「患者の権利宣言」の版間の差分

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|The World Medical Association - WMA Declaration of Lisbon on the Rights of the Patient<ref name="wma" />}}
 
== 注釈 ==
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日本の医療倫理・看護倫理・生命倫理学においては、もっぱら「Autonomy」の訳語として「自律性」が用いられ「自律性尊重原則」などとなっている。しかしながら、[[医療倫理]]のページ文中の定義でも触れられているように、自律はこの文脈では誤りであり、倫理道徳の文脈でいう「自立」が寧ろ望ましい。「自律性」の「自分を律する」または「自律性を育てる」のニュアンスは「Autonomy」の訳語としては非常に「弱い」のである。「Autonomy」が「自己決定権」の訳であるように、そこには強い自分の意思と権力や権利が含まれる。そこで「自分が主人」という意味合いから「自主」を採用した。調べた所、中国語圏では「自主原則」と訳している。詳細は[[ノート:医療倫理#Autonomyの訳語について]]にある通り。原語の由来は「自ら治む"autos" (self=己で) and "nomos (rule=統治・支配)」であり、単語の定義的には「Autonomy is the capacity of a rational individual to make an informed, un-coerced decision; or, in politics, self-government」つまり、「合理的な個人として、よく情報を与えられた上でなおかつ他から影響されない自由な意思決定をすることが可能なキャパシティー(能力を与えられている状態=権利)。政治においては自治」
 
== 脚注 ==