「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」の版間の差分

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79行目:
:海人の復讐の共犯者第三号で海人の実の妹。海人が地球から消えた後、家族も失い引きこもりになっていたが親友の女子に叱咤され海人の行方を追っていた。
:海人に対してはかなりの[[毒舌]]だが、身体の弱かった幼少期の自分を大切にしてくれた海人を本心では敬愛しており、周りから[[ブラザーコンプレックス|ブラコン]]と称されているが本人は気にしていない。
:幼少期、海人と共に楽しんでいた兄妹が主人公のアニメの影響で海人のことを兄様と呼び、学校の部活で[[薙刀]]の訓練を積んでいる。
:親友を目の前で殺した転移志願者を衝動的に手に掛けたことが負い目になっており、海人に手を出していた転移志願者の主犯格を悠斗と共に密かに始末しているところを海人に見られてしまう。
:血に濡れた自分を隠そう見られたこしていたため半狂乱状態とパニックにって海人に襲い掛かったがその際に半ば強引な形で復讐の聖剣の契約を受け、大切な海人を虐げた異世界の人間の存在を知ることになる。
;金崎 悠斗(かなざき ゆうと)
:海人の復讐の共犯者第四号で海人の親友。海人が地球から消えた後、行方不明になった恋人の秋川詩織を見つけるために舞と集団失踪事件の情報を集め続けていた。
:メテリアにより記憶を失い地球へと帰された海人に対し、詩織を探す手がかりを得るために記憶を思い出すように頼んだ。
:失踪事件の一番の被害者である海人と舞の身を案じており、転移志願者が海人にまで手を出したことを知り彼らの身の安全を守るために転移志願者を一網打尽にすることを決意する。
:のちに記憶を取り戻した海人から詩織が自分を異世界に召喚するための生贄に使われたことを聞かされ、復讐の聖剣で契約した際に詩織を生贄にしたアレシアの存在を知り彼女への復讐を決意する。
115行目:
:正義感の強い性格だが、ミナリス曰く「自分の行いが正義だと思い込んでいて、相手が本当に悪なのかは見ていない」という独善的な価値観にすぎず、事実、真偽を確かめるだけの度量や冷静さは持っていない。
:ルーシャの「ミナリスに虐められている」という嘘を鵜呑みにし、真偽を確かめもせず、他の村人と同様ミナリスを迫害し村から追い出した。
:学園を卒業し、雑用を片付けてから故郷のキキット村に戻ってルーシャと結婚式を挙げる予定だったが、そこでミナリスと再会。彼女から「ルーシャのことで話がしたい」と言われ飲食店に連れられるが、そこで食事に麻痺毒を盛られ、ミナリスの幻炎毒鬼で洗脳され自分への憎しみを植え付けられたカーバンヘイムの人々に暴力を振るわれる。「正義の名のもとに目の前の悪を倒す」という言葉をかつて無実のミナリスに実行したように、今度は自分が悪人に仕立て上げられ、何を間違えたのかわからないまま失意のうちに命を落とすという、因果応報末路を辿った。
;ルーシャ
:ミナリスの復讐相手で幼馴染。ケリル同様、カーバンヘイム学園の生徒。卒業後は、ケリルと結婚式を挙げる予定を立てている。
:ミナリスを排除してケリルを自分のものにするためにミナリスの秘密を村中にばらし、彼女が村人に迫害されて苦しむ様子をケリルの後ろで嘲笑っていた。
:魔術師として高い実力を誇り、学園内でもケリルに色目を使う生徒には陰で睨みを利かせている。
:ケリルより一足先にキキット村に帰り、結婚式の日を心待ちにしていたが、それを待っていたミナリスに襲撃され、他の村人共々海人の大罪の剣の能力によって村ごと不死の空間に閉じ込められる。軍属になったケリルによる敵討ちを待っていたが、ケリルが既に死んでいることを見せつけられミナリスへ怒りをぶつける(この時、ミナリスから渡された瀕死のケリルに自分の寿命と引き換えに全ての状態異常と体力を回復させる魔法を使うが、その相手正体はケリルではなくミナリスの父だった)。しかし、復讐の聖剣とその後の海人との旅で大幅に力を上げたミナリスには何一つ攻撃が届かず、不死の空間で3日間、白い蛆虫に食われながら、村人が同じように食われていくのを見させられる生き地獄を味わい、最期はケリルと幸せになれなかったことをミナリスに嘲笑われながら、一番最後に全身の肉を蛆虫に食い尽くされたことでキキット村は滅ぼされた。
:なお、結婚式に招待された者たちは海人が仕掛けた妨害によって、到着を遅らされていた。復讐の全てが終わったことでようやく彼らは辿り着くも、そのあまりの惨状と蛆が次々と羽化して成虫となって飛んでいくさまに言葉を失う。こうしてキキット村は人々の記憶と地図から忘れ去られ、わずかな者のみが白蛆村と呼ぶのみとなっていった。
;レオン=ガイルード
165行目:
:前世が日本人の行商人。弓の腕前が高く、一度目の世界では「暴れ弓のレオーネ」とも呼ばれていた。海人同様、一度目の世界の記憶がある。
:ミナリスが住んでいたキキット村にも行ったことがあり、彼女が村人から迫害され追い出されたことを知っている。
:「浴する瞳」という相手の感情を色として識別できる能力を持つ。復讐というどす黒い感情を持ち、ミナリスに復讐の道を歩ませる海人を許せず、復讐を止めるよう説得するが、その経緯を全く知らなかったために一蹴される。その一方で、ミナリスに復讐をさせないよう、本来とは正反対の場所に故郷の村があると嘘を吹き込むなどして裏で暗躍するが、実際はその時点ある段階でミナリスに看破されていた。
;ダン、シュピーネ、ザンク
:レオーネが行商人として独り立ちする際についてきた故郷の仲間達。ダンとザンクは剣士の男性、シュピーネは魔術師の女性。