「両備ホールディングス」の版間の差分

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西大寺鉄道が両備バスを合併した事実がない
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|本店郵便番号 = 704-8112
|本店所在地 = 岡山県岡山市[[東区 (岡山市)|東区]][[西大寺 (地名)|西大寺]]上一丁目1番50号
|設立 = [[19101936年]]([[昭和]]11年)[[753125日]]<br/>(西大寺軌道株式会社山陽バス
|業種 = 5050
|事業内容 = [[バス (交通機関)|バス]]事業・[[タクシー]]事業・運送業・[[スーパーマーケット|スーパー]]事業 など
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|関係する人物 = [[松田堯]](取締役名誉会長)
|外部リンク = [http://www.ryobi-holdings.jp/ http://www.ryobi-holdings.jp/]
|特記事項 = 創業[[1910年]](明治43年)7月31日 会長兼CEOの小嶋光信は、両備グループ代表などを兼務。<br/>社長兼CEOOの松田久は、岡山商工会議所副会頭を兼務。
}}
'''両備ホールディングス株式会社'''(りょうびホールディングス、英称:''RYOBI HOLDINGS Co., Ltd.'')は、[[岡山県]]南部を主要な営業エリアとする[[両備グループ]]の交通・運輸部門の中核企業であり、情報部門・生活関連部門を含めた両備グループ全体の中核企業でもある。
 
商号に「ホールディングス」とつくが、純粋[[持株会社]]ではなく事業持株会社である。<!--そのため[[持株会社#持株会社の一覧|持株会社の一覧]]には記載されていない。-->
 
== 概要 ==
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現在の両備ホールディングスは[[2007年]](平成19年)[[4月1日]]に両備バスと[[両備運輸]]が対等合併して発足した企業である。[[2010年]](平成22年)7月31日に創業100周年を迎えた(同年の6月9日には子会社の[[岡山電気軌道]]も創業100周年を迎えた)。
 
起源は[[1910年]](明治43年)に設立された軽便鉄道の[[西大寺鉄道]](通称「西鉄」(さいてつ))である。「両備」の商号は戦前に西大寺鉄道と[[下津井電鉄]]が共同出資して発足した両備バス(初代)に由来する。「両備」とは西大寺鉄道が[[備前国]]、下津井電鉄が[[備中国]]にあることを意味する(後年下津井電鉄は資本を引き上げ)。西大寺鉄道は[[1962年]](昭和37年)に廃止されたため、現在は[[路線バス]]・[[貸切バス]]・[[タクシー]]の営業となった。
 
[[社内カンパニー|社内カンパニー制度]]を導入しており、バス事業に関して述べると、「両備バスカンパニー」で一般路線バスの運行と高速バス全体の運行管理及び予約・発券業務、大半の路線の運行、貸切バスを、「両備観光大阪カンパニー」で大阪地区の予約・発券業務、倉敷 - 大阪線の一部の運行、貸切バスをそれぞれ担当している。
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== 沿革 ==
=== 設立 - 1950年代 ===
* [[1910年]](明治43年)7月31日:西大寺軌道株式会社として設立。
* [[1911年]](明治44年)7月29日:観音 - 長岡間が開業。軌間914mm。
* [[1912年]](明治45年)1月28日:長岡 - 森下間が開業。
* [[1914年]](大正3年)11月2日:[[西大寺鉄道]]に株式会に商号変更。
* [[1915年]](大正4年)9月15日:森下 - [[後楽園]]間が開業。
* [[1927年]](昭和2年)2月:岡山市内での[[乗合バス]]事業展開のため、子会社岡山市街乗合自動車(後の岡山乗合自動車)を設立。
* [[1928年]](昭和3年):南備海運が岡山県[[邑久郡]][[牛窓町]](現・[[瀬戸内市]]牛窓町)にて創立。[[牛窓港]]を起点とし、岡山、小豆島、高松方面への海上旅客輸送を開始。
* [[1935年]](昭和10年)10月:岡山乗合自動車と[[岡山電気軌道]]系の旭自動車・岡山タクシー自動車の3社が合併、岡山バスが発足。
* [[1936年]](昭和11年)5月25日:西大寺鉄道と下津井鉄道(現在の[[下津井電鉄]])共同出資で両備株式会社山陽バス(初代)岡山県倉敷市に設立。
* [[1937年]](昭和12年)1
**1月1日:両備山陽バスが倉敷 - 味野([[児島地域|児島]]) - [[宇野]]間で[[路線バス]]の運行開始。
**1月4日 : 株式会社山陽バスが両備バス株式会社に商号変更。
**6月20日 : 両備バスが倉敷自動車株式会社を合併。
* [[1938年]](昭和13年)5月20日 : 両備バスの本店を岡山県倉敷市栄町586番の2地から同県児島郡下津井町大字下津井2036番地の2に移転。
* [[1942年]](昭和17年)7月31日 : 両備バスの本店を岡山県児島郡味野町味野3969番地の2に移転。
* [[1947年]](昭和22年)11月15日:西大寺鉄道がバス部門を創設し、西大寺 - 岡山間で路線バスの運行開始。
* [[1948年]](昭和23年)4月:岡山バスが西大寺・邑久線を西大寺鉄道に譲渡。
* [[1950年]](昭和25年)2月5日:岡山バスが西大寺鉄道傘下に。
* [[1952年]](昭和27年)2月:両備バスの資本系統が下津井電鉄と分離し、西大寺鉄道資本に一本化(西大寺鉄道の完全子会社化)。
* [[1954年]](昭和29年)4
**4月:両備バスが西日本急行バスを買収。
**12月23日 : 1954年(昭和29年)7月:両備バスの本店を岡山バスを吸収合併市下石井110番地の6に移転
* [[1955年]](昭和30年)
* [[1955年]](昭和30年)10*10月1日:両備バスが西大寺鉄道が両備バスを吸収合併、新社名を'''「両備バス株式会社」'''(2代目)にを合併、本社機能西大寺市から岡山市錦町の(初代)両備バス本社<ref>同所には、当時本社に併設して両備バス岡山営業所があった(その後、岡山市中区国富の現在地へ移転)。2007年4月の両備ホールディングス発足まで両備バス本社があり、現在は両備ホールディングス錦町オフィスとして、両備バスカンパニーの本部がある。</ref>移転(登記上の本店は移転せず)。
**10月18日 : 旧西大寺鉄道の本店があった岡山県西大寺市西大寺359番第2地に移転。
* [[1958年]](昭和33年)6月:県下初の試みとして'''玉島港町待合室'''(後の[[玉島バスセンター]])にバス乗車券の自動式切符販売機(10円切符の専用販売機)を設置し使用開始する。
* 1958年(昭和33年)7月:県下初のエアサス車([[いすゞ自動車|いすゞ]]製バス)を導入。