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{{画像提供依頼|高速バスおよび営業所施設|date=2018-02-25|cat=バス|cat2=八尾市}}
{{出典の明記|date=2013年11月|ソートキー=バスきんてつはすやお}}
'''近鉄バス八尾営業所'''(きんてつバスやおえいぎょうしょ)は、[[大阪府]][[八尾市]]志紀西にある、[[近鉄バス]]の営業所である。

主に、八尾市全域と[[東大阪市]]南東部、[[藤井寺市]]北部、[[柏原市]]の一部を担当し、また[[飛び地]]的に[[富田林市]]内の路線もカバーする。<!-- 営業所最寄りの停留所は「志紀車庫前」。 -->[[大和路線]][[志紀駅]]の西側約400mに位置する。
 
== 概要 ==
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* 94番:[[近鉄八尾駅]]前 - [[アリオ八尾]] - 緑ヶ丘 - 青葉町 - 福万寺口 - 高砂住宅
* 95番:近鉄八尾駅前 - 緑ヶ丘 - 青葉町 - 福万寺口 - 高砂住宅
なお、94番は昼間のみの運行である。[[2006年]][[11月29日]]よりアリオ八尾への乗り入れを開始している。近鉄八尾 - 高砂住宅はおよそ40分毎に運行される。
 
花園線や高砂線はもとは山本線と称し、[[近鉄バス枚岡営業所|枚岡営業所]]が担当しており、当時は[[近鉄大阪線]]の北側から南側を循環する系統や山本駅前 - 近鉄八尾駅前を循環する系統や区間便も存在した。
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* 20番:上尾町→楽音寺→瓢箪山駅前
* 20番:上ノ島町→山本駅前
山本線(現在の花園線、高砂線)同様、この路線もかつては枚岡営業所の担当だった。
山本線(現在の花園線、高砂線)同様、この路線もかつては枚岡営業所の担当だった。もともとは、瓢箪山駅 - 恩智駅 - 近鉄八尾駅と結ぶ「恩智線」(22番として運行、1998年廃止。その後、2003年から2008年まで、八尾市愛あいバスが一部区間をカバーした)であったが、その後山本駅前へ乗り入れる20番が主力となった。その後、20番と近鉄八尾と恩智を結ぶ系統は分断された格好になっておりお互いの接点もなくなった。昼間はほぼ20分ごとに運行し、利便性は比較的確保されている。また、[[大阪経済法科大学]]へは楽音寺バス停で下車するが、ここから徒歩15分程度かかり、かなりの上り坂を登る必要がある。同大学との間には枚岡営業所担当の[[近鉄バス枚岡営業所#経法大線|経法大線]]が瓢箪山駅前まで運行される。なお、山本(美好橋)からの同大学スクールバスは、大阪経済法科大学八尾キャンパスが開校して八尾キャンパス発着に変更したため廃止になった。
 
山本線(現在の花園線、高砂線)同様、この路線もかつては枚岡営業所の担当だった。もともとは、瓢箪山駅 - 恩智駅 - 近鉄八尾駅と結ぶ「恩智線」(22番として運行、1998年廃止。その後、2003年から2008年まで、八尾市愛あいバスが一部区間をカバーした)であったが、その後山本駅前へ乗り入れる20番が主力となった。その後、20番と近鉄八尾と恩智を結ぶ系統は分断された格好になっておりお互い両系統の接点もなくなった。昼間はほぼ20分ごとに運行し、利便性は比較的確保されている。また、[[大阪経済法科大学]]へは楽音寺バス停で下車するが、ここから徒歩15分程度かかり、かなりの上り坂を登る必要がある。同大学との間には枚岡営業所担当の[[近鉄バス枚岡営業所#経法大線|経法大線]]が瓢箪山駅前まで運行される。なお、山本(美好橋)からの同大学スクールバスは、大阪経済法科大学八尾キャンパスが開校して八尾キャンパス発着に変更したため廃止になった
 
なお、山本(美好橋)からの同大学スクールバスは、大阪経済法科大学八尾キャンパスが開校して八尾キャンパス発着に変更したため廃止になった。
 
===久宝寺線===
* 07番:アリオ八尾 - 八尾駅筋 - 八尾市役所前 - 光南町 - JR八尾駅前 - [[八尾市立病院]]前 - [[久宝寺駅|JR久宝寺駅]]
 
