[[キツネ|キツネロン]]になってしまうと勘違いしていたなど(23話))を持つ。記憶を失っボーダー王が自分のことを忘れたばかりか、女装したきいろボンを娘と信じ込んでまったショックから自暴自棄に走りかけたことも。また、高い場所へよじ登る際に一番下の踏み台にされる、女性のゲストキャラと比べられる<ref>その相手が姫である時は「お姫様なんて初めて会った」と言われることも。</ref>など、姫や女性として見られないといった扱いを受けている。ただし、ビーダシティ編同様にしろボンたちを叱ったり、時には全力で応援したり、料理が得意な一面など見せることもある。くろボンに惹かれている点もビーダシティ編と共通している<ref>アーマーに乗っていため素顔を見ていない1話の時点で彼を「白馬に乗った王子様」と敬愛するほど(その後、5話で対面を果たした)。</ref>。初期を中心に、語尾に「~ですわ」などを付けたお嬢様口調を用いることもあった。また、一発で木を折るほどの強烈なパンチ力誇る。
: アニメ版・漫画版共に最終決戦の直前でデビルベーダーに拉致されてしまうが、しろボンたちの活躍で無事救出されている。ボーダー王救出後はしろボンたちを心配し<ref>本人いわく「自分がいないとすぐ脱線するから」とのこと。</ref>、みどりボンの反対を押し切ってビーダコップに残ることを決意。
: 前作ではショートパンツ姿だったが、今作ではスカートに変更されている<ref>ビーダシティ編でも、温泉に入った時はスカート姿であった。</ref>。また、Vビーダアーマーに搭乗する面々の中では唯一ソロでヘッドオンする場面がない。
; あおボン
: 声 - [[小桜エツコ|小桜エツ子]]
: しろボンの相棒で頭脳担当である。ビーダシティ編とは異なり、孫ではないため、グレイボンを「博士」と呼ぶ。博士の手伝いをし、各マシンのメンテナンスもする。気弱かつ臆病な性格で、ソニックブルードがアーマーモードへの変形と3個目のクリスモンドの入手によって新たにガトリングユニットを搭載される改良を受けた際、自身も戦いに赴く立場にあてられることになった際に「ボクはあんまり戦いたくないんですけど…」と洩らすなど(6話)、当初は戦いにも消極的な一面を見せていた<ref>同じくダイブレッダーのアーマーモードへの変形改良を受けたあかボンは、自分たちも戦えることを喜んでいる。</ref>。また、お化けや幽霊が大の苦手で、その手の話題になると非科学的であるなどと言いながら存在そのものを否定したり(メガネをかけている場合は涙目になっている)、一目見ただけで泣き叫びながら逃げ出すほどである。故にビーダマスターからは「勇気が足りない」と指摘もされている。しかし、ビーダシティ編同様に雰囲気に流されやすい所がある他、頭脳担当故にいざという時は頼りになる<ref>クリスモンドの在処が示された地図の暗号を自力で解読し、試練の突破と(しろボン、きいろボン、みどりボンを含めた)4人全員揃っての生還に貢献する(41話)、補いの森のカラクリを見抜き、みどりボンと協力しながら試練を順調に突破していく(45話)など。</ref>。一方で、仲間(主にきいろボンとみどりボン)に対して毒舌になる一面もしばしば見られる。初期ではあかボンに一目惚れしている様子も見られたが、その後はしろボンたち同様に酷評するようになった
: クリスブルードのメイルスーツ装着時はボディカラーが水色に変化する。
: 漫画版ではアニメ版以上にあかボンに好意を抱いており、しろボンにはぐらかされて赤面したり、写真集などのグッズを集めている様子が窺える。
; きいろボン
: 声 - [[真殿光昭]]
: 関西弁を喋る青年。本職は運送屋だが、3話でしろボンたちに窮地を救われて以降、金とアーマーおよび女性にもてるための目的でビーダコップになりたがっている。たまに彼が戦いなどで活躍することもある。
