「這いよれ! ニャル子さん」の版間の差分

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: 声 - [[喜多村英梨]]
: 地球に住む普通の男子高校生。宇宙犯罪組織とニャル子に狙われる本作の主人公<ref>{{Cite web |url=http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/nyarukosan/release.html |title=「這いよれ! ニャル子さん」特設ページ |work=GA文庫 |publisher=SBクリエイティブ |accessdate=2014-01-20}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/nyaruko/chara/index.html |title=這いよれ! ニャル子さん / キャラクター |work=あにてれ |publisher=テレビ東京 |accessdate=2014-01-20}}</ref><ref group="注" name="shujinko">1巻 pp. 266-267「あとがき」には、「主人公のニャル子」と記されている。</ref>。メイン[[ツンデレ]][[ヒロイン]]<ref>1巻 pp. 266-267「あとがき」</ref>兼被害者兼ツッコミ役。[[天秤座]]、血液型はO型。
: クトゥル神話に一通り目を通しているため、神話と現実のギャップにツッコミを入れることも多い。ツッコミの際にはたびたび「いや、その理屈はおかしい」という口癖が出る。また、ニャル子の多用するアニメや漫画ネタにツー・カーで返すほどその方面の知識にも詳しい。両親が毎年旅行で長く家を空けることから、家事も一通りできる。
: 普段は温厚だが、ニャル子やクー子に対しては0[[コマ (映画・漫画)|フレーム]]発生で[[フォーク (食器)|フォーク]]を突き刺すという激しい[[ツッコミ]]を見せる。そのフォークは邪神に対してダメージを与える威力を持つ。巻を追うごとにその速度と精度は増し、[[ダーツ]]の代わりにフォークを使用して最高得点を取ったことも。また、その威力も凄まじく、クトゥグアの無人砲台相手にフォーク4本を突き刺して倒したり、フルフォースフォームのニャル子にダメージを与えたり、クー子とハス太が全力でぶつかっても倒しきれなかったニャル滝の身体の一部を1本突き刺すだけで破壊している。
: 実は'''時間干渉の能力を無効化する能力を持つ稀有な存在'''で、このため(クー子やノーデンスなど)邪神によって時間凍結をかけられても何事もなかったように動くことができる。またニョグ太からこの能力を狙われて、生体解剖されそうになったことがある。ニョグ太の工作によってニャル子とクー子の存在が消滅した際はこの能力のため真尋自身は時間干渉の影響を受けず、イス香とともに過去の邪神世界へと[[タイムスリップ]]し、ニャル子たちの先生・ヨグソトスとしてニョグ太を退治した。
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; クー子(クーこ)
: 声 - [[松来未祐]]
: クトゥル神話に登場する[[クトゥグア]]の元となったクトゥグア星人の一個体で、炎に身を包んでいる。抑揚のない小声で話すことが多く、器量良しだが無愛想・無表情。精神年齢の低い部分があり、素の挙動はしばしば幼児に喩えられる。真尋のことを「少年」と呼ぶ。
: ニャル子とは幼馴染みで、幼稚園の頃に虐められていたところを同じ幼稚園に通っていたニャル子に助けられた<ref group="注">実は過去の邪神世界にやってきた真尋に唆されてニャル子が助けた、というよりいじめとも言える遊びをニャル子が壊し、それを真尋が「助けてくれたんじゃないのか」とリードした。</ref>。それ以降ニャル子に深い愛情を抱いて、ニャル子の気を惹くために絶えず喧嘩してきた間柄。ニャル子からの攻撃によるダメージの8割が快感に変換されるほどの[[マゾヒスト]]で、いつもニャル子と「[[検閲]]に引っ掛かるようなことをしたい」と吐露しては真尋から「変態」とまで呆れられる始末。小学校卒業後はニャル子と離れ離れになり連絡もとれず義務教育終了後[[ニート]]となったが、ニャル子の地球来訪を知って犯罪組織のノーデンスを脅して用心棒に収まり、ニャル子を拉致監禁しようとする。が、真尋を恋敵とみなして殺そうとしたことがニャル子の逆鱗に触れ、本気を出したニャル子に半殺しにされた。その後、叔父のツテで惑星保護機構に就職し、エージェントとして八坂家にやってきた<ref group="注">「最初から叔父のツテを頼っていれば、悪事に加担する必要もなかったんじゃないか?」という、真尋の至極もっともな疑問に対してはクー子曰く「次言ったら命は無い」のだそうである(作者自らの脚本によるFLASHアニメ第8話より)。</ref>。学校では「八坂クトゥグア」と名乗り、ニャル子の「妻」を宣言して物議を醸す。
