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== 問題行動 ==
前述したように、阪神ファンやそのによる応援は熱狂的であるが、それが高じると対戦相手ファンや選手に対する暴行・威嚇行為といった行為に及ぶ者もいる。以下のように、対戦相手への誹謗・中傷、プレーの妨害や、グラウンド内への乱入などが、新聞報道にもある。
 
=== 1960年代以前 ===
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* [[1973年]](昭和48年)10月22日甲子園での対巨人最終戦。勝った方が優勝という試合で、阪神が0-9と大敗。不甲斐ない試合に怒った阪神ファンがグラウンドになだれ込み手当たり次第に巨人の選手らに暴行を働いたり、テレビ局の機材を徹底的に破壊したりする事件が発生。これにより再び川上監督のグラウンドでの胴上げは中止となり、[[兵庫県警察]]の[[機動隊]]員が出動する騒ぎとなった。(詳細は[[阪神タイガース#世紀の落球とV9|世紀の落球とV9]]を参照)
**この時[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]の機材が破壊された一方で、阪神戦の中継に積極的であった[[サンテレビジョン|サンテレビ]]並びに[[朝日放送]]の機材はファンに守られていた。{{main|西澤あきら#実況を担当した阪神タイガースの主な試合}}{{see also|サンテレビボックス席#その他の特記事項}}
**29年後の[[2002年]](平成14年)、巨人は再び甲子園でリーグ優勝を決めたがこの事件を受け厳重な警備体制が取られた。 
 
=== 1980年代 ===
* [[1984年]](昭和59年)8月15日の対巨人戦(後楽園)の試合前に、阪神ファン数十人が巨人の外野手[[レジー・スミス]]を取り囲み、人種差別と受け取れる罵声を浴びせる。さらにはスミスの息子レジー・ジュニアに対して物を投げつけ、暴行しようとしたことが発端となりスミスが激怒、数名がスミスに暴行を受けた。「被害者」は直ちに[[富坂警察署]]に届け出た。1984年(昭和59年)8月17日付朝日新聞は、「スミスだんまり一手」(15面)、「(スミスは)正当防衛主張」(22面)と同時に2つの観点から書きたて、スミスが書類送検される騒動に発展したが、後に不起訴処分となった<ref>『朝日新聞』1984年(昭和59年)10月17日、21面。</ref>。
* [[1985年]](昭和60年)5月23日の広島戦(甲子園)で、[[北別府学]]投手がバスターで右翼ポール際に本塁打を放った際、判定を不服とした阪神ファンが線審にチェーンを投げつけ負傷させた。なお、犯人は現行犯逮捕され、裁判で「阪神への不利な判定に腹が立った」ことが動機なので情状酌量を求めたが、反省の色無しと判断され実刑判決を受けた。
* 同年6月30日の巨人戦(甲子園)で、開場後に天候不良で試合中止となったが、ライトスタンドに入場していたファン約1000人がグランドに乱入。「優勝前祝い」と称しリリーフカーを奪いグランド内を暴走したり、1塁側ベンチにも乱入するなど球場内は30分にわたり混乱した。その後、阪神球団及び甲子園球場はライトスタンドフェンス際にファンの乱入を防ぐための有刺鉄線を設置するなど防御策を推進。また、この混乱の際に一部のファンがレフトスタンドにも乱入し、既に入場していた一部の巨人ファンを取り囲み暴行するなどの行為もあった。 