[[大和路線]]・[[おおさか東線]]のJR久宝寺駅を発着する路線。
 
07番は、[[2004年]]5月に当初08番として、八尾市立病院の移転とJR久宝寺駅への乗り入れを兼ねて運行を開始した。当初は近鉄八尾駅前発着で、当時運行していた八尾市の[[コミュニティバス]]・[[愛あいバス]]の竹渕ルートと完全平行していた。このため、2005年11月に愛あいバスはJR久宝寺駅以西のみとして、当路線との乗り継ぎ制度を導入した(現在、愛あいバスは廃止されている)。

2006年11月29日からは、アリオ八尾の交通広場発着に変更され、近鉄八尾駅前は通過、系統番号も07番に変更となった。八尾駅筋バス停が近鉄八尾駅に比較的近い(信号待ちの影響を受けるとロータリーに入る方が時間がかかることがある)ことから近鉄八尾駅の利用者はこちらでカバーできると判断されたものと思われる。アリオ乗り入れ時に、夜間の便を増発している。八尾市立病院前 - JR久宝寺駅区間で乗車する乗客に限り運賃100円(小児50円)で乗車できる。
 
=== 八尾線 ===
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* 72番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 八尾郵便局前 - JR八尾駅前 - 太子堂
* 73番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 八尾郵便局前 - JR八尾駅前 - 太子堂 - 若林口(八尾南方向のみ) - 八尾南駅前(夜間1便のみ)
近鉄八尾からJR八尾、八尾南、藤井寺の4つの[[鉄道駅]]を結ぶ幹線。10 - 20分おきと比較的便数も多い。
 
近鉄八尾からJR八尾、八尾南、藤井寺の4つの[[鉄道駅]]を結ぶ幹線。10 - 20分おきと比較的便数も多い。[[八尾空港]]前という停留所もあるが、同空港ターミナルへは10分程度歩く。工業団地や商業地、住宅地を結び、比較的利用者が多い路線である。

70番が基本で、71 - 73番は出入庫などに限られる。
 
=== アマゾンシャトル線 ===
* 藤井寺駅 - アマゾン藤井寺FC
: 2017年10月の[[Amazon.co.jp#専用倉庫(自社倉庫)|アマゾン大阪藤井寺フルフィルメントセンター]](大阪府藤井寺市津堂、レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター内)開業とともに開通した新路線。従業員輸送を目的としており、朝夕時間帯に業務開始及び終了に合わせて運行される。なお、一般客は利用できない<ref>[https://www.jorudan.co.jp/bus/rosen/timetable/%e8%97%a4%e4%ba%95%e5%af%ba%e9%a7%85%e3%80%94%e8%bf%91%e9%89%84%e3%83%90%e3%82%b9%e3%80%95/?rf=tm0 藤井寺駅〔近鉄バス〕](ジョルダン)</ref>。
 
=== 金剛東団地線 ===
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=== 富田林線(梅の里系統) ===
* 96番:[[喜志駅]]前 - 梅の里住宅西 - [[さつき野 (堺市)|さつき野]]センター北
[[近鉄長野線]]喜志駅から駅西側の[[丘陵地]]にある梅の里住宅への路線として開設された。丘陵地の急な坂を上り下りするため、利用者も比較的多い。

当初は、さつき野住宅内には入らず、喜志駅前 - 梅の里住宅西間の運行で、折り返しは[[美原町]](現:[[堺市]][[美原区]])との境界付近にあるターン地で行っていた。ここから市境を挟み約150m先にも別のバスターン地があるが、こちらは、[[河内松原駅]]や北野田駅前からさつきの住宅への路線が使用している。

