「乱妨取り」の版間の差分

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当時の軍隊における兵士は農民が多く、食料の配給や戦地での掠奪目的の自主的参加が見られた。人狩りの戦利品が戦後、市に出され、大名もそれら乱暴狼藉を黙過したり、褒美として付近を自由に乱取りさせた。それら狼藉は悪事ではないとされた。
 
[[凶作]]・[[水害]]・[[疫病]]が起こると、大名は食料獲得のため隣国へ戦争をした。その結果として領土を獲得し、家臣団に与えて[[下克上]]の芽を摘み取った。その上で、戦場付近の村を襲い、農作物を根こそぎ奪い、女・子供農民をさらい売り払うか奴隷にするかした。女性奴隷の一部は、交易を行うポルトガルによって欧州やタイ、カンボジアに性奴隷として売られた。人身売買の相場は、通常2[[貫|貫文]](約30万円)であったが、大量に乱取りが行われる戦の直後は25文(約4千円)に急落した。女性を強姦し、抵抗する者は殺した。
 
== 桶狭間の戦い ==