: ニート時代の[[オンラインゲーム]]仲間が多く、その幅広い人脈を使うこともしばしば。またゲームのプレイングレベルも高い<ref group="注">ゲームセンターでハメ技を使って18連勝したり、パズルゲームでは開始直後に真尋に勝利する、など。</ref>。また猫舌でもあるが、アニメ化された際にはルーヒーの[[たこ焼き]]を丸飲みするシーンがある<ref>第1期第11話</ref>などして、その矛盾が後から小説でもネタにされている<ref>第11巻233ページ</ref>。
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: 声 - [[國府田マリ子]]
: クトゥルーの眷属、クトゥルヒ<ref group="注">クトゥルヒの属性は「水」のため、もし八坂家に入り浸るようになればダーレス的に「土(ニャルラトホテプ)」、「火(クトゥグァ)」、「風(ハスター)」の四属性をコンプリートすることになる。</ref>の一個体(女性)。蛸の足のように分かれた緑の長い髪が特徴。宇宙四捨五入で(つまり地球のとは異なるもので)まだ二十代らしい。
: ルルイエランドを運営する株式会社クトゥルーのゲーム開発部門担当。ゲームハードシェアにおいて押され気味な自社の起死回生を図り「エックスオス」(Xoth)<ref group="注">クトゥル神話では、通常Xothは「ゾス」と読む。</ref>の開発を指揮。エックスオスの開発にあたって、その意見を参考にするためゲームに詳しい八坂頼子<ref group="注">宇宙でも、基本的には地球産のハードの方が人気だという理由。</ref>とエックスオスファンのクー子を本人の同意に基づき連れ去った。だが頼子からダメ出しされたばかりか[[CEO]]からも「[[テーマパーク]]事業に一本化する」と部門ごと[[リストラ]]される憂き目に遭い、骨董品部門やルルイエランドに異動したものの扱いと仕事内容がひどかった<ref group="注">ドラマCDでは、ルルイエランドの仕事振りについて客のウケは良かったようで、会社に戻って続けて欲しいと頼まれた上に、かつての部下たちにまで泣き付かれ、やむなく嘱託の顧問として職場復帰したことになっている。</ref>ために辞表を提出。辞表はすんなりと受理され、結局(料理はまったく出来ない中)[[たこ焼き]]だけは上手だったため真尋たちの通学路近くでたこ焼き屋本舗屋「プティ・クティ」という[[屋台]](もしくは軽トラ屋台)を引いている<ref group="注">価格はたこ焼き8個で300円とお手頃。ただし具がタコかどうかは不明。一応、地球人が食べても問題は無い。本人曰く「地球産のものしか使ってない」。</ref>。愛車かどうかは不明だが、アニメでは[[デロリアン]]に似た車に乗っていた。
: 登場当初こそ、「エックスオス」のためになりふり構わぬ行動が目立つ剣呑な人物ではあったが、退職後はたこ焼き屋に生き甲斐を見出し、人付き合いに多少不器用な面を持つものの、クールで穏やかな、大人の女性としての面が目立つようになる。
: 種族の特徴として本来ハスターとは相容れず、かつては[[クラッカー (コンピュータセキュリティ)|クラッカー]]「[[ハチワンダイバー|キューワンダイバー]]」としてクラッキング行為でハス太の父親の会社・CCE社へ侵入したこともあったが<ref group="注">「エックスオス」も、宇宙のゲームハードシェアからいけばハス太の父親の会社・CCE社のハードである「HS3」と人気を二分するとのことで、当初彼女もハス太のことをCCE社の一員と思い敵視していた。</ref>、クトゥルーを辞して以降はハス太との仲はかなり良好となっている。ハス太に幻夢境の雪合戦大会を誘われて同じチームになったり仕事を早めに切り上げてプールで遊んだり順調にフラグが立ち、さらに真尋の学校にルーヒーが教育実習生として乗り込んできて、二人の仲は進展中。ただし当のハス太の方が恋愛感情に疎いので空回りするシーンもちらほらと見られる。