: 他のシリーズ同様に金に目が無く、ビーダシティ編同様小噺と称して寒いダジャレを連発する癖がある。
: ビーダシティ編に比べ、スピード違反や信号無視、停止無視などの違反行為が多いなどの問題児な面が目立つため、ビーダコップに入れて貰えず、時折仲間として扱われないこともある<ref>もっとも、「自分のアーマーだけ合体できない」と漏らしたところ、話を聞いたグレイボンから下らない発明品を渡された上でダジャレをつまらない・友達がいない呼ばわりされる(36話)、本人が意欲的であるにもかかわらず、ビーダコップではないことを理由にビーダコップ用の特訓装置に拒まれて拷問された挙句しろボンたちに軽く見られて笑われる(その直後、腹を立てたきいろボンは一時的にグレてしまった)(39話)など、しろボンたちのビーダコップとしての対応にも問題がある点は否めず、本作での自分の扱いの悪さを嘆く場面も幾度かある。</ref>。だが、いざという時の冷静さや頼もしさは変わらず、場合によっては独自で捜査したり、純粋に人助けをする<ref>困っていたり、弱い立場にある人々やキツネロンの親子らを守るために、時折知らなかったとはいえ悪党の味方をしているしろボンたちとの対立も厭わないこともある。</ref>など少なからずビーダコップとしての正義感や素質はあり、キングベーダーとの戦いではジニアスボンのくだらないメカを使ってウィッチーと共にあかボンを救う活躍を見せた。
: ボーダー王救出後は正式にビーダコップになろうとベストボンたちに取り入るが、今回の手柄では前述の数々の違反行為を帳消しにするのみで、正式採用には至らなかった<ref>その後、しろボンの持っていたゴールドカードを奪って逃げようとしており、ビーダコップになる野望を完全には諦めてはいなかった。</ref>。
: 漫画版では他のメンバーに比べると出番が少なかった。また唯一アーマーを破壊されることはなく、最終回でも活躍をしている。
; くろボン / なぞのアーマー
: 声 - [[関俊彦]]
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: 当初はしろボンたちをデビルベーダーと勘違いするが、あかボンと再会を果たしたため、すぐに誤解が解け和解。そして、自身の戦車=グラングリーバーがクリスモンドの力でVビーダアーマーとなり、時空移動も可能になったことで現代に帰還。以降は王国の復興を目指してビーダコップに協力するようになる。
: 自称「'''ビーダマ強化の鬼と呼ばれた男'''」で積極的に他人を特訓させようとしたり、師範のアイヤーボンと共に稽古をつけさせようとする<ref>アイヤーボンをはじめ、トヤーボンやキエーボン(いずれも名前のみでの登場)など複数の人物に弟子入りしているようである。</ref>。生真面目で勇敢な熱血漢だが、それゆえにやや間が抜けており、暴走しがちな一面がある<ref>遊園地・キャッスルランドのコマーシャルを見て妖怪が出る館と勘違いし、キャッスルランドのお化け屋敷を来訪した際、客に王国軍への入隊を強要した挙句、「客に悲鳴を上げさせている」と問題視し破壊し尽くす(16話)・難破船の中に残された食料を食べて腹を壊す(37話)など。</ref>。その上極度の[[方向音痴]]であり、レーダーが利かないビーダサルガッソー内の濃霧地帯ではしろボンたちに見当外れの方向へ行くよう指示し、しばらく彷徨う羽目となった。
: また、危機に陥るとすぐに、王国のためという大義の元に死のうとする「玉砕モード」へ突入する困った性格<ref>その際は「ボーダーランド王国、バンザーイ!!」と叫びながら特攻していることが多い。</ref>。特に王国の姫にして幼馴染であるあかボンになついており、王国やあかボンのこととなると上記のような状態に陥る。そのため、故に度々しろボンたちからは度々うっとう鬱陶しがられており、ビーダマスターから「冷静さに欠けている」と指摘されている。しかし、実戦における戦闘能力の高さは認められている。
