「リドカイン」の版間の差分

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0.5[[パーセント|%]],1%.2%のリドカイン製剤が市販されている。表面麻酔、浸潤麻酔、伝達麻酔、脊椎麻酔、硬膜外麻酔に用いられる。
;副作用
:過用量に注意する必要があり、200 [[ミリグラム|mg]]以上使ってはならない。[[痙攣]]が起こる危険がある。足りない場合は、すぐに全身麻酔に切り替える必要がある。痙攣が起こった場合は、[[ジアゼパム]]を投与する。また、抗不整脈薬としても使用されることからも明らかなように、リドカインは心筋へ影響を与える。この結果、[[徐脈]]や[[ショック#心原性ショック|心原性ショック]]に陥る場合もある。心原性ショックに陥った場合は[[ドパミン]]などの昇圧剤の使用を行い救命を目指す。ただし、もしも心停止にまで至った場合は、さらに[[心臓マッサージ]]なども必要となる。
;禁忌
:アドレナリン入りキシロカインは、[[指]]、[[趾]]、[[陰茎]]の麻酔には用いてはならない。血管が収縮しすぎて、壊死する危険がある。