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[[落語]]の落ちとしては最も一般的な分類法だが、分類の視点が統一されていないなどの欠点があるため、新しい分類が複数考案されている。
; [[地口]]落ち
: [[駄洒落]]の落ち、「[[にわか]]落ち」とも。「[[転失気]]」「[[錦の袈裟]]」が代表例。
; 拍子落ち
: 調子よく話が進んで終わるもの。「[[山号寺号]]」が代表例。
; 逆さ落ち
: 立場が入れ替わるもの。「[[一つ目小僧|一眼国]]」「[[初天神]]」が代表例。
; 考え落ち
: パッと聞いたところではよく分からないがその後よく考えると笑えてくるもの。「[[野ざらし]]」「[[疝気の虫]]」が代表例。
; まわり落ち
: 結末が、噺の最初に戻るもの。「[[のっぺらぼう]]」が代表例。
; 見立て落ち
: 意表をつく結末になるもの。「[[もう半分]]」が代表例。
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: 間抜けなことを言って終わるもの。「[[時そば]]」が代表例。
; とたん落ち
: 決めの台詞で終わるもの。「[[厩火事]]」「[[化け物使い]]」が代表例。
; ぶっつけ落ち
: 全く関係のないことで終わりにする。「[[薬缶 (落語)|やかん]]」が代表例。
; しぐさ落ち
: 身振りで表して終わるもの
: 話芸による落語のなかでも特異であると言える。演者が実際に高座で倒れる[[死神 (落語)|死神]]が代表例。
; '''冗談落ち'''
: 本来の下げまで語ると持ち時間内で収まらないとき、切りの良い所で「冗談言っちゃいけねえ」と終わらせる。