: 最終回ではデビル三銃士を更生と社会復帰のためにボーダーランド騎士団に入隊させる。
: クリスグリーバーのメイルスーツを装着するとボディが黄緑色に変化する。
: 漫画版では一度しか登場しておらず、語尾に「~であります」をつける、顔も独自の仕様などテレビアニメ版とは異なるキャラクター像となっている。前作ではプラネットエンブレム編のみのキャラで、性格・声優もみずいろボンと合併する形で異なっている。
; グレイボン博士
: 声 - [[津久井教生]]
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; ミミタン
: 声 - [[川上とも子]]
: グレイボンのペットで、「ミーミー」と鳴く青い体色のビーダロン。耳の下から伸びた長い手が特徴で、これを使って器用に道具を扱ったり、羽のように羽ばたかせて空を飛ぶことができる。33話ではしろボンが足に掴まった状態でも飛べたことから見た目に反してなかなかの力持ち。時空移動の時にグレイボンに相槌を打つのが定番。しろボンたちと共にクリスモンドの捜索にグレイボンと同行した際、しろボンたちのピンチを救ったこともある(28話38話など)。
: 漫画版では登場しない。
 
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; キングベーダー
: 声 - [[大友龍三郎]]
: デビルベーダーの首領。普段はデビル三銃士に指令を下す[[悪魔]]のシルエットのような姿をしている。戦闘では電撃<ref>失敗を犯したデビル三銃士への制裁や、彼らのボケに対するツッコミに用いることも。</ref>や対象に触れるとリング状に変化して捕らえる光球を発射したり、バリアーによる防御や瞬間移動を駆使し、する。城内天井にある電飾から放たれる光線で他者を別の場所に転送することも可能。また、電撃を放って失敗を犯した部下を制裁することも。時にデビル三銃士の間抜けなノリに呆れたり、激昂することもあった。
: 本人いわく「住んでいる(存在している)次元が違う」らしく、いかなる物理攻撃も通用しない。唯一、ビーダキャリバーのみが彼を滅ぼすことができる。
: ウンノツキ時代のゴルゴダ星にて行われた最終決戦では、真の目的である歴史破壊をしようとし、三銃士の乗っていたデビルトライデントを乗っ取るが、ビーダキャリバーによって破壊される。それでも倒れずに黒いビーダマ状の形態となって逃亡しようとするが、最期は宝剣ビーダキャリバーを巨大剣として具現化したビーダキャリバー・パーフェクトモードに完全に倒された。
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三人ともそれぞれ自分たちの欲望を叶えるため、キングベーダーに忠誠を誓っているが不満がないわけではない。根っからの悪党で目的のためなら手段も選ばず、ゲストキャラたちを唆す、あるいはその弱みにつけ込む形で利用したり、しろボン達を抹殺しようとしたこともあるが、間抜けでどこか憎めない三人組である。手柄の取り合いや仲間割れでケンカになることもあるが、基本的にメンバー同士の仲は良い。キングベーダーの命令でクリスモンドを求めて各時空に襲来し<ref>16話や17話など、自主的にビーダコップ打倒やクリスモンド入手のための作戦を展開することも。また、3話ではキングベーダーが用意した[[ニトログリセリン]]入りの箱をきいろボンを騙して運ばせることで彼に強盗の濡れ衣を着せ、きいろボンを追って来たしろボンらをニトロの爆発で倒そうと画策した。</ref>、度々ビーダコップと対決してはその都度敗北し、空の彼方に吹き飛ばされたり、爆発に巻き込まれるなどの形で撃退され、本人達もそれがお約束だという自覚はある(辛うじて退却する場合も。また、18話や29話などのように直接ビーダコップと対決しない回もある)。しかし、その実力は決して低くはなく、しろボンたちからは概ね厄介な相手と認識されている<ref>だが、29話にて相次ぐ宇宙貨物船の襲撃事件(実際の実行犯はデビルスリンガー)のことをしろボンたちが聞いた際には連戦連勝で気が緩んでいたため、「ドジなデビル三銃士にそんなことをできるはずがない」と嘗められていた。</ref>。
 
