「ヤマハ・DXシリーズ」の版間の差分

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1998629ta (会話 | 投稿記録)
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: [[1987年]]6月に発売。DX7II-Dの廉価版。デュアルモードを省略したモデルであり、実質的には初代DX7と同等の音源を持つ。ラインアウトはモノラル仕様。ファクトリーリセットには付属のROMカートリッジ又はMIDI経由でファクトリープリセットを読み込ませる必要がある。RAMカートリッジは上記DX7II-D/FDと同様、RAM4を用い、RAM1やDX7専用Voice ROMを使用するにはADP1が必要となる。
; DX7II Centennial
: [[1987年]]に発売。DX7II-FDの76鍵盤。IIを省略して'''DX7 Centennial'''やCentennialを省略して'''DX7IIC'''とも呼ばれる。ヤマハ創業100周年記念モデルとして、ヤマハデジタル楽器を代表して100台限定で発売されたモデル。光を蓄えて発光するmoonflightキーボード、プレステージをこめたシルバーヘアラインボディ、24Kゴールドをプレートした豪奢なコントローラーを採用している。鍵盤の右端上に、「''Limited Centennial Edition 1887〜1987''」と表記されている。機能的には前述のDX1、DX5の直系の後継機種であるが100台だけの生産のためDX7ほどの使用はなくまた人気は得られなかった。希望小売価格は500,000 円(税抜)だった。
; DX11
: [[ヤマハ・Vシリーズ|V2]]の海外仕向け版。[[ヤマハ・TXシリーズ|TX81Z]]のキーボードタイプ。
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: [[2001年]]に発売。DXシリーズ唯一のモジュール版。LOOP FACTORYシリーズの1つである。[[Modular Synthesis Plug-in System|PLG150-DX]]同等の音源部を持つ。FM音源部6オペレーター・32アルゴリズム、16音ポリフォニック。16ステップシーケンサーや「フリーEG」機能を搭載している。リズムセクションはPCM音源。PC向けソフトウェア『DX200 Editor』が付属している。
; reface DX
: 2015年に発売。4オペレーター、8音ポリフォニック、12アルゴリズム32ボイス。HQ(High Quality)MINI鍵盤が採用されておりイニシャルタッチも搭載されている。最大の特徴としては4つオペレーター個々に対してフィードバックが搭載されており、歴代DXより音作りの幅が格段に向上したことや、タッチ&スライド式の4系統のデータエントリーセクションとLCDの採用によってより視覚的な音作りが可能となったことが挙げられる。そのほか、37鍵ながらもスライド式のオクターブコントローラーを(演奏中に任意で)使用することで88鍵相当の幅広い音域をカバーすることができ、エフェクトもディレイ、リバーブ、ワウなど8種類を2系統で使用可能になっている。本体には2W×2のスピーカーが搭載され、DC電源だけでなく乾電池による使用にも対応している。小室哲哉のキャリアを49枚に集約した作品集「TETSUYA KOMURO ARCHIVES PROFESSIONAL PRODUCTS + Mobile Mini Keyboard reface DX TK Special Edition」として、小室哲哉直筆サイン入りのものが100台限定でmu-mo専売商品として、2019年3月27日にリリースされる。
 
== 参考文献 ==