「スローライフ」の版間の差分

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'''スローライフ'''(Slow Life)とは、[[ライフスタイル|生活様式]]に関する思想の一つである。[[ファストフード]]に対して唱えられた[[スローフード]]から派生した考え方で、大量生産・高速型のライフスタイルに対して、ゆっくりした暮らしを提案するもの。Slow livingに相当する[[和製英語]]である。厳密に定義された言葉ではない
 
明確な定義はないが、[[地産地消]]や歩行型社会を目指す生活様式などを指すことが多い。日本の高度成長期以前の生活はスローライフであったとも言える。
 
==スローフードからスローライフへ==
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[[日本]]で「スローライフ」という言葉が使われるようになったのは2001年頃からである。[[川島正英]](地域活性化研究所)や[[筑紫哲也]](ジャーナリスト)らが「スローライフ」について模索していたところ、川島の話を聞いた[[掛川市]]の[[榛村純一]]市長が「スローライフシティー」を公約に掲げて再選を果たした(2001年)。2002年11月、掛川市で「スローライフ月間」が開かれ、12月のシンポジウム「スローライフのまち連合を結成しよう」には、掛川市、湖西市、岐阜市、多治見市(岐阜)、安塚町(新潟)、立川町(山形)、柳井市(山口)が参加した<ref>筑紫哲也「スローライフ」岩波新書</ref>。
その後、「スローライフ月間」は各地で開催されるようになり、「ゆっくり、ゆったり、心ゆたかに」を掲げるスローライフ・ジャパン(川島正英理事長)が設立された。
 
[[環境問題]]への関心の高さもあって、スローフード、スローライフ、ロハスなどの言葉が広く使われるようになった。
 
===団体===
NPO法人日本スローライフ協会(2004年9月内閣府認証、本部東京都中央区、西崎統理事長)は、伊豆諸島の[[八丈島]]で自給自足できるスローライフ(素朗来富)やスローフード(素糧風土)の実践を{{要出典|date=2012年10月}}広めている。<!---活動してるのか?--->
 
三重県では、NPO法人三重スローライフ協会が発足した。[[松阪農業公園ベルファーム]]に事務局を置き、三重大学名誉教授の大原興太郎が理事長となって、活動している。
 
NPO法人障害者地域作業所・スローライフ - [[神奈川県]][[鎌倉市]]にある障害者の作業所。
 
===背景===
[[1990年]]頃の[[バブル景気]]中に(??)、[[ファストフード]]に代表される大量生産・高速型のライフスタイルや、[[モータリゼーション]]の進展による[[都市]]の[[郊外化]]が進んで行った。これに伴い、全国各地には郊外型[[ショッピングセンター]]や[[ロードサイドショップ]]が急増し、中心市街地の空洞化([[ドーナツ化現象]])や[[スプロール現象]]が進行している。その結果、地方都市が画一的な様相を呈する傾向にある。これに対して、[[有機農産物]]や地元産の農産物が奨励されたり([[地産地消]]運動)、沈着型でゆっくりした生活様式を唱える動きが出たりするようになった。
 
これを[[まちづくり]]に応用した思想は、「[[ニューアーバニズム]]」とも言われている。
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* [http://www.slowlife-japan.jp/ NPO法人スローライフ・ジャパン]
 
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[[Category:社会運動]]
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[[Category:サブカルチャー]]
[[Category:コミュニティ]]
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