「電気蚊取」の版間の差分

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=== マット方式 ===
[[File:Denkikatori.jpg|thumb|マット方式の電気蚊取]]
最初に普及したのがこのマット方式で、殺虫成分である[[ピレスロイド]]を含浸させた[[繊維]]質の[[マット]]を、[[電気]]発熱体の上に載せる構造になっている。電気発熱体に通電が発熱することにより、熱により気化した殺虫成分が揮発する。蚊取線香とは異なり、火を用いないために煙が発生せず、無臭で燃えかす処理が不要・かつ[[火事]]や[[やけど熱傷]]の危険が少ないという特徴を持つ。
 
マット方式の持続時間は、半日から一日ほどで、後述の液体方式に比べて短いため、液体方式が一般的になった昨今でて以降使用は次第に減少している。
 
しかし、マット方式は小型化しやすい利点があり、最近では携帯性に優れたものや、[[電池]]で作動する製品も発売されており、現在も一定程度の[[需要]]がある。また珍しいものでは、キャンプで使用されるランタンのグローブ(ガラス製のホヤ)周りにマットを取り付けて、光熱で揮発させるアタッチメントもある。
 
過去には殺虫成分であるピレスロイドを含有するペーストや、[[正方形]]の[[錠剤]](ピース)、あらかじめ30日分の薬量を含浸させたカセットを使用するものも発売されていた。これらも広義にはマット方式に含まれる。
 
=== 液体方式 ===