「アガサ・クリスティ」の版間の差分

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11日後、保養地のホテルに別人名義(夫の愛人のテレサ・ニール)で宿泊していた彼女が家族の確認の上で保護されることで決着した。そのため、Agatha Eleven Missing と呼ばれる。
 
当時のクリスティは、ロンドンの金融街で働いていた夫のアーチボルド、一人娘のロザリンド(当時7歳)と田舎の大邸宅で暮らしていた。アーチボルドは休日はゴルフに熱中していたが、クリスティはゴルフはせず家事はメイドを雇い、仕事に関しては秘書のシャーロットを住まわせていた(シャーロットはクリスティの信頼を得て、長く彼女の側で勤めることになる)。
 
キャリアにおいては、『アクロイド殺し』(1926年)によりベストセラー作家の仲間入りを果たす一方で、事件の前には最愛の母親を亡くし、また夫には別に恋人がいた事実に傷つけられていた。事件の起きた日、クリスティは住み込みのメイドに行き先は告げずに外出すると伝え、当時は珍しかった自動車を自ら運転して一人で出かけている。その際に彼女は秘書のシャーロットと夫に手紙を残している。