当路線をさつき野側に延長したことで、駅から遠いさつき野住宅の利便性を上げることにもなった。折り返し場はさつき野住宅の一角に新設された。

一時期、松原営業所が担当していた。
 
=== 教育大線 ===
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* 金剛連絡所方面行き:富田林駅前 -府民センター前- 市役所・警察署前 -甲田一丁目- [[川西駅 (大阪府)|川西駅筋]] - [[すばるホール]]前 - けあぱる - 富田林病院前-明治池公園前-金剛公民館・図書館前 -高辺台3号公園前- 金剛連絡所前<ref name="kirameki">[[富田林市]] 暮らしの便利帳 [[2015年]]1月</ref>
* 富田林駅方面行き: 金剛連絡所前-高辺台3号公園前-金剛公民館・図書館前-明治池公園-けあぱる-富田林病院前-総合福祉会館前-川西駅筋-甲田一丁目-市役所・警察署前-府民センター前-富田林駅前<ref name="kirameki" />
1994年に当初無料運行で開設されたのち、2003年に有料化(大人100円、小児50円)された。身体障がい者手帳もしくは療育手帳をお持ちの方は50円、1歳未満の乳児は無料である<ref name="kirameki" />。金剛ニュータウンの西部は、富田林市内であるが市役所方面へのバス路線がなく(ニュータウンが近鉄バスと南海バスのエリアの境目になっていることが一因)、その不便を解消すべく開設されたものである。

当初使われた車両は、ステップリフト付きの大型車(前扉のみ装備)であったが、2003年にワンステップ中型バス([[日野・レインボー]])に置き換えられた。同時に、路線も3路線が追加され、東西南北4路線となり、有料化された。しかし、西まわりと呼ばれるようになった既存1路線はまずまずの成績であったが、新設3路線は1便あたり1 - 3人という低利用率のため、わずか2年半で廃止となった(廃止となった路線の詳細は[[近鉄バス八尾営業所#休廃止および過去の担当路線#富田林コミバス線(レインボーバス)|後述]])。
 
=== 信貴山上線 ===
* 50番:[[高安山駅|高安山]] - 高安山霊園 - 信貴山門
* 51番:[[高安山駅|高安山]] - 信貴山門
山本線・恩智線と同様、かつては枚岡営業所の担当だった。[[朝護孫子寺|信貴山朝護孫子寺]]へのアクセス路線。戦前に不要不急路線として廃止された[[信貴山急行電鉄]]の山上鉄道線があった跡を、[[1957年]]に[[近鉄西信貴鋼索線]]が復活する際に、山上線区間は鉄道を復旧せずにバスを運行する形となった。

廃線跡は[[バス専用道路]]になり、のちに[[信貴生駒スカイライン]]の一部となった。高安山と信貴山門の両ターミナルはいずれも山上線の駅跡にある。

バスは西信貴鋼索線のケーブルカーに接続(早朝夜間を除く)して概ね40分毎に運行。ただし、[[正月|三が日]]など利用者の多い時期には続行便を出すなど増発が随時行われている。信貴山門には2012年4月28日から[[奈良交通]]の[[奈良交通西大和営業所#信貴山線|32系統]]・[[信貴山下駅]]行が発着するようになり乗換可能となった。
 
=== 空港リムジンバス ===
;あべの橋・関西空港線([[関西空港交通]]と共同運行)
* [[あべのハルカス]]([[大阪マリオット都ホテル]]) - 関西国際空港
 
* 関西国際空港 → [[天王寺都ホテル]]
*:あべのハルカスのグランドオープンを控えた2014年3月1日、上本町線から独立する形で新設した。<ref>[http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20140214172319 【3月1日~】あべのハルカス~関西空港間直行のリムジンバスを運行開始します!] 近鉄バス 2014年2月14日</ref><ref>[http://www.kate.co.jp/pc/info/260214.abenoline-open.pdf 「関西空港~あべの線」開業について] 関西空港交通 2014年2月14日</ref>関西空港発最終2便は天王寺都ホテルに到着する。
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*'''ツィンクル号'''、'''カジュアル・ツィンクル号''' (USJ・大阪・京都 - 八王子・新宿)
** [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]] - あべの橋 - 近鉄なんば西口(OCAT) - 大阪駅前(地下鉄東梅田) - 京都駅八条口⇔[[元八王子バスストップ|中央道八王子]] - [[八王子駅|JR八王子駅]] - [[京王八王子駅]] - [[日野バスストップ|中央道日野]] - [[府中バスストップ|中央道府中]] - [[深大寺バスストップ|中央道深大寺]] - [[三鷹バスストップ|中央道三鷹]] - [[バスタ新宿]]
 
