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{{存命人物の出典明記|date=2012年5月}}
{{政治家
|人名 = 横光 克彦
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| その他 =
}}
'''横光 克彦'''(よこみつ かつひこ、、[[1943年]][[11月4日]]<ref>{{Cite web |url=https://cdp-japan.jp/member/75|title=立憲民主党 議員情報|accessdate=2018-11-10}}</ref><ref name="p93">{{Cite book|和書|year=1993|title=日本タレント名鑑1993'93|page=356|publisher=VIPタイムズ社}}</ref>{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=78}} - )は、[[日本]]の[[俳優]]、[[政治家]]。[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]所属の[[衆議院議員]](7期)、立憲民主党代議士会長、[[衆議院]][[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|沖縄及び北方問題に関する特別委員長]]。本名、'''武藤 勝彦'''<ref>{{Cite web |date=2017-10-10 |url=http://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2008775.pdf |title=衆議院小選挙区選出議員選挙大分県第3区立候補者一覧表 |format=PDF |publisher=大分県選挙管理委員会 |accessdate=2017-12-22 }}</ref>、旧姓名および旧芸名、'''横光 勝彦'''<ref name="p93" /><ref name="profile1">{{Cite book|和書|year=1982|title=[[日本タレント名鑑]]'83|pagespage=236|publisher=VIPタイムズ社}}</ref><ref name="f828">『福島民報』1975年8月28日付朝刊、8面。</ref>。
 
[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]副党首、同党[[国会対策委員長]]、[[環境副大臣]]を歴任。後に社民党を離党し、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]に入党した。
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== 来歴 ==
=== 生い立ち ===
当時[[日本統治時代の台湾|日本施政下だった台湾]]に生まれ、後に父の故郷[[大分県]]<ref name="profile1"/>[[宇佐市]]に移住する。[[大分県立中津北高等学校]]、北九州大学(現:[[北九州市立大学]])<ref name="p93" /><ref name="profile1"/>[[外国語学部]]卒業<ref name="f828" />
 
=== 俳優として ===
大学卒業後、[[1967年]]に[[文学座]]研究所第8期生となり、[[1968年]]に[[劇団青俳]]に入団{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=78}}。
大学卒業後、上京して[[文学座]]研究所に入所。その後は[[劇団青俳]]に入団して、『[[中学生日記]]』([[日本放送協会|NHK]])の教師役や、[[花王愛の劇場]]『[[忍ぶ川#1975年版|忍ぶ川]]』([[TBSテレビ|TBS]])で、[[上村香子]]の相手役を演じるなど[[テレビドラマ]]を中心に活動する<ref>『福島民報』1975年8月26日付朝刊、8面。</ref>。
 
大学卒業後、上京して[[文学座]]研究所に入所。その後は[[劇団青俳]]に入団して後は、『[[中学生日記]]』([[日本放送協会|NHK]])の教師役や、NHK[[連続テレビ小説]]『[[北の家族]]』のレギュラー出演や、[[花王愛の劇場]]『[[忍ぶ川#1975年版|忍ぶ川]]』([[TBSテレビ|TBS]])で、[[上村香子]]の相手役を演じるなど[[テレビドラマ]]を中心に活動する<ref name="f828" />。『北の家族』のヒロイン・志津の兄、和夫のオーディションでは[[清水章吾]]と最終選考まで残り、和夫役には清水が選ばれるが、真珠養殖に情熱を傾ける青年・徹の役で出演することになった<ref>『福島民報』1975197483262日付朝刊、87面。</ref>。
[[1978年]]より[[テレビ朝日]]の[[刑事ドラマ]]『[[特捜最前線]]』の紅林刑事役でレギュラー出演して人気を得る。
 
[[1978年]]、[[テレビ朝日]]の[[刑事ドラマ]]『[[特捜最前線]]』の第40話のゲスト出演を経て、第52話より紅林刑事役でレギュラー出演。この時期、[[姓名判断]]の知識がある友人から改名を薦められ、'''横光 克彦'''に改名{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=79}}。
 
俳優としては、グループ71<ref name="profile1"/>を経て、[[アクターズプロモーション|アクターズプロ]]に所属していた<ref name="p93" />。
 
[[1993年]]より、衆議院議員総選挙の当選を機に、[[政治家]]として活動に専念することになったため、その間は俳優業は休止していた芸能界を一時引退する{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=80}}
 
しかし、[[2014年]]放送のテレビドラマ『[[小説 3億円事件|三億円事件]]』(テレビ朝日)で俳優業に復帰した。活動再開当初は[[オフィス斬]]に所属し2014年11月に[[劇団青年座]]関連の[[青年座映画放送]]に移籍<ref>[http://seinenza-eihou.cloud-line.com/files/yokomitsu_katsuhiko.pdf 青年座映画放送公式ホームページのプロフィール]</ref>。[[東日本大震災]]後の[[野田内閣]]で[[環境副大臣]]を務めていたが、震災をモデルのひとつとした[[2016年]]の映画『[[シン・ゴジラ]]』では、[[環境大臣]]役を演じている。また、同年の映画『[[仮面ライダー1号 (映画)|仮面ライダー1号]]』では総理大臣役を演じている。なお、テレビ番組「[[クイズタイムショック]]」に俳優時代に出場、トップ賞を獲得したものの、その後社民党議員として出場した「タイムショック21」では、成績が振るわず「トルネードスピン」を受けた。
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[[ファイル:Katsuhiko Muto 20120126.jpg|thumb|left|200px|[[2012年]][[1月26日]]、エコツーリズム大賞表彰式にて]]
[[ファイル:Katsuhiko Muto 201112 3.jpg|thumb|left|200px|[[2011年]][[12月]]、[[東日本大震災]]による瓦礫の集積場所にて]]
実弟が大分県の[[労働組合]]役員であった関係で選挙での応援演説などを行ったのち、1993年の[[第40回衆議院議員総選挙|第40回総選挙]]において、[[阿部未喜男]]の後継候補として[[日本社会党]]の推薦を受け[[大分県第2区 (中選挙区)|旧大分2区]]に[[無所属]]で立候補し当選する{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=78}}
 
