「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」の版間の差分

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Kokada jnet (会話 | 投稿記録)
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寅次郎が見た夢では、寅次郎は旅の絵描き。貧乏なさくら一家に泊めてもらったお礼に、ふすまに絵を描いたところ、翌朝、その絵から雀(アニメーションで表現)が飛び出し、一家は見物客で裕福になる。
 
京都へ旅に来ていた寅次郎。そこで寅次郎は、京都名物の[[葵祭]]で老人加納(片岡仁左衛門)と知り合う。当代屈指の陶芸家で人間国宝でもある老人の家を訪ねてみると、そこには、かがり(いしだあゆみ)という名の、実家に子供をあずけている美しい女性が働いていた居た。美人を見るとたちまち自制心を失う寅次郎は、影のあるかがりに夢中になる。
 
そこに、加納の独立した弟子の蒲原が訪ねてきた。神原は、かがりと結婚すると皆が思っていたが、その親が資金を出してくれるという女性と結婚するという。加納は、かがりの煮え切れなさに、怒りをあらわす。寅次郎が加納宅を訪れると、かがりは丹後に帰ったと知らされる。
 
加納に「よかったら、かがりの様子を見てきてくれ」と頼まれた寅次郎は、丹後まで、かがりを、訪ねていく。
 
とらやへ帰った寅次郎のもとを、かがりが訪ねて来る。寅次郎とかがりは鎌倉のあじさい寺([[成就院]])へデートへ行く事に。デートを前に緊張した寅次郎は無理やり満男を同行させる。そんな満男は寅次郎から「プラモデル買ってやるからついてこい」と友達との釣りの約束をすっぽかされてしまったのだ。さくらはかがりとの恋愛をどうなるのかと心配していた。そんな様子が気がかりだったさくらは満男に時々電話するようにと伝えた。
 
やがて夕方になって江ノ島で酒を酌み交わしながらデートを続けている寅次郎を監視していた満男を気の毒に感じた博は「ついていかせるのがまずかった。大人なんだぞ。兄さんもかがりさんも。甘いんだよ君は」と諭す中、さくらが夜遅くなりそうだと判断し「一人で帰っておいで」と伝えようとしたが電話が切れてしまった。