デビルスリンガーがキングベーダーを倒したかに見えた際にはスリンガーに従うも、キングベーダーの生存を知るや再びその部下となったが、キングベーダーの真の目的を知らなかったようで、歴史を破壊しようとする彼を止めようとしたものの、逆に搭乗していたデビルトライデントを乗っ取られてしまう。キングベーダーが倒された後、デビルトライデントが破壊された際の爆発で吹き飛ばされるも生き残り、貧乏生活を送りながらも延びる。その後はボーダー王が巻き込まれていた時空の歪みによって様々な時代に飛ばされながら貧乏生活を送り、最後までビーダコップの邪魔をした。48話からはジニアスボンと組み、そのおかげか現代に戻ることができた。最終回では時空の歪みのエネルギーを悪用しようとするジニアスボンに唆され悪事を手伝うも、時空の歪みに飲み込まれそうになった所をビーダコップに救出される。その後はみどりボンによって更生と社会復帰のためにボーダーランド騎士団に無理やり入隊させられた。
48話からはジニアスボンと組み、そのおかげか現代に戻ることができた。最終回では時空の歪みのエネルギーを悪用しようとするジニアスボンに唆され悪事を手伝うも、時空の歪みに飲み込まれそうになった所をビーダコップに救出される。その後はみどりボンによって更生と社会復帰のためにボーダーランド騎士団に無理やり入隊させられた。
 
しろボンやきいろボンに「デベソ三銃士」・「二流三銃士」、ジニアスボンに「でたとこ猿芝居」と間違われたことがある。登場人物の中でも特に多くの[[メタフィクション]]的発言をしており、14話でしろボンたちに善戦している際に番組を乗っ取り『ボンバーデビル三銃士』に改名すると発言したことも。初期では「お母さんたちのアイドル」を自称することもあった。
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: 声 - [[園部啓一]]
: 毎回のようにビーダコップたちに戦闘を仕掛けてくるデビル三銃士の戦闘要員。語尾に「〜(で)マント」を付ける口調(漫画版の予告編ではゲストラー共々普通の口調だった)と「フーハッハー(フッハッハー)」という独特の笑い方が特徴。チャームポイントは[[髭|ヒゲ]]と短パン。一人称は「オレ」(稀に「ワシ」になることも)。騎士道精神の持ち主で、しろボンのライバル的存在。戦闘要員のため、三銃士の中で一番戦闘回数が多い。自ら積極的に出撃することも多々ある。夢は「宇宙中の美味い物を独り占めすること」。
: ドクダンディとゲストラーから名前または「アクちゃん」という愛称で呼ばれるが、逆に自身は他の二人を基本的に名前で呼んでおり、後述の愛称で呼ぶことはほとんどない<ref>実況解説時などにドクダンディを「さん」付けで呼んだり(26話・42話)、ごく稀に二人を愛称で呼んだこともある(26話・36(36話・39話・42話・最終回)。</ref>。
: [[変装]]や[[西洋剣術]]を特技としており(8話など)、特に変装に関してはなりすました人物の声までも真似ているため、外見だけでは彼だと判断できないほどの腕を持つ。ビーダマンだけではなく、一定の大きさを有するビーダロンにも変装可能で、クリスモンド探索の邪魔が入らないよう、ハウンド山に近づく者を追い払うためにデビルブライスターに搭乗した状態で護り神・[[ケルベロス|ケルベロン]]に変装したこともある(13話)。だが、人気アイドルのヒロインボン(声 - [[渕崎ゆり子]])が持っていた『幸運を呼ぶ首飾りの玉<ref>「ネコのカワ」というクリスモンドとは無関係の宝玉。持ち主の性格を猫を被ったものに変化させる魔力を持つ。</ref>』を奪うために[[タコ|タコロン]]型エイリアンの着ぐるみを着て彼女が主演を務める映画の撮影現場に潜り込んだ際には正体に気付かれないまま、きいろボンに一方的に殴り倒されるという裏目の結果を招いてしまった(33話)。