[[2002年]]には[[鈴木宗男事件]]にまつわる[[証人喚問]]において「島田建設からの金銭供与は[[政治資金規正法]]に基づいている」「[[モザンビーク]][[共和国]]洪水災害への[[国際緊急援助隊]]の派遣に反対や異議を述べることはあり得ない」「島田建設株式会社側による秘書[[給与]]の肩代わりの事実関係を承知していない」との[[鈴木宗男]]の証言を偽証として[[議院証言法]]違反での[[告訴・告発|告発]]に賛成した。
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* [[夫婦別姓|選択的夫婦別姓]]制度に賛成<ref>第169回国会法務委員会 請願4506号</ref>。
 
== 『特捜最前線』のエピソード ==
== 人物 ==
『特捜最前線』には政治関連のエピソードも多く、巨悪の象徴として[[国会議事堂]]が映し出されるシーンも多かったため、後年政治家になり政治家の汚職事件が多いことが悔しいとインタビューで答えている{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=79}}。
* [[阪神タイガース]]の[[阪神ファン|大ファン]]。「特捜最前線」の劇中カーラジオの実況を聞いて「やったぜタイガース!」と脚本にない台詞が入った事がある。
 
* 「特捜」で共演した[[藤岡弘、]]は役の上では先輩だが、実際は横光のほうが年長である。インタビュー等では「藤岡ちゃん」と呼んでいる。
紅林刑事のキャラクターについて、真面目を絵に描いた男と評しているが、横光自身のキャラクターとは全く違うと述べている。スタッフとの呑み会の席で大笑いしていた横光の姿をヒントに、脚本家の[[長坂秀佳]]は第129話「非情の男・ピエロと呼ばれた男!」を執筆している。横光自身、『特捜』で特に印象に残るエピソードとして、第129話を挙げている{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=79}}。
 
紅林刑事は、恋愛関連のエピソードも多く、結婚を考えていた女性が襲われて紅林が自暴自棄になる第404話「殺意を呼ぶダイヤルナンバー!」のラストシーンの紅林のナレーションは、横光の要請で入れられたものである{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=80}}。
 
* 「特捜で共演した[[藤岡弘、]]は役の上では先輩だが、実際は横光のほうが年長である。インタビューなどでは「藤岡ちゃん」と呼んでいぶこともあ{{Sfn|刑事マガジン|2003|p=79}}
 
== 家族・親族 ==
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[[ファイル:Katsuhiko Muto 20111119 2.jpg|thumb|200px|[[2011年]][[11月19日]]、野生復帰ステーションにて]]
[[ファイル:Katsuhiko Muto 201112 2.jpg|thumb|200px|[[2011年]][[12月]]、[[陸中海岸国立公園]]にて]]
 
=== テレビドラマ ===
'''横光勝彦名義'''
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*[[木枯し紋次郎]] 第2シーズン 第19話「冥土の花嫁を討て」(1973年) - 土橋征之進
*[[風雲ライオン丸]] 第12話「地獄谷に恨みをはらせ!」(1973年) - 谷雷之介
*[[連続テレビ小説]] / [[北の家族]](1973年 - 1974年) - 徹
*[[隠密剣士#隠密剣士(荻島真一版)|隠密剣士]] 第5話「赤目忍法 双忍くずし」(1973年)
*[[大河ドラマ]] / [[勝海舟 (NHK大河ドラマ)|勝海舟]](1974年) - 新宮馬之助
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*[[八州犯科帳]] 第7話「絵馬堂に消えた女」(1974年) - 市太郎
*[[おしどり右京捕物車]] 第24話「轟」(1974年) - 庄作
*[[花王愛の劇場]] / [[忍ぶ川]] (1975年) - 哲郎
*[[太陽にほえろ!]]
**第109話「俺の血をとれ!」(1974年) - 飯田
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*[[銭形平次 (大川橋蔵)|銭形平次]] 第620話「はぐれ絆」(1978年) - 佐和吉
*[[特捜最前線]]
**第40話「初指令・北北東へ急行せよ!」(1978年) - 有村文夫(玩具工場経営者) <small>※横光克彦名義・ゲスト出演</small>
**第52話「羽田発・犯罪専用便329!」 - 最終話「神代警視正・愛と希望の十字架」(1978年 - 1987年) - 紅林甚一警部補
*[[暴れん坊将軍]]
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{{Reflist}}
 
== 関連項目参考文献 ==
* {{Cite book|和書|year=2003-09-01|title=刑事マガジン Vol.1|chapter=70年代刑事ドラマ・スペシャル|series=タツミムック|publisher=[[辰巳出版]]|id=ISBN 4-88641-908-9|ref ={{SfnRef|刑事マガジン|2003}} }}
* [[浜田健一]]
* [[文学座]]
 
== 外部リンク ==
* {{Twitter|yokomitsu_oita3|横光克彦}}
* {{Tvdrama-db name|横光克彦}}
 
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