「吃音症」の版間の差分

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'''吃音症'''(きつおんしょう、{{lang-en-short|stammering}})とは、言葉が円滑に話せない疾病、または障害である。「発語時に言葉が連続して発せられる」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く」などの症状を示す
そのため、言いたい言葉に詰まった(出てこなくなった)際は、「あのー」や「えー」を言って言葉を出やすくしたり(医学的には「挿入」と言う)、別の言葉に言い換えたり(「言い換え」と言う)等、常に工夫して吃音者は話す。「挿入」して言葉を出そうとしても出ないことは少なくない。また、「言い換え」をするには別の表現に変える必要があり、高い語彙力が必要である。それゆえ、頭のいい吃音者が多い。<ref name=NHS>{{Cite web|publisher=国民保健サービス |title=Stammering |url=http://www.nhs.uk/conditions/stammering/Pages/Introduction.aspx |accessdate=2016-02-20 }}</ref>。[[世界保健機関|WHO(世界保健機関)]]の疾病分類''[[ICD-10]]''<!--([[国連]][[世界保健機関]])の[[疾病及び関連保健問題の国際統計分類]] (ICD-10) -->では、吃音症であり<ref>{{Cite |publisher=WHO |title=ICD-10 - F98.5 Stuttering <nowiki>[stammering]</nowiki> |url=http://apps.who.int/classifications/icd10/browse/2015/en#/F98.5}}</ref>、[[アメリカ精神医学会|米国精神医学会]]の以前の''DSM-IV''では吃音症、2013年の''DSM-5''(『[[精神障害の診断と統計マニュアル]]』第5版)では '''小児期発症流暢症'''/'''小児期発症流暢障害'''('''吃音''')と、症と障害が併記され、英語表記で、Childhood‒Onset Fluency Disorder (Stuttering) の診断名である。非流暢発話状態のひとつ<ref>坂田善政、氏平明、餅田亜希子 ほか、[https://doi.org/10.24467/onseikenkyu.17.2_72 日本語における吃的非流暢性の特徴 : 幼児の発話サンプルによる検討(<特集>言語障害(吃音と構音障害)の様相と分析)] 音声研究 2013年 17巻 2号 p.72-82, {{doi|10.24467/onseikenkyu.17.2_72}}</ref><ref name=doi.00001201>苅安誠、外山稔、松平登志正、[https://doi.org/10.20558/00001201 コミュニケーション障害の疫学 : 音声言語・聴覚障害の有病率と障害児者数の推定] 京都学園大学健康医療学部紀要 2016年 1号 p.1-12, {{doi|10.20558/00001201}}</ref>。
 
日本国内においては'''吃音'''、'''どもり'''とも言われているが、特に近年「どもり」は[[差別用語]]や[[放送禁止用語]]とみなされており<ref name=mf.1411201298 />、公の場で使われなくなってきている。