: 基本的にはやられ役だがアーマー戦では複数人(2-4人以上)で攻めてくるしろボンたちを相手に1人で応戦したり、ビーダロイド弾を駆使した攻撃で苦戦させることが多く、他のメンバー共々それなりの実力はある。パワーや体力に自信があり、生身の戦闘能力も鍛えている模様<ref>フラフラン国国王のルイボン(声 - [[広瀬正志]])に変装した状態でドクダンディとゲストラーをあっさりと打ち負かしたかめんボン=王女プリンセスボン(声 - [[浅川悠]])を相手に西洋剣術で互角に戦う(8話)、自分を食べようとした怪獣の口の中にビーダマを撃ちまくって返り討ちにする(17話)など。しかし、ヤマタのオロチロンや白兵戦でのしろボンたちの一斉攻撃には敵わなかった(18話・36話)。</ref>。本気で怒ると怒りに任せて辺り構わずビーダマを撃ちまくって暴れる。初期では頭の回る一面を見せることもあったが<ref>空腹で血を求めていたドラキュラ伯爵(声 - [[龍田直樹]])に脅されてあかボンを生贄にしようとしたが「目的はあくまでもクリスモンドであり、あかボンごとクリスモンドを手に入れたのなら後は撤退すればいいだけなのでわざわざ約束を守る義理はない」(実際にはあかボンはビードルフィン内にクリスモンドを置いてきており、その段階では手元に所持してはいなかった)と気づいたり(1話)、「しろボンたちが恐竜ロンと戦っている隙に恐竜ロンの巣穴からクリスモンド(実際には恐竜ロンの卵だった)を盗み出す」・「鬼の仲間に変装して金棒を奪い、鬼が金棒を取り返しに来たところを逆に捕まえてクリスモンドを奪い取る」という作戦(2話・5話)を立案するなど。</ref>、話が進むにつれてドクダンディやゲストラーに比べてオツムが悪く、単純かつ間抜けな描写が目立つようになった<ref>怪獣の餌にされて怒り心頭だったにも関わらずドクダンディとゲストラーにあっさりと言いくるめられてしまう(17話)、あおボンとあかボンに母親(ママ)の悪口を言われて激怒した隙を突かれてしろボンに敗れる(21話)、人質を取った際に「なんだかオレたち悪党みたいだマント」とボケをかましてゲストラーにツッコまれる(22話)、キングベーダーからの咄嗟の質問とはいえ、3+5=35と答えてしまう(36話)など。</ref>。
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: デビル三銃士のリーダー。悪ノリと[[美男子|イケメン]]が大好きなくろボンに恋する細身かつ長身の[[オカマ]]。1日10時間の睡眠を取る<ref>任務中に母艦のコックピットで居眠りをしていることも多い(9話、31話など)。</ref>、こまめに化粧を塗り直すなど自身の美容に気を配る[[マイペース]]な[[ナルシスト]]であり、くねくねと動くことが多いのが特徴。毒草摘みが趣味。頭脳派の一面を持ち、「ヤッパッパッパッパァ〜ン」が口癖。この他、催眠術も得意できいろボンを洗脳したことがある。一人称は「あたし」で女口調で話すが、キレると荒っぽい男口調になる。夢は「宇宙征服の証に美少年[[ハーレム]]を作ること」。
: ゲストラーからは「ドクちゃん」という愛称で呼ばれることが多く、アクマントも最終回で一度だけ呼んだ。
