「リング (格闘技)」の版間の差分

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1912年の英国では円形のリングが使われていた。米国で円形リングが最初に登場したのは1944年5月26日、[[サンフランシスコ]]の造船所で、ロープにあたる部分はアルミ管で作られ、[[ベルベット]]の厚地で覆われており、[[フレッド・アポストリ]]が[[エキシビション#ボクシングのエキシビション|エキシビションマッチ]]を行った<ref>{{Cite book|ref=harv|last1=Andre|first1=Sam|last2=Fleischer|first2=Nat|last3=Rafael|first3=Don|title=An Illustrated History of Boxing|edition=2001: 6th|month=12|year=2001|publisher=Citadel Press|location=米国・[[ニューヨーク市]]|language=英語|isbn=978-0-8065-2201-2|page=234|chapter=The middleweights}}</ref>。
 
[[現代]]では、主に[[鉄]]製の柱4本の間に3-4本のロープを張り、鉄骨製の土台の上に丈夫な[[板]]を並べ、その上にクッションを敷いて[[キャンバス]]で覆い、リングとしている。形は'''正方形'''でなくてはならない。更に柱の間には下部にワイヤーロープを張っている。[[2005年]]現在のボクシングルールでは、ロープの内側のサイズが一辺18から24[[フィート]](5.47から7.31[[メートル]])の範囲内で、床面の高さは4フィート(1.22メートル)以内と定められている。サイズについての規定が曖昧であるため、特にアウトボクサーのような片方の選手に不利なサイズのリングが使用され物議を醸すことがある。ロープの太さは1[[インチ]](2.54[[センチメートル]])で4本を用い、最下段がフロアから18インチ(0.46メートル)、最上段が52インチ(1.32メートル)となっている。ロープの本数について以前は3本であったが、選手が落下して死傷するなどの事故を防止するため、4本に変更された。ロープを固定する金具(ターンバックル)が露出していると危険なため、リングの角にはコーナーマットと呼ばれるパッドをあてがうこととなっている。キャンバスについては、厚さ2.5インチ(約6.35センチ)以上の[[フェルト]](圧縮材)もしくは畳、または同じ程度の柔らかい下敷を置くと定められている。また、リング上でロープの外側に当たる縁の部分を特に[[エプロン_(曖昧さ回避)|エプロン]]と呼称し、幅は2フィート(0.61メートル)と定められている。
 
通例はランキング上位の選手が位置する角を'''赤コーナー'''、その対角にある下位の選手が位置する角を'''青コーナー'''とし、残る角は中立のニュートラルコーナーと称する。リングの周りには階段が3つ設置され、赤コーナーには赤い階段。青コーナーには青の階段。そしてニュートラルコーナー2箇所のどちらか一方に白い階段がある。赤青の階段は選手やセコンド用、白い階段は[[審判員 (ボクシング)|レフェリー]]と医者用である。