「ブラックウォーター (陸水学)」の版間の差分
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ブラックウォーターと他の河川では、[[#Table 1|表1]]に示されるようにイオン組成が大きく異なる。ブラックウォーターは酸性が強いため、土壌中の[[アルミニウム]]がイオン化しやすい状態にあり、結果としてその質量濃度が他の河川よりも大幅に高くなっている。他にみられる大きな違いとしては、他の河川と比べて、[[ナトリウム]]、[[カルシウム]]、[[カリウム]]の濃度が非常に低いことがある。このため、それらの金属を殻の形成のために必要とする[[巻貝類]]などは、ブラックウォーターではあまりみられない。溶存イオン量が少ないことで、ブラックウォーターで流れている水の[[電気伝導度]]も[[雨|雨水]]と同じような低い値になっている。
ブラックウォーターとそうでない河川は、生息している動植物プランクトンについても違いが有る。[[#table3|表2]]では、位置的に数メートルほどしか離れていないそれぞれの河川で捕獲されたプランクトンの数を比較している。この表で取り上げている[[
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|+ 表2: ブラックウォーター([[
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