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m 海保長官は一覧表でも分かるように局長級のポスト
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海上保安庁長官は、海上保安庁法施行令第九条(海上保安官及び海上保安官補の階級)にその規定がなく<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23SE096.html 海上保安庁法施行令]</ref>、次長・[[海上保安監]]と同じく正式には[[階級 (公務員)|階級]]制度を適用されず、[[警察庁長官]]などと同じく階級制度を適用されない庁内最高位の役職であるが、長官・次長・海上保安監には同位を表す服制があり、法執行の職員である[[海上保安官]]などと同様に、制服を規定した海上保安庁職員服制で、そで章、胸章、肩章の規定がある<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37F03901000031.html 海上保安庁職員服制] そで章の例では、『長官、次長及び海上保安監 左右のそでの全周にしま織金線を付け、その上位に金モール製の船舶用コンパス一個を付ける。』</ref>。
 
海上保安庁が創設されて以来、海上保安庁長官、海上保安庁次長には、[[運輸省]]([[中央省庁再編]]後は[[国土交通省]])の事務系[[キャリア (国家公務員)|キャリア官僚]](局長級)が就任し続けて来た<ref name=":0">{{Cite news|title=海上保安庁長官に初の現場出身 尖閣問題を意識|date=2013-07-18|url=https://r.nikkei.com/article/DGXNASGC18007_Y3A710C1EB2000?s=1|accessdate=2018-08-03|publication-date=|language=ja-JP|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180803195609/https://r.nikkei.com/article/DGXNASGC18007_Y3A710C1EB2000?s=1|archivedate=2018-8-3|work=[[日本経済新聞]]}}</ref>。[[海上保安大学校]]出身の生え抜きの[[海上保安官]]の最高ポストは、海上保安庁のナンバー3である[[警備救難監]]であった。
 
[[2013年]](平成25年)[[8月1日]]、海上保安監(警備救難監の職制変更後の職名)であった佐藤雄二(海上保安大学校卒)が、海上保安庁長官に就任する人事が発令された<ref name=":0" />。運輸省(国土交通省)のキャリア官僚ではなく、海上保安大学校出身の生え抜きの海上保安官が、海上保安庁長官に就任した最初の事例であり、この人事は時の[[内閣総理大臣]]・[[安倍晋三]]の意向であった<ref name=":0" />。[[2016年]](平成28年)[[6月21日]]に発令された海上保安庁長官人事においても、海上保安監であった中島敏が就任した<ref name=":1">{{Cite news|title=海上保安庁長官に中島氏 2代連続で現場出身|date=2016-06-14|url=https://r.nikkei.com/article/DGXLASDG14H1M_U6A610C1EAF000?s=1|accessdate=2018-08-06|publication-date=|language=ja-JP|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180806062148/https://r.nikkei.com/article/DGXLASDG14H1M_U6A610C1EAF000?s=1|archivedate=2018-8-6|work=[[日本経済新聞]]}}</ref>。理由は佐藤・前長官と同じである<ref name=":1" />。