*'''両路線の沿革'''
** [[1989年]][[12月6日]]: 新宿 - 大阪線「ツィンクル号」(中央道・[[東名阪自動車道|東名阪道]]・[[西名阪自動車道|西名阪道]]経由)運行開始。[[京王電鉄バス|京王帝都電鉄]]・近鉄バスの共同運行。
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** [[2016年]]4月4日: この日の新宿発より乗車場所がバスタ新宿に変更。
** [[2017年]][[6月1日]]: 「カジュアル・ツィンクル号」が西東京バスとの共同運行に変更。「ツインクル号」、「カジュアル・ツィンクル号」ともにJR[[茨木駅]]、阪急[[茨木市駅]]停留所を廃止し、上り便の始発停留所をユニバーサル・スタジオ・ジャパンに変更。京都駅八条口に停留所を追加。「カジュアル・ツィンクル号」については中央道三鷹、中央道深大寺、中央道府中、中央道日野、京王八王子駅、JR八王子駅、中央道八王子に停留所を追加。中央自動車道経由から圏央道・新東名高速道路経由となり所要時間が30分以上短縮され、「カジュアル・ツィンクル号」が「ツィンクル号」と同じルート、停留所に整理された<ref name="nishi">{{Cite web|url=http://www.nisitokyobus.co.jp/info/7520.html|publisher=[[西東京バス]]|title=【ニュースリリース】夜行高速バス「新宿・八王子〜大阪線」6/1より京都駅へ乗入れを開始します!(認可申請中)|date=2017-04-28|accessdate=2018-02-14}}</ref><ref name="kintetsu">{{Cite web|url=http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20170523144914|publisher=[[近鉄バス]]|title=【2017年6月1日〜】高速バス大阪〜新宿線の運行を変更し、USJと京都駅、八王子駅に乗り入れします|date=2017-05-01|accessdate=2018-02-14}}</ref>。
 
* '''備考'''
** 「ツィンクル号」は独立3列シート車、「カジュアル・ツィンクル号」(以下「カジュアル号」)は4列シート車による運行。
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* 91番:阿倍野橋 - 美章園 - 杭全 - 平野元町六丁目 - 亀井 - 太子堂 - 志紀 - [[柏原駅 (大阪府)|柏原駅筋]] - [[河内国分駅|国分駅前]]
* 92番:志紀車庫前 - 柏原駅筋 - 国分駅前
[[近鉄南大阪線]]のターミナルである、阿倍野橋[[近鉄百貨店]]前から東へ向かう路線(駅名は「阿'''部'''野橋」だが停留所名は「阿'''倍'''野橋」だった)。

もともとは、大阪 - 国分 - 王寺 - 奈良を結ぶ直通バス([[奈良交通]]も運行していた)が短縮されたもの。阿倍野橋を出ると、[[あべの筋]]を南下してから東へ向かい(阿倍野橋行は阿倍野区役所前から[[あびこ筋]]経由で近鉄百貨店前に到着)、杭全から[[国道25号]]経由。[[平野区]]東部から片側1車線ずつに減ることもあり、道路渋滞に悩まされることが多かった。

また、[[大和路線]]との並行路線であったことから、次第に減便を繰り返し、[[1993年]]には阿倍野橋始発は休日1便だけとなり、残りは[[平野駅 (JR西日本)|平野駅前]]発着となった。しかし、[[1997年]]に太子堂以西の区間は廃止となった。

なお、[[2000年]]からは八尾市愛あいバスが亀井付近の八尾市内をカバーするようになったものの、2008年に廃止されたためこの付近は再びバス空白地になった。また、92番は堅上線出入庫の関係で残されていたが、[[2006年]]の堅上線休止と同時に休止となった。
 
=== 名阪国道線 ===
* 93番:阿倍野橋 - 美章園 - 杭全 - 平野元町六丁目 - 亀井 - 長吉長原 - ([[西名阪自動車道]]) - [[天理教]]本部前 - [[天理駅]]前
大阪 - 上野市間に1960年代から70年代に路線バスを運行していたが、その後毎月26日のみ当系統が運行された。

