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病型分類試案よりも欧州のアルゴリズムを筆頭に、推奨される運動を上に、2017年資料を反映、長大な2013年の表を除去
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[[抗てんかん薬]]では[[プレガバリン]]は、ランダム化比較試験 (RCT) が多数あり、欧州のガイドラインやコクランのシステマティックレビューでも推奨されており、日本のガイドラインでもエビデンスA・合意率100%で推奨する{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=124-125}}。他の抗てんかん薬の候補は徐放性ガバペンチンで、エビデンスB・合意率71%{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=124-125}}。
 
[[抗うつ薬]]では[[デュロキセチン]]であり、これも複数のRCTで確認されており、エビデンスA・合意率100%となっている{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=127-130}}。プレガバリンなど他の治療薬との比較試験や経済性の観点のからの比較試験が必要とされる{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=127-130}}。他の抗うつ薬では、鎮痛効果が弱いが[[アミトリプチン]]、海外での評価は良いが保険適応がなく処方量できる量も少ない[[ミルナシプラン]]をエビデンスAとしており、その他の抗うつ薬の推奨はない{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=127-130}}。睡眠の問題はプレガバリン、デュロキセチン、アミトリプチンで改善される{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=122-123}}。その他の向精神薬は推奨できない{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|p=132}}。
 
[[オピオイド]]では、弱オピオイドの[[トラマドール]]がエビデンスA・合意率92.9%であり推奨されるが、消化器症状の副作用も多い{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|p=135}}。他のオピオイドや、[[非ステロイド系抗炎症薬]] (NSAID)、鎮痛薬の推奨はない{{sfn|線維筋痛症診療ガイドライン|2017|pp=135-141}}。