「フィンランド」の版間の差分

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Nakaki 64 (会話 | 投稿記録)
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[[第二次世界大戦]]後、軍事勢力バランスの上で[[ソビエト連邦]]の勢力圏に入りながら[[資本主義]]体制を維持するという[[ジレンマ]](外交面では反ソ連路線でありながら内政面では社会主義体制を敷いた[[ユーゴスラビア]]などの逆パターンとも言える)に置かれたため、外交のみならず国内的にもソビエト批判を[[タブー]]とする空気に支配されるという"[[フィンランド化]]"状況が続いた。フィンランドの外交を「フィンランド外交とは西側にあまり尻を出しすぎぬほどにロシアに頭を下げることである」との風刺が存在するほどであった。日本では、中曽根首相が「ソ連は、日本をフィンランド化しようとしている」と演説で述べ、ソ連が日本をフィンランドの様なソ連に逆らわない隣国にしようとしている、と言う懸念を述べた事があったが、この演説は駐日大使を通じてフィンランド政府による抗議を受けている。
 
しかしながらその立場を逆用し、[[全欧安全保障協力会議]]の発足を主導し、東西貿易の窓口として栄え、国民の生活水準は世界一にもなった。現在ではNATOには参加することなく[[北欧理事会]]を中心とする[[北欧主義]](Nordicism)、[[欧州連合|EU]]を中心とする欧州への参加、[[国際連合|国連]]を中心とする世界秩序の構築が国是となっている。
 
== 地方行政区画 ==