: 前述の通り、11話で初めて姿を目の当たりにして以来くろボンに恋心を抱いており<ref>正確に言えば初対面を果たしたのは1話だが、この時くろボンはアーマーに乗ったままであり、続く5話でもくろボンが神社の本殿の中に隠れていて物陰で顔が見えなかったこと、突如現れた鬼に気を取られていたことなどから姿を見ていない。</ref>、度々彼と結ばれる妄想に浸ったり、自分を倒したのが彼だと大喜びして星になったり、直接再会した際には仕事を忘れて歓喜するなどして'''リーダーであるにも関わらず一人脱線することが多く'''、その都度アクマントとゲストラーに呆れられたり、無視されて置いてけぼりを食らったりしている<ref>余りにも脱線や妄想がひどく気持ち悪い時にはツッコミを入れられたり、制裁されることも多い。チーム内の指揮もアクマントたちに取って代わられることが多々ある。</ref>。そのため、直接戦うことはほとんどない。そのくろボンをライバル視しているデビルスリンガーに対しては三銃士の中で最も嫌悪感を抱いている<ref>夢の中にまで出てきたスリンガーに踏み潰されそうになったり足蹴にされたりる悪夢を見る、肌荒れや睡眠不足の原因呼ばわりするほど(31・33話)。</ref>。また、自身同様にくろボンに惹かれているあかボンを恋敵と見なしている他、きいろボンとも何かといがみ合ったり、食って掛かることが多い<ref>ビーダコップ基地に潜入してクリスモンドを奪う作戦のために嫌々きいろボンに変装させられたことも(39話)。</ref>。
: マイペースゆえに(無断も含めた)単独行動も多いが、その間にクリスモンドをはじめとする財宝やその在り処に関する情報収集を行っていることもある(13話)。他にもヒロインボンへのアプローチで無我夢中になり任務を忘れたアクマントたちを尻目に、一人で行動したこともある。
: アクマントが出撃中の時はゲストラー、ゲストラーが出撃中の時はアクマントと共に主に実況を行い、解説はいずれも1回ずつ行っている<ref>(三銃士全員での出撃時やアーマー戦の無い回を除き)9話-11話など、アーマー戦があっても実況そのものを行わない場合もある。</ref>。また全キャラ中唯一、ヘッドオン時は横に回転してアーマーモードになる。
: 最終回にてボーダーランド騎士団に強制的に入隊させられた際にはその境遇をひどく嘆いていた。
: 漫画版では空間を切り裂く巨大なハサミを持ち、それによって生じた次元の裂け目に相手を吸い込む技を使う。なお、テレビアニメ版に比べて小柄な体型をしている。
; ゲストラー
: 声 - [[チョー (俳優)|長島雄一]]
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: ドクダンディから「ゲスちゃん」という愛称で呼ばれることが多いがアクマントにも稀に呼ばれることがある。
: ドクダンディ同様に頭脳派の一面を持ち、様々な作戦を考案するが自身の間抜けな性格や想定外の事態によって毎回失敗に終わっている。また、三銃士のデビルアーマーをはじめとするメカの発明にも携わっており、数々の発明品を駆使してビーダコップたちに挑むこともある。故にメカ系統の知識にも詳しく、みどりボンと初対峙した際にグラングリーバーに迷彩機能が備わっていることを一目で見抜いた。
: また、ドクダンディにメチャボレ草<ref>グレイボンがドクダンディの摘んだ毒草の入った籠にうっかり身体ごと突っ込んでしまった時に偶然落としていったもの。食べると身体が熱くなり、恋愛感情を掻き立てられる作用がある。なお、この作用から当初グレイボンはカップルが急増する現象の原因ではないかと睨んでいた(実際はクリスモンドの影響だった)。</ref> という薬草を知らず知らずのうちに毒見させられた際には興奮状態のまま彼やキングベーダーに迫ったり(7話)<ref>ドクダンディに迫った際には「後引く味」と言いながら自分の意志で食べていた。