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'''バチカン宮殿'''（バチカンきゅうでん、Palazzi Apostolici, Palazzi Vaticani<small>とも</small>）は、[[バチカン市国]]内の[[サン・ピエトロ大聖堂]]に隣接する<!--教皇庁ではないらしい（？）-->[[ローマ教皇]]の住居である。
当初、バチカンには、サン・ピエトロ大聖堂に隣接して[[修道院]]、[[巡礼者]]の宿泊施設、教皇の休憩用の邸宅程度しかなかった。[[アヴィニョン捕囚]]以前の教皇の住居は[[ラテラノ宮殿]]に置かれていた（[[サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂]]の項目を参照）。
[[カール大帝]]や[[オットー2世 (神聖ローマ皇帝)|オットー2世]]がバチカン宮殿に滞在していることから、その当時には一定の規模になっていたと考えられる。<!--「ローマ」朝日選書P459-->また、教皇[[インノケンティウス3世 (ローマ教皇)|インノケンティウス3世]]（[[1198年]] - [[1216年]]）や[[ボニファティウス8世 (ローマ教皇)|ボニファティウス8世]]（[[1235年]] - [[1303年]]）などが増築を行っている。
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