「タケミナカタ」の版間の差分

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明治の初め頃まで、諏訪上社には{{読み仮名|'''大祝'''|おおほうり}}という職位があり、これをつとめる諏訪氏氏身の者(主に童男)は諏訪明神(タケミナカタ)の身代わり、すなわち[[神体]]ないし[[現人神|生き神]]として信仰の対象であった。
 
伝承によると、諏訪明神が8歳の童男に自分の装束を着せて、自分の「'''御正体'''」として定めたことにより大祝職が成立した。このことから大祝は代々、{{読み仮名|'''御衣着祝'''|みそぎほうり}}とも呼ばれ、「神」という姓を名乗り、即位式を行い職を相次いできた<ref> 諏訪市史編纂委員会 編『諏訪市史 上巻 (原始・古代・中世)』1995年、717頁。</ref>。
 
『信重解状』では、天降った後の諏訪明神のあり方としてこの伝承が語られているが、時代も初代大祝の名前が書かれていない。