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== 特徴 ==
[[口語]]とは異なる独特の趣きをもつことから、今日でも[[俳句]]や[[短歌]]にしばしば使われる。
 
原則として[[歴史的仮名遣]]によって表記される。
 
口語と異なるため初学者にとって難しいが、逆にその相違が自然に書き手を注意深くさせるのを文語の長所ととらえる見方もある。そのために[[文学]]作品などのタイトルに使われることも多い([[井上靖]]『蒼き狼』<ref>「き」は文語形容詞(ク活用)の語尾「し」の連体形である。</ref>など)。[[散文]]を文語体で書くことはまれとなったが、文語調の言い回しを混用した口語文は今日でもしばしば見受けられる。