亀井までは柏原線と同一でここから[[大阪府道2号大阪中央環状線|中環]]と西名阪自動車道を経由して天理まで結んだ。高速経由であるが、一般の路線バス車両で運行されていた。

[[1989年]]に廃止。ただし、天理までの高速区間は夜行高速バス開設時の免許に活かされた。
 
=== 富田林線(志紀 - 富田林) ===
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* 85・89番:志紀車庫前 - (ノンストップ) - 古市駅筋 - 喜志大深 - 喜志駅東口
* 85・86番:古市駅筋 - 喜志大深 - [[喜志駅]]東口
富田林線は、もとは八尾と河内長野を結ぶ路線であった。

しかし、近鉄長野線との並行路線であったこともあり、その後は富田林市内への出入庫を兼ねた路線が、[[国道25号]] - [[国道170号]]旧道経由で運行された。

その後、次第に減便と区間短縮を行い、2003年に当路線は[[近鉄バス松原営業所|松原営業所]]に移管された。しかし、[[2006年]]より85・86番のみ存続となり土曜日1往復だけが存続していたが2008年12月20日休止された
 
=== 堅上線 ===
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[[柏原市]]内の路線網。このうち、02番は柏原線とともに大阪 - 奈良直通バスの後身にあたり、[[奈良県]]に乗り入れる路線であった。いずれもローカル色の濃い系統であったが、[[1996年]]に雁多尾畑系統(81・82番)を残して全廃された。81番はその後青山台住宅への乗り入れにより83番に変更された。
 
雁多尾畑系統は、[[大阪府道183号本堂高井田線]]が狭隘なため、保安要員として車掌が乗務、さらに接近を知らせるメロディも流しながら運行した。

しかし、[[2006年]][[7月]]から柏原市が無料の施設巡回バスを雁多尾畑へ乗り入れることになったため、当路線は休止された。これにより事実上、柏原市から近鉄バスの生活路線は消え廃止された。
 
=== 堺線 ===
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* 55/56番:国分西一丁目 - 国分駅西口 - 旭ヶ丘二丁目 - 企業団地 - 円明寺 - 国分西一丁目(循環)
* 59番:国分西一丁目→国分駅西口→円明運動公園→企業団地東→円明住宅→国分西一丁目(循環)
[[1961年]]に開設され、堺東駅への唯一の乗り入れ路線として運行していた。

便数は全線通しは1時間に1便程度で他に区間便があった。通し系統は、松原営業所も担当した。

布忍 - 堺東駅前間(約6.2km)がノンストップなのは、並行する[[南海バス|南海電鉄バス]]布忍線([[堺駅]] - 堺東駅前 - 河内松原駅前。現存)との兼ね合いからであった。しかし、利用者の減少から堺東への乗り入れは1993年頃に中止。
 
国分西一丁目発着系統は、河内国分駅西側の住宅地などを循環していたものである。国分西の循環線も雁多尾畑発着以外の堅上線各系統とともに1996年に廃止された。
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* 02番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 光南町 - JR八尾駅前 - 太子堂 - 志紀車庫前
* 05番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 光南町 - JR八尾駅前 - 太子堂 - 田井中 - 志紀車庫前
大蓮線は布施やあべの橋(天王寺)から[[大阪府道173号大阪八尾線]]を経由して近鉄八尾、さらに志紀車庫を結ぶ路線であった。

1990年代前半には、多い区間で20分おきに運行していたが、1996年には久宝寺六丁目への乗り入れを実施するとともに大幅に減便された。当時は3時間に1往復程度の阿倍野橋発着便も休日1往復にまで減便された。

[[2004年]]の路線改編で、布施 - 近鉄八尾の系統は廃止、入れ替わりに新設されたJR久宝寺駅乗り入れの系統は[[近鉄バス布施営業所#久宝寺線|久宝寺線となり、布施営業所へ移管]]された。この時、阿倍野橋発着便は残ったが、2005年7月1日に廃止、布施 - JR久宝寺も2006年2月6日に土曜日1往復運転となり、その後2009年3月20日に休止された。また、近鉄八尾以南の太子堂経由志紀車庫前の系統も田井中・志紀地区が志紀線に徐々にシフトする形で、土曜日1往復の運行となった後、2008年12月20日に休止された。阿倍野橋発着系統は[[大阪市営バス]]あべの北操車場で折り返していた。
 
