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=== 心霊主義における日本の幽霊 ===
20世紀および21世紀の日本の[[心霊主義]]者(スピリチュアリスト)の中には、性質別に「[[守護霊]]」「[[背後霊]]」「[[自然霊]]」「[[動物霊]]」「[[浮遊霊]]」「[[地縛霊]]」などといった用語で説明する人がいて、幽霊を、特定の場所に現れる"地縛霊"と、そうでない浮遊霊に分けて説明することがある<ref>
『人はなぜ生まれいかに生きるのか』、ハート出版 2001年10月25日、 ISBN 978-4892954979<br />
『あの世の話』(佐藤愛子との共著、青春出版社1998年11月、[文春文庫] 文藝春秋2001年12月10日)ISBN 978-4167450052<br />
など。</ref>。
 
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近代の心霊研究はイギリスを中心に発展した<ref name="Miura_Hist_Spiritualism" />が、その理由は、ひとつにはイギリス人の気質が知的な探究心が旺盛なため、幽霊が現れるとされればそれを怖がったりせず積極的に知的に調べてみたがるためとも言われている<ref name="幽霊のいる英国史">[[石原孝哉]]『幽霊(ゴースト)のいる英国史』集英社新書、2003、ISBN 4087201961。</ref><ref name="Miura_Hist_Spiritualism" />。
 
幽霊が出没することを英語では「haunted ホーンテッド」と言い、幽霊が出没する建物は「[[ホーンテッド・マンション]](この場合のマンションは「豪邸・邸宅」を意味する本来の用法であり、日本でのみ定着している「大規模な共同住宅」を意味する誤用ではない)」「ホーンテッド・ハウス」などと言う(日本語では[[幽霊屋敷]])。幽霊を自分の目で見てみたいと思っているイギリス人も多いので、イギリスでは幽霊が出るとの評判が高い住宅・物件は、通常の物件よりもむしろ高価で取引されていることもある<ref name="幽霊のいる英国史" />。日本では、幽霊が出る建物となると、悪い噂になるなどと考えて、ひたしにしようとしてしまう傾向があ策を弄する<ref name="世界怪異現象百科_p.406" />のとは対照的である<ref group="*">ただし、米国では、ある人が幽霊が現れる物件を販売しようとした時に、購入希望者に幽霊が出るという事実を説明せず、新しい所有者がそれを知らないまま購入したものの後で幽霊が出ることに気づき納得がゆかず裁判に訴え、裁判所がそれを事実と認定し、物件の値下げを命ずる判決を出した事例は1件ある(それは公式の裁判記録として残っている)。</ref>。
 
== 幽霊に関連するもの ==