</ref>、初期では連敗続きの負い目からデビルベーダーを[[解雇|クビ]]にされ、レギュラーからも[[降板|降ろされる]]のではないかと怯えることもあった(10話)<ref>最終的にはしろボン・あかボン・あおボン・アクマントドクダンディの5人共々、全50話すべての回に登場するという皆勤賞を得る結果となった。</ref>。この他、大自然での暮らしに憧れている旨を語ったり(2話)、魔法で変身したウィッチーの姿やヒロインボン(31話・33話)にアクマント共々魅了される一幕も見せた。そのポジション故後方支援に徹することが多いが、レーザーホワイターの初陣戦では「偶にはワシもバトルで活躍したいでゲス」と述べるなど、目立ちたがり屋でもある。
: アクマントが出撃中の時はドクダンディ、ドクダンディが出撃中の時はアクマントと共に実況・解説を行う(主に解説者を担当することが多い)。三銃士では唯一、メイルオンと母艦からのアーマー切り離し描写がない。
: 最終回でボーダーランド騎士団に強制加入させられたが、「食いっぱぐれなくて済む」と割と肯定的な様子を見せていた。
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; キャリアボン
: 声 - [[大林隆介|大林隆之介]]
: ビーダコップ本部の関係者。一人称は「ミー」で、二人称が「ユー」であるなどの英語混じりの口調で喋る。眼鏡と角ばった体形が特徴。自身の地位を鼻にかけており、嫌味っぽく卑屈な性格。しかし、くろボンやベストボンなど自分の上司にあたる人物には頭が上がらない。しろボンたちを落ちこぼれコップと呼んで見下しているが、自身も抜けており、逆に彼らから「偉そうなだけで頼りない」「情けない」などと過小評価されている。最終決戦の最中、保身のためにビーダコップから転職しようと語ったり、ベストボンに辞表を渡しながら平然と笑うなど、ビーダコップとしての誇りやモラルを欠いている一面も見せた
: 42話ではV2の総司令官となりくろボンにすら傲慢な態度をとるが、くろボンとスリンガーの[[一騎討ち]]に割り込んだことでスリンガーの怒りを買い、ビーダコップ戦闘機部隊を全滅させられた途端自身は敵前逃亡し、クリスモンドを奪われた挙句V2を破壊されてしまう<ref>スリンガーがクリスモンドの魔力に取り憑かれた原因にもなっている。</ref>。終盤では保身のためにビーダコップから転職しようと語ることもあった
; アイヤーボン
: 声 - [[うすいたかやす]]
: みどりボンの師範。4000年の歴史を誇るビーダ[[截拳道|ジークンドー]]の達人。神出鬼没でどこからともなく突然現れる謎の人物。
: 初登場時はしろボンがレーザーホワイターを乗りこなせるようにビーダマ強化の特訓相手としてみどりボンと共にしろボンに稽古をつけるが、デビル三銃士に捕まったあかボンたちの救出に向かおうと抜け出そうとしたしろボンを引き留めるも、逆に彼のパンチを喰らってみどりボン共々ノックアウトされた<ref>とはいえ、この時の目的は、しろボンがレーザーホワイターを乗りこなせるようにすることであり、目的自体は達成している。</ref>。
: その後、今度は31話でウィッチーの特訓相手として再登場を果たすも、襲撃したデビル三銃士の攻撃で一人空の彼方へと吹き飛ばされてしまう。
: その後は登場しなくなったが最終回で本作のゲストキャラたち共々顔見せしている。
; ベストボン
: 声 - [[速水奨]]
: 43話から登場。ビーダ連邦の総督で、ビーダコップのエリート中のエリートとされる。くろボンのライバル。やや狭量な所があり、クリスモンドを利用してデビルベーダーの本拠地を突き止める作戦を実行するも裏をかかれたり(直後に謝罪している)、ボーダー王が犠牲になることを厭わずに時空の歪みを消し去ろうとしたことも。また、キャリアボンのノリに突っ込みツッコミや制裁を入れることも。
; ビーダマスター
: 声 - [[大塚周夫]]