2016年7月から[[大阪バス]]が布施駅と近鉄八尾駅との間を結ぶ路線を開設した。当路線と多くの区間で重複するルート(大蓮地区では八尾街道から外れた住宅地・商店街を経由する)で事実上の復活となった。
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* 25番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 荘内町 - 八尾木 - 柏村(2007年10月20日廃止)
* 22番:近鉄八尾駅前 - 八尾市役所前 - 荘内町 - 八尾木 - 柏村 - 恩智駅前 - 郡川 - 楽音寺 - 瓢箪山駅前
 
恩智線は近鉄大阪線とJR大和路線の間を結び恩智駅まで結んでいたもので、かつてはさらに瓢箪山駅まで足を伸ばしていた。八尾木以東については改編により下記の志紀線となった。
 
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* 08番(初代):近鉄八尾駅前 - 八尾駅筋 - 八尾市役所前 - 光南町 - JR八尾駅前 - [[八尾市立病院]]前 - [[久宝寺駅|JR久宝寺駅]]
先述の通り、アリオ八尾への乗り入れに伴い07番となっている。
 
==== 久宝寺線(南) ====
* 08番(2代目):JR久宝寺駅 - 八尾市立病院前 - 南太子堂五丁目 - 六反東公園(八尾南方面のみ) - 六反東住宅前(久宝寺方面のみ) - 西木の本 - [[八尾南駅|八尾南駅前]]
* 09番:JR久宝寺駅 - 八尾市立病院前 - クラフトパーク - 南太子堂五丁目 - 六反東公園(八尾南方面のみ) - 六反東住宅前(久宝寺方面のみ) - 西木の本 - [[八尾南駅|八尾南駅前]]
08番は、JR久宝寺駅と地下鉄谷町線八尾南駅を都市計画道路(久宝寺太田線)経由で直線的に結ぶ路線で、[[2009年]]4月8日より運行を開始した。主に[[平野区|大阪市平野区]]の長吉六反東部地区からJR久宝寺駅へのアクセス確保を目的に新設され、南太子堂・長吉六反地区からJR線・地下鉄線へのアクセス改善とともに、八尾市木の本地区より八尾市立病院へのアクセスも担っている。
 
08番は、JR久宝寺駅と地下鉄谷町線八尾南駅を都市計画道路(久宝寺太田線)経由で直線的に結ぶ路線で、[[2009年]]4月8日より運行を開始した。主に[[平野区|大阪市平野区]]の長吉六反東部地区からJR久宝寺駅へのアクセス確保を目的に新設され、南太子堂・長吉六反地区からJR線・地下鉄線へのアクセス改善とともに、八尾市木の本地区より八尾市立病院へのアクセスも担っている。後述する[[近鉄バス八尾営業所#八尾線|八尾線]]との重複区間(八尾南駅前 - 大正北小学校前)からのJR線へのアクセスとしては、運行本数の面では劣るものの、八尾線が普通電車のみ停車のJR八尾駅に接続しているの対し、当路線の接続する久宝寺駅は快速停車駅である事、[[おおさか東線]]の始発駅である事の利便性に加え、JR八尾駅付近の踏切による渋滞の影響も受けないなどの利点がある。
 
[[2012年]][[4月8日]]より、朝を除き大阪市立クラフトパーク経由の09番が運行するようになった(同パークには以前より[[大阪市営バス]]の[[大阪市営シティバス住之江営業所#61A・B号系統|61C・61D号系統]]も乗り入れていたが2015年10月の経路変更で経由便がなくなっている)。
 
[[2016年]][[6月1日]]から利用者減、運転士不足を理由にJR久宝寺駅 - 八尾南駅の路線は土曜日に1往復のみの運行となり<ref name="kintetsubus20160506">[http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20160426141550 【平成28年6月1日】吉田住道線、石切線、久宝寺(南系統)ダイヤ改正及び金剛団地線(津々山台系統)の廃止のお知らせ] - 近鉄バス2016年5月6日</ref>、[[2017年]][[4月1日]]から運行取り止めとなった<ref name="kintetsubus20161216" />。
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* 74番:八尾南駅前→田中町→沼四丁目→巽町→太田→八尾南駅前
* 75番:八尾南駅前→田中町→医真会八尾総合病院前→巽町→太田→八尾南駅前
74番・75番は八尾南駅から八尾市南部の沼・太田地区を循環する路線であった。