* 同年10月16日の対ヤクルト戦(神宮)で引き分け、阪神がリーグ優勝を決めたのち、[[大阪市]]の繁華街[[ミナミ]]にある[[戎橋]]から多数の阪神ファンが[[道頓堀]]川に飛び込んだ(詳細は[[#道頓堀川への飛び込み|後述]])。さらに、一部の阪神ファンが戎橋近くの[[ケンタッキーフライドチキン]]道頓堀店に設置されていた[[カーネル・サンダース]]像をこの年のMVP・[[ランディ・バース]]に見立て胴上げし、道頓堀川に投げ込んだ。ちなみに、その後の低迷を「[[カーネル・サンダースの呪い]]」などと呼ぶ冗談が一部のファンの間で流行し、[[ABCテレビ]]『[[探偵!ナイトスクープ]]』で取り上げられたことがきっかけとなり、[[都市伝説]]の一つとして定着した。なお、そのカーネル・サンダース像は2009年(平成21年)3月10日、道頓堀川の新戎橋より下流約5 m 水深2 mのヘドロの中より上半身が、翌11日には下半身と右手が発見され、24年を経て救出された<ref>[http://japan.kfc.co.jp/news/news100319kfc.html 大阪 道頓堀川で発見されて1周年] ケンタッキーフライドチキン、2010年(平成22年)3月19日。</ref>。
{{main|カーネル・サンダースの呪い#カーネル・サンダース像発見|探偵!ナイトスクープ#探偵が体を張った調査}}
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* [[2003年]](平成15年)6月11日、[[長良川球場|岐阜長良川球場]]の対中日戦において、阪神が7-2で勝利した後に阪神ファンがグラウンドに乱入し中日ファンを挑発、中日ファンもグラウンドに乱入し乱闘となった。その際に防犯用の[[唐辛子]]系[[催涙スプレー]]と見られるものが噴射され、観客53人が目や喉の痛みで治療を受け、うち31人が病院搬送、7人が入院する事態となった。[[岐阜北警察署]]が捜査したが事件は未解決である。この一件に関し[[山田久志]](当時中日監督)、[[星野仙一]](当時阪神監督)、[[片岡篤史]]、[[桧山進次郎]]、[[赤星憲広]]などが暴挙を非難するコメントを出した(詳細は[[長良川球場#主なエピソード]]を参照)。この一件以降、中日は阪神と地方試合の開催を[[2013年]](平成25年)まで行わず。また、この事件を受けて阪神甲子園球場では乱入防止用のネットが設置されるなど対応に追われた<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/jul/o20030730_10.htm 2003年(平成15年)7月30日付読売新聞]</ref>。
* 同年[[7月29日]]、それまで16連勝と好調だった対横浜戦で敗戦した際、9回裏[[藤本敦士]]の放った3アウト目となるレフトファウルフライに対し、周囲への注意が散漫になりやすいスライディングキャッチをした[[多村仁志]]めがけて一部の阪神ファンがメガホンを投げつけた。多村は「本当に危ない。怪我するかと思った」とコメントしており、星野も「こんなことやったら甲子園で胴上げはやらん」と激怒した<ref>『朝日新聞』2003年(平成15年)7月30日、30面。</ref>。
* [[2005年]](平成17年)6月2日の交流戦・[[福岡ソフトバンクホークス]]戦(甲子園)において、[[金本知憲]]への頭部付近への死球を危険球投球と判定され退場する[[三瀬幸司]]に対しゴミを投げつけたり、試合終了後に帰路につくホークス選手を乗せたバスをファン100人が取り囲みメガホンを投げつけたり罵声を浴びせるなどで進行を妨害した。 
* [[2005年の日本シリーズ|同年の日本シリーズ]]で、「[[千葉ロッテマリーンズ]]のファンと口をきいた」という理由でそのファンに対し暴行、逮捕される騒ぎとなった。また、このシリーズでは他にも暴行や器物破損容疑で10人以上の逮捕者が出ている。
* [[2008年]](平成20年)5月7日の対巨人戦(東京ドーム)で[[アレックス・ラミレス]]のオーバーフェンスかという打球を左翼席最前列にいた阪神ファンの男性がグラウンド上に手を伸ばして叩き落とし、ボールがフェンス上部に当たりグラウンド内に落下。審判団の協議の結果オーバーフェンスの打球ではなかったとしてツーベースとなった<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20080508-357218.html 「ラミ逆転弾のはずが…虎ファン叩き落とす」]『ニッカンスポーツ』2008年(平成20年)5月8日</ref>。