「タミル語」の版間の差分

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== その他==
タミル語は7000万人もの話者を持つ言語であり、インド国内のみならず世界的に見ても大言語である(主要[[先進国]]各国の人口は1億人に満たない場合が多く、数千万という話者人口は[[イタリア語]]や[[ベトナム語]]、[[朝鮮語]]の[[母語話者]]の総数に匹敵する)。[[南アジア]]、[[東南アジア]]のいくつかの国で[[公用語]]にも採用され、豊富な[[古典]][[文語]]も持つ。これだけの影響力のある言語でありながら、日本では本格的なタミル語文法学習の書籍や辞書、音声教材などがほとんど出ていない(小さい書籍が数点出版されているにとどまる)。かなりマイナーな言語も扱う大手の語学専門出版社でも、タミル語の学習書はあまり出版されていない<ref>マイナーな言語を扱う出版社の一例とされる[[白水社]]でも、2012年12月刊行の『ニューエクスプレス タミル語』が唯一である([http://www.hakusuisha.co.jp/searchresult/index.php?keyword=%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%AB%E8%AA%9E&search_type=1 白水社公式ホームページより]。また、[[大学書林]]においてはタミル語関連書籍は一点も刊行されていない([http://www.daigakusyorin.co.jp/search/?search_keyword=%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%AB&search_title=&search_author=&search_genre=&search_series=&search_isbn=&amount=10&order=book_date_desc&search_submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 大学書林公式ホームページより])。</ref>。その一方で、タミル語と日本語の関連性を扱った書籍は多数出版されている。そのような現状から、タミル語学習の書籍を出版すると、批判の多い仮説を扱った書籍と混同されるのを恐れて、大手の出版社はタミル語の学習書を出版するのを躊躇ためらっているのではないかといった[[都市伝説]]さえ生まれた。しかし実は、タミル語を学習する書籍は英語などの他言語で出版された物でも決して豊富とは言いがたい。
 
== 脚注 ==