最初は74番のみであったが途中に医真会八尾総合病院が出来たことで、75番に一部が置き換えられたが[[2017年]][[4月1日]]に運行取り止めとなった<ref name="kintetsubus20161216" />。
 
* 76番:八尾南駅前 - 田中町 - 太田七丁目西 - 沼四丁目 - 志紀車庫前 - 志紀(2008年12月20日休止)
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=== 金剛東団地線 ===
* 37番(初代):富田林駅前→PL本庁前→向陽台二丁目→富田林病院前→中央センター前→津々山台二丁目→小金台二丁目→富田林病院前→向陽台二丁目→PL本庁前→富田林駅前
2016年6月1日のダイヤ変更にて利用者減および運転士不足のため全便が廃止となった<ref name="kintetsubus20160506" />。昼間時に関しては富田林市レインボーバスがカバーしている(ただし停留所数は当路線より少ない)。37番の系統番号は2018年4月2日からPL病院乗り入れ系統に転用された<ref name="kintetsubus20180308"/>
 
37番の系統番号は2018年4月2日からPL病院乗り入れ系統に転用された<ref name="kintetsubus20180308"/>。
*急行:富田林駅前 - PL本庁前 - PL病院前 - (無停車) - 公園前 - 高辺台3丁 - 久野喜台2丁- [[金剛駅]]前([[南海バス泉北営業所]]と共同運行)
これまで金剛東団地をまたいで富田林駅と金剛駅を結ぶ路線は団地が両社の営業エリア境ということもあって実現しなかったが、[[2012年]][[10月1日]]から[[12月31日]]まで富田林市の社会実験として、両駅を結ぶ路線を昼間時6往復運行している。

南海バスが午前中3往復、近鉄バスが午後3往復を運行。金剛東団地内の2社が重複する区間は通過運転し、両社が従来単独となっている区間に限り停車する。無停車区間を挟んで起点側は乗車専用、終点側は降車専用(富田林駅発の場合PL病院前まで乗車のみ、公園前から降車のみ)となる。

支払方式はスルッとKANSAIのカードもしくは現金となり、各社のバスカードは利用できない。2013年も社会実験として富田林駅前と金剛駅前をノンストップで結ぶバスが運行された。
 
=== 吹田八尾線 ===
{{main|吹田八尾線}}
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==== 長崎特急線 ====
* '''[[オランダ号]]'''(大阪 - 長崎、京都延伸時に[[近鉄バス京都営業所|京都営業所]]に移管)
 
==== 熊本特急線 ====
* '''[[サンライズ号 (高速バス)|サンライズ号]]'''(大阪 - 熊本、京都延伸時に京都営業所に移管)
 
==== 宮崎特急線(初代) ====
* '''あおしま号'''(大阪 - 宮崎、廃止)
** 2008年12月より「[[おひさま号]]」として再開(2016年に一旦休止ののち、2017年から経路変更で「ひなたライナー」として運行)。こちらは「おひさま号」時代は京都営業所が担当していたが、「ひなたライナー」への変更時に稲田営業所担当に変更された
 
=== 鹿児島特急線 ===
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[[ファイル:Kokusaijuobus 446.JPG|200px|right|thumb|以前運行されていた国際十王交通担当便([[いすゞ・ガーラ]])]]
* '''ウィングライナー''' : '''[[天王寺駅・大阪阿部野橋駅バスのりば|あべの橋駅]]([[西日本旅客鉄道|JR]][[天王寺駅]]前)''' - '''[[大阪難波駅|近鉄なんば駅]]西口([[大阪シティエアターミナル|OCATビル]])''' - '''[[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば|大阪駅前(地下鉄東梅田駅)]]''' - ([[阪神高速1号環状線]]) - ([[阪神高速11号池田線]]) - ([[豊中インターチェンジ|豊中IC]]) - ([[名神高速道路]]) - ([[京都南インターチェンジ|京都南IC]]) - '''[[京都駅]]八条口''' - ([[京都東インターチェンジ|京都東IC]]) - (名神高速道路) - ([[中央自動車道]]) - ([[首都圏中央連絡自動車道]]) - ([[関越自動車道]]) - (川越IC) - '''[[川越駅]]西口''' - ([[川越インターチェンジ|川越IC]]) - (関越自動車道) - ([[鶴ヶ島インターチェンジ|鶴ヶ島IC]]) - '''[[坂戸駅]]南口''' - (鶴ヶ島IC) - (関越自動車道) - ([[東松山インターチェンジ|東松山IC]]) - '''[[森林公園駅 (埼玉県)|森林公園駅]]北口''' - ([[熊谷東松山道路]]) - '''[[熊谷駅]]南口''' - '''[[籠原駅]]南口''' - '''[[深谷駅]]北口'''
 
:※ 乗降所の所在地は、あべの橋駅-大阪駅前は大阪府、京都駅八条口は京都府、川越駅西口-深谷駅北口は埼玉県。
:※ 埼玉県内のみまたは、京都府・大阪府内のみの利用は不可。
:※ <!-- {{要出典|京都駅八条口駅では、降車(大阪行)・乗車(熊谷行)で場所が異なる。降車は[[新・都ホテル]]前、乗車は京都駅八条口正面側である。|date=2014年5月}} -->
:※ 京都・大阪発川越・熊谷・深谷方面は名神高速道路[[養老サービスエリア|養老SA]]、深谷・熊谷・川越発京都・大阪方面は中央自動車道[[談合坂サービスエリア|談合坂SA]]で休憩となる。
:※ 毎年8月に開催される[[熊谷花火大会]]では、夕方より熊谷駅南口が車両通行止めとなるため、開催日の京都・大阪方面行は熊谷駅南口を休止し、森林公園駅北口始発となる(国際十王交通との共同運行時代は熊谷駅北口3番のりば発に変更していた)。
 
* [[2003年]][[10月24日]] - 路線申請。
* 2004年[[3月18日]] - 近鉄バスと[[国際十王交通]]の共同で運行開始。
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* [[2014年]][[12月16日]] - この日限りをもって国際十王交通での予約発券業務ならびに乗務員待機受入を終了。
* [[2015年]][[12月11日]] - この日限り(12月10日発車分)で廃止。
近鉄バスはかつて大宮発着の「[[やまと号|サテライト号]]」([[国際興業バス]]と共同)を運行していたが廃止し、当路線開設までは埼玉県発着から一旦撤退していた(当路線廃止後も、[[とちの木号]]が[[久喜駅]]に停車するため埼玉県発着は継続されている)。
 
<!-- {{要出典|独立3列シート([[日野・セレガ]][[ハイデッカー]])車で、トイレ完備。飲み物・おしぼりのセルフサービスがある(ただし、臨時車両は通常の貸切バス車両となる場合あり)。|date=2014年6月}}{{要出典|埼玉県[[熊谷市]]にあった国際ハイヤーと[[群馬県]][[伊勢崎市]]にあった十王自動車が合併して[[2004年]][[1月1日]]より国際十王交通となるのを記念して企画された高速バスで、熊谷発としては初めて(唯一)の夜行高速バスである。|date=2014年5月}} -->近鉄バスはかつて大宮発着の「[[やまと号|サテライト号]]」([[国際興業バス]]と共同)を運行していたが廃止し、当路線開設までは埼玉県発着から一旦撤退していた(当路線廃止後も、[[とちの木号]]が[[久喜駅]]に停車するため埼玉県発着は継続されている)。
 
== その他 ==
* 貴島病院の送迎バスを特定バスとして運行する。なお、同病院は恩智線(瓢箪山駅 - 山本駅系統)の楽音寺停留所前にある。
* PL病院の送迎バスも特定バスとして運行する。[[2006年]]にそれまでの[[金剛自動車]]への委託から変更され担当するようになった。
* JR久宝寺 - 近大附属の通学バスも特定バスとして一部担当。
 
== 車両 ==
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== 脚注 ==
{{Reflist}}
<references />